チワワの小太郎
 
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●チワワの小太郎★丸太の森と足柄峠でぐったり [2004年06月04日(金)]

今日は父が休みだったので、小太郎を連れて出かけることに。すごくいい天気。おでかけ日和だぁ。

南足柄市の郷土資料館で「丹沢周辺のオオカミたち」という特別展をやっていて、それを見たかったので、「丸太の森」に行くことにした。郷土資料館は「丸太の森」の中にあるのだ。地元だけど「丸太の森」に行くのは子どものとき以来。キャンプ場とか、アスレチックとかがある。

電車、バスで行くにはちょっと遠くて、上り坂も歩くのでちょっとしたハイキングになってしまう。ハイキングしたい人にはいいんだけどね。

「丸太の森」は入場料が大人400円。郷土資料館は無料なので、資料館だけ見たい人は無料で入れる。犬が入れるかどうかは特に断りがないのだけど、入り口では「犬はひもを放さないでください」と言われたから、入れるけど放し飼いはだめ、ってことらしい。資料館は犬はダメだと思われたので、父と交代で入った。

オオカミの展示は、絶滅したとされるニホンオオカミに関するもの。トキとかタンチョウとか、絶滅の危機に瀕しているとか絶滅したとされてる動物に興味がある。そういえば、メダカとかスズメ(最近あまり見ない)も絶滅しそうだと聞くとなんだか急に愛おしくなるから不思議。ニホンオオカミなんて、絶滅したと “されてる”っていうところが神秘的なのだ。未だに目撃情報があるらしいし。ツチノコみたい。

直良信夫さんという方の研究資料と共に、ニホンオオカミの毛皮とか、頭蓋骨なんかが展示されていて、面白かった。ニホンオオカミは信仰の対象とされていて、お札に描かれたり狛犬になったりしているものも。骨も呪いや厄よけなどに使われたらしい。オオカミとしては小型の部類らしいけれど、毛皮をみるとボーダーコリーくらいある。シベリアとかのオオカミはもっと大型らしい。おっかない。

「丸太の森」は思ったよりもずっと広くて、ちょっとしたハイキングもできる。けっこう歩いたと思ったのに、地図でみたらほとんど入り口付近をうろうろしていただけだった。郷土資料館やキャンプ場の他に、古民家、野外ステージ、昔の小学校の建物(旧福沢小学校)、植物園などもある(photo album) 。犬と一緒にキャンプして敷地内を散歩して回るのも楽しそうだ。小太郎は広大な敷地を歩き回るのはちょっと無理そうだけど、大きい犬ならいい運動になるかも。(photo album)

「丸太の森」を後にして、足柄峠に向かう。富士山がよく見えるスポットなのだ。足柄峠は小・中・高校の遠足コース。懐かしい。遠足では歩いて登るけど、今日は車でびゅーっ。速い。山頂(?)は原っぱみたいになっていて、遠足ではここでみんなでお弁当を食べる。今日はハイキングの人たちが何組かいて、ちょうどお昼時だったのでそれぞれにベンチなどでお弁当を食べていた。

天気がいいので富士山はくっきりはっきり見えた。例年になく雪どけが早い気がする。なんだか全体に茶色い富士山だった。山頂から半分くらいまで雪をかぶって白い方がいかにも富士山という気がする。(photo album)

それにしても、絶景。足柄平野が見渡せる。しかし小太郎は無関心。っていうか犬は視力が弱いらしいので、絶景なんて見えないのかもしれない。それでも、富士山をバックに写真を撮ってしまう私は親ばかなのだった。(photo album)

今日は日差しは強いけれど、風は涼しくて気持ちいい。絶景を眺めながらしばし休憩。小太郎も山道を登ってちょっとお疲れ気味。それでも草むらをぴょこぴょこ走っていた。(photo album)

暑かったし、たくさん歩いたので、小太郎は帰りの車の中ではかなりぐったりしていたけれど、山道で揺れるので熟睡できず、家に帰ってきたらもう、まん丸くなって爆睡。でもお客さんに吠えることだけは忘れないのだった。吠えなくていいのに。

足柄森林公園丸太の森

南足柄市役所

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