□□□□□□□□□□□  茜色通信 Vol.0117   □□□□□□□□□□□ 2011/07/25 Mon.---Since2000/01/26  前号の発行部数120 =>>登録・解除・変更・バックナンバーはこちらから http://akaneiro.com/common/f/akaneiro.htm  「茜色通信」の読者登録をしていただきありがとうございます。  私のサイトの更新情報と日記(日々のほのぼの)のダイジェスト版を  お届けします。    相変わらず記事が古くてすみません。最新の記事はサイトのほうで更  新しています。よろしければご覧ください。  ■日々のほのぼの   http://blog.akaneiro.com/  大震災、原発事故の影響がまだまだ続いていて、世の中がなかなか落  ち着きません。私の体調はそれなりによい方向に向かっていて、薬も  一応、順調に減っていますがほんとうに少しずつ。まだまだ余震が続  いているので、心配は尽きません。早く安心して暮らせる世の中にな  って欲しいものです。    Google+を始めました。Facebookより使いやすくて居心地がいいです。 http://gplus.to/norikov ────────────────────────────────────  ◎毎日更新中! チワワの小太郎のこと、デジモノのこと、本のことetc... 「へにょへにょ日記」 http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ◎気まぐれ写真ブログ「さぼてん日記。」 http://ameblo.jp/fuwafura/ ◎クラフト・ラッピング素材「いちごのしっぽ」 http://sippostore.com/ ◎茜音-AKANE- Facebookページ http://www.facebook.com/akaneiro ◎Twitter(日々のつぶやき) http://twitter.com/noriko_v ◎Twitter(ブログなどの更新情報信) http://twitter.com/henyo2 ──────────────────────────────────── ━━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽天トラベル 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夜に活動的になって大暴れして遊んでいます。昼間の暑いときに動き回られて も困るけれど、夜に元気すぎるのも困りものです。 ■へにょへにょ日記■(小太郎の日常はこちら) http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             ◆ 今日のほのぼの ◆ ──────────────────────────────────── こちらに掲載している記事は『日々のほのぼの』ダイジェスト版です。 『日々のほのぼの』はこちら http://blog.akaneiro.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お客様目線の接客◆『「満足」を「感動」に変えるサービス・マインド』                              [2010/09/03] ──────────────────────────────────── 『「満足」を「感動」に変えるサービス・マインド』 此花 あかり/著・イラスト、柿原 まゆみ・林田 正光/監修 (CSホスピタリティコミック/PHP研究所) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569779271/akane-22/ ──────────────────────────────────── Twitterでお知り合いになった此花あかり先生の本。ご本人からお聞きしたい ろんな裏話も面白かったのだけど、この本の内容が素直にとてもよかった。ビ ジネス書なんだけど、ストーリーマンガとして面白い。ぜひ、第二弾も作って 欲しいなぁ。 監修は元ザ・リッツ・カールトン大阪営業統括支配人の林田正光さん。ホテル 時代に培ったホスピタリティにもとづく接客術などに関する著作が多い方だそ う。 私はなぜかビジネス書が好きで、そういう職業ではない割にはよく読んでいる ほうだと思う。お客様へのサービスの仕方については、この本の中のそれぞれ のエピソードで「前にどこかで読んだな…」と思うようなことが多かったのだ けど、結局、お客様の立場に立ったサービスをしようと思うと、そうなるよね、 と。 それよりも興味深かったのは、社内での「クレド作り」。クレド(credo)っ て馴染みがない言葉なのだけど、「信条とも哲学とも訳されるラテン語」で 「従業員一人ひとりが同じ価値観で目標を持って業務を遂行していくための、 行動指針」だそう。要するに、職場全体での共通認識を持つための具体的な言 葉(目標)、ってことのよう。 ひとりで頑張っても職場の雰囲気って変わらなくて、みんなでやっていかなけ ればいけないのだけど、なかなかうまくいかない。まずは社内での共通認識を 持つことで、会社(お店)全体の雰囲気が変わってゆくのではないかと思う。 そのための、意識改革、それぞれの役割、協力体制、意思疎通(コミュニケー ション)などがスムーズにゆくようにするにはどうしたらいいのか、主人公た ちが悩みながら、壁にぶつかりながら、試行錯誤してゆく過程が共感を持てた し、面白かった。 思いだしたのは、某大企業の話。入社試験では、その会社の創業者の本を読ん だかどうか、その感想のレポートかなにかを提出したりするんだったかな、と にかく、その創業者の理念をきちんと理解しているか、共感しているかという 点が重要らしい、と聞いたことがある。そのことを話してくれた方は批判的で、 そんなこと能力に関係がないじゃない、という感じだったのだけど、私はなる ほど、と思ったのだった。 いくら能力があっても、会社の理念に沿った行動をとってくれる人間でなけれ ば、会社の利益は上がらない。それまでの会社の方針と違う行動を取られてし まったら、取引先やお客さんの信頼を裏切ってしまう可能性だってある。おそ らく、会社としては多少能力が劣っても、会社の理念に深く共感している人間 のほうが将来的に会社のためになる働きをしてくれる、という思惑だろう。で、 どれくらい会社の理念を理解しているかということを計るのに、創業者の本を 読んでいるかどうか(それに共感しているかどうか)、という基準はしごく妥 当に思える。 受験する方は、たくさんの会社を受けるのだろうからいちいち本など読んでい られないのかもしれないけれど、採用する会社の側としては少しでも会社の利 益になる人材が欲しいわけだから、本を読んでいない人よりは読んでいる人を 取りたいに決まっているのだ。そうすれば、入社後の研修もスムーズだろう。 会社の理念、社風のようなものを理解して入ってきた社員なら、思っていたの と違った、と辞める確率も低くなる。会社全体の目標もわかっているわけだか ら、自分のやっている仕事が大きな目で見てどういうことをめざしているのか、 社会にどういう貢献をしているのか、ということがわかる。わかれば、小さな 仕事でも大きな志でこなすことがきそうな気がする。 そういう会社はきっと、いい会社だろう、と勝手に想像したのだった。(違う かもしれないけど…) 職場での意識の共有っていうのは大事。いろんな考えの人がいていいけれど、 目標とする到達点が見えているのといないのとでは全然違う。それぞれ違った 方法でいいけれど、最終的に目指すゴールが決まっていれば、全体のまとまり ができるのではないかな。 お客さんへのサービスという点では、買わないお客様にも親切に、という点に 共感。私が昔働いていた書店はチェーン店だったので、あまり郷土に関する本 は置いてなかった。なので、そういう本を探しているお客様には普通に、「あ のお店にはあると思いますよ」と地元密着型の、近くの書店を紹介していた。 … が、そうでない店もあるらしい、と最近知った。ライバル店にお客を紹介 するなんて、ということらしいのだけど、私にしてみたらそっちのがびっくり。 普通のお客さんの利益を考えたら紹介するでしょう、と思っていたんだけど。 他店を紹介しても、そのお客さんは店員の対応を覚えていて、そのサービスが よいと思えばまた戻って来る。お客さんの側からしたら当たり前で、私がお客 さんだったらしてもらいたい、と思うことをしてあげる。そうすれば、あの店 なら信頼できる、とまた来てくれる。友人にも家族にも、その店を勧めてくれ るかもしれない。 たとえば、お子さんとか、今の時点でお客さんではない方にも親切に対応すれ ば、きっとそれはお店に返ってくる。劇団四季は無料で子どものための観劇会 などを開いているけれど、あれは社会貢献という意味合いと同時に、未来のお 客様候補への先行投資だと思う。子どもの頃に見たミュージカルを大人になっ て家族で見に来てくれれば、それなりに元が取れるだろう(その前に両親を連 れて再び観に来てくれるかもしれないし)。顧客の裾野を広げるという意味で は企業利益になる活動だと思う。 NHK大河ドラマ「龍馬伝」の中で、岩崎弥太郎が材木を売ろうとするのだけど、 いくら安くしても売れなかったのに、材木を買ってくれれば家の補修をタダで 請け負うと言ったらたちまち売れてしまった、というエピソードがあった。お 客がモノを買うときに、オマケで欲しいものは、お金ではなく、心なのだと。 そういえば、この本のタイトル「サービス・マインド」の「マインド」も「精 神」「心」という意味。やはり心が大切なのだな。 ■『「満足」を「感動」に変えるサービス・マインド』公式サイト 「ホスピタリティの広場」(立ち読みコーナーあり) http://servicemind.typepad.jp/ ■此花あかりWEB http://konohana.typepad.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●最前列で石丸トート◆ミュージカル『エリザベート』 [2010/09/13] ──────────────────────────────────── 東宝ミュージカル『エリザベート』 2010年8月9日〜10月30日 帝国劇場 脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ 音楽/シルヴェスター・リーヴァイ 演出・訳詞/小池修一郎 出演/朝海ひかる(ダブルキャスト・瀬奈じゅん)、 石丸幹二(トリプルキャスト・山口祐一郎、城田優)、高嶋政宏、石川禅、村 井国夫、杜けあき(ダブルキャスト・寿ひずる)、伊礼彼方(トリプルキャス ト・浦井健治、田代万里生)岸祐二、春風ひとみ(ダブルキャスト・阿知波悟 美)、伊東弘美、小笠原みち子、河合篤子、広瀬彰勇、治田敦、阿部裕ほか ──────────────────────────────────── 最前列、どまんなかでの観劇。人気のこの演目でこの席が取れるって、奇跡に 近い。トートは石丸幹二さん。歌が上手いので安心して観ていられる。 エリザベートは朝海ひかるさん。見た目がとても美しい。歌は、前回観たとき のほうがよかった気がする。調子が悪かったのかもしれない。 しかし、朝海エリザも瀬奈じゅんエリザも一路真輝エリザほどのインパクトは ないのが残念。一路エリザがもう一度観たいなぁ。 ■ドーナツ・プラントのドーナツ!(へにょへにょ日記) http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/diary/201009140000/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●装幀が好き◆『乙女の密告』 [2010/09/27] ──────────────────────────────────── 『乙女の密告』赤染 晶子/著(新潮社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103276614/akane-22/ ──────────────────────────────────── この本で一番気に入っているのは実は装丁だったりする。ハードカバー本の楽 しみは装丁なり。 芥川賞受賞で、雑誌「文藝春秋」に全文掲載されたのだけど、単行本のほうを 買った。 本文のレイアウトも、余白を多くとってあって贅沢。こういうのが紙の本のい いところ。電子書籍でもページデザインは再現できるけど、余白部分の紙の質 感は液晶画面からは伝わらないのだ。貧乏性なので、白い部分の多い本は割高 な気はしてしまうのだけども、内容にあっていて絶妙なレイアウトだと恐れ入 りました、という気分。 肝心の内容について。全体的には青春小説のような印象。ああ、若いな、と。 でもやたらとキラキラしていないし、むしろ渋い。だから読みやすかったし拒 否反応もなかった。乙女チックでロリロリしているわけでもない。描写はリア ルなんだけど、どこか嘘っぽい。 登場人物たちの外見の描写がほとんどないからかもしれない。「乙女」な物語 といえば、美少女と平凡な女の子の対比があるものだけど(大抵平凡な主人公 が美形の先輩に憧れたりする)、この小説はタイトルに堂々と「乙女」を掲げ ているにもかかわらず、「美少女」は出てこない。そこが新鮮なのかも。ひた すら内面に関する問い。だからすんなり読めてしまったのかもしれない。逆に 「心の乙女」に嫌悪感がある人はちょっと引いてしまうのかもなぁ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●石丸×瀨名、安定コンビ◆ミュージカル『エリザベート』 [2010/10/26] ──────────────────────────────────── 東宝ミュージカル『エリザベート』 2010年8月9日〜10月30日 帝国劇場  脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ 音楽/シルヴェスター・リーヴァイ 演 出・訳詞/小池修一郎 出演/瀬奈じゅん(ダブルキャスト・朝海ひかる)、 石丸幹二(トリプルキャスト・山口祐一郎、城田優)、高嶋政宏、石川禅、村 井国夫、寿ひずる(ダブルキャスト・杜けあき)、浦井健治(トリプルキャス ト・田代万里生、伊礼彼方)岸祐二、阿知波悟美(ダブルキャスト・春風ひと み)、伊東弘美、小笠原みち子、河合篤子、広瀬彰勇、治田敦、阿部裕ほか ──────────────────────────────────── 今公演3回目の観劇。トートとエリザベートは石丸、瀬奈コンビ。いまのキャ ストだと安定して観られる組み合わせかも。石丸幹二トートのCDが出ないかな と期待。 城田トートだけ観ていないのだけど、なかなか評判が良さそうで、一度観てみ たかった。 ところで、今の、棺桶から出てきて棺桶に戻るという演出があんまり好きでは ない。初演の頃の演出がよかったのだけど、再演のたびに少しずつ変わってゆ くのも生で観る演劇のいいところなのかもしれない。今後もどう変わっていく のか楽しみ。 ■帝国劇場とぶらっと丸の内。(へにょへにょ日記) http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/diary/201010270000/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●宗教と戦争と愛◆『オクシタニア』 [2010/11/06] ──────────────────────────────────── 『オクシタニア』佐藤 賢一/著(集英社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087753077/akane-22/ ──────────────────────────────────── 佐藤賢一さんの本は大抵一気読みしてしまうのだけど、この本はものすごく時 間がかかってしまった。読み始めてから一年くらい経ってるかも。ハードカ バーで二段組みでボリューム満点。主要な登場人物は三人なのだけど、時間や 場所が飛ぶので最初はちょっとこんがらがってしまった。史実をもとにしてい るようだけど、まったく前知識がなかったので余計に。 しかしかなりダイナミックながら意外にシンプルな筋書きで、途中で数ヶ月間 読むのをやめていても、大まかなストーリーは追えた。宗教を介した愛のもの がたり。夫婦であった二人がそれぞれ対立する集団に属し、出会い、別れ、愛 しながらも拒絶したり、最後はどうなるのかとハラハラしてしまった。 異端カタリ派や、アルビジョア十字軍などの歴史に詳しい人にはより楽しめる と思う。宗教というものは、人を救うもののはずなのに、それが原因で争いが 起こり、人々が苦しみ、大きな犠牲が出る。その矛盾はいったいなんなのだろ うといつも思う。信仰にはまりこんでいる人にはそれが矛盾ではないのだろう な。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● 幸せな孤独死の仕方◆『しがみつかない死に方』[2010/11/06] ──────────────────────────────────── 『しがみつかない死に方 孤独死時代を豊かに生きるヒント』 香山 リカ/著(角川oneテーマ21/角川書店|角川グループパブリッシング) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047102369/akane-22/ ──────────────────────────────────── 精神科医、香山リカさんの「しがみつかない生き方」の続編。理想的な死に方 とはどんなものか。考えさせられる内容。 孤独死しないため、というよりも、孤独死した場合に、いかに早く周囲に気付 いてもらうか、遺品の整理、葬儀の仕方、遺言の書き方など「死」にあたって 準備しておかなければならないものについて詳しく書かれていて、実用的。 孤独死は必ずしも不幸なものではない。それまでにその人らしい「生」を謳歌 できたのなら死に際に孤独だったとしてもその人の人生すべてを否定する理由 にはならない。この本には、楽しく生きて、悔いのないように死にましょうと いう前向き(?)なメッセージが込められている。 家族が一緒にいるからといって、幸せとも限らないし、活き活きとその人らし い人生を送れたなら、たとえ最後に孤独だったとしてもいいじゃない、って気 になった。ただし、本人の意にそぐわない扱いをされないように、周りにいら ぬ迷惑をかけないように、そろそろかな、と思ったら「死んだとき」のための 準備も万端にしておくに越したことはないようだ。そうは言っても、死んじゃ ったらあとはもうどうでもいいような気もするけども。 ──────────────────────────────────── 『しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール』 香山 リカ/著(幻冬舎) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981324/akane-22/ ──────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ひと味ちがったTwitter本◆『ゆるく、自由に、そして有意義に──ストレ スフリー・ツイッター術』 [2010/11/13] ──────────────────────────────────── 『ゆるく、自由に、そして有意義に──ストレスフリー・ツイッター術』 渡辺由佳里/著(朝日出版社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255005532/akane-22/ ──────────────────────────────────── 著者はアメリカ在住でご主人はソーシャルメディア・マーケティングとPRの専 門家でベストセラー本も出している方なんだそう。ご自身は「ローテク」とい うことで、いままで読んだTwitter本とはちょっと違う視点から書かれていて 面白かった。 Twitterの(技術的な)使い方も多少書かれているけれども、主に、著者が Twitterを使ってみて感じたこと、人間関係の構築の仕方、トラブル回避のコ ツのようなものについて書かれた本。 特に興味深かったのは、日本人ならではのTwitter感、そしてコミュニケー ションにおける男女差、Twitter疲れなどについて書かれた第5章。「ある、 ある」と深くうなずくこと多し。 Twitterに限らず、SNSなどのソーシャルメディア全般に言えることだけど、単 なる道具(ツール)であって、そこでのコミュニケーションや、そこで起こる ことについてあまりにも深く入り込みすぎてしまい、日常生活に支障を来した り精神の安寧がはかれないようになってしまうような使い方は好ましくない。 ではそうならないようにするにはどうしたらいいか。この本のタイトルのよう に、「ゆるく、自由に、そして有意義に」使うのが一番。それができないのだ ったら、「使わない」という選択肢もあり。 「とっても便利だからみんな使うべきだ」って押しつけるような本が多いけれ ど、向かないと思ったら使わなくてもいいんじゃない? って思う。 私の友人たちも、Twitterを使っているのはごく一部。使っていない人のほう が圧倒的に多いのだ。たしかに、いままでだったら絶対に知りあえないような 人たちとTwitterで知りあってやりとりができるというのは貴重な経験なのだ けど、そこだけの関係を過大評価してしまうと、Twitterをやっていない大多 数の人たちとのリアルな繋がりが希薄になってしまうのではないかという気も する。どちらもほどほどに、バランス良く使いこなせる人が、「達人」なのか もしれない。 ──────────────────────────────────── (茜音「日々のほのぼの」 http://blog.akaneiro.com/ より) ・・・・・・─・─・─・──・──・──→この続きも日々更新中です。 日記ブログ「へにょへにょ日記」は毎日更新中。。。 http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ──────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             ◆ サイト更新情報 ◆              ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃茜音 【ギャラリーと日記】 ┃ http://akaneiro.com/ ┃----------------------------------------------------------------------  (2011/06/30) トップページのカレンダー更新しました。7月はネジバナで         す。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ぱんだ雑貨店 【壁紙とWEB素材】 ┃ http://sozai.akaneiro.com/ ┃----------------------------------------------------------------------  (2011/05/01) [壁紙-花・植物]サクラ、ナズナ、レンゲなど10点追加しま         した。  (2011/05/30) [壁紙-花・植物]シロツメ草、シャスタデイジー、モッコウ         バラ、コデマリなど12点追加しました。  (2011/06/30) [壁紙-花・植物]アジサイ、ネジバナなど12点追加しました。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  発行■そふえのりこ(祖父江典子)     【茜音-AKANE-】     メールフォーム     Twitter(@noriko_v)     Twitter(@henyo2)  「茜色通信」Web site■登録・解除・変更・バックナンバーはこちらから      ■「茜色通信」は、以下のシステムを利用して無料で配信しています。  まぐまぐ  マガジンID:0000023568  melma!  マガジンID:m00073386  めろんぱん  マガジンID:004615  Copyright(C) 2003-2011 Sofue Noriko  発行者の許可なく転載することを禁じます。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛