□□□□□□□□□□□  茜色通信 Vol.0112   □□□□□□□□□□□ 2010/04/21 Wed.---Since2000/01/26  前号の発行部数138 =>>登録・解除・変更・バックナンバーはこちらから http://akaneiro.com/common/f/akaneiro.htm  「茜色通信」の読者登録をしていただきありがとうございます。  私のサイトの更新情報と日記(日々のほのぼの)のダイジェスト版を  お届けします。                  ◇ ◇ ◇  ご無沙汰しています。約半年ぶりの発行になってしまいました。気がつけ ば春。本が読めない状況が続いています。読めないのに買ってしまうので溜 まる一方。ぼちぼち消化していくしかないですね。2月にグループ展「怪作 展」があり、バタバタとしているうちに冬が終わってしまいました。サイト のリニューアルもしたいのですがなかなか進みません。こちらもマイペース で作業中です。 ────────────────────────────────────  ◎毎日更新中! チワワの小太郎のこと、デジモノのこと、本のことetc... 「へにょへにょ日記」 http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ◎本のブログ「てくまくぶっく」 ---最近読んだ本・買った本・気になる本--- http://chokora.livedoor.biz/ ◎気まぐれ写真ブログ「さぼてん日記。」 http://ameblo.jp/fuwafura/ ◎クラフト・ラッピング素材「いちごのしっぽ」 http://sippostore.com/ ──────────────────────────────────── ━━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽天トラベル http://hb.afl.rakuten.co.jp/hsc/0a708f00.8fbf7e57.0a708f01.fc30a6d7/ 家族旅行も出張もペットホテルもみ〜んなおまかせ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ _/Contents_/ ──────────────────────────────────── ■チワワの小太郎 チワワ星通信 -- 今日のほのぼの -- ●何度も見たい◆『ライオンキング』劇団四季 [2009/05/21(木)] ●ワーク・ライフ・バランス◆『部下を定時に帰す仕事術』 [2009/05/24(日)] ●健康の基本は食◆『日本だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか』                            [2009/06/05(金)] ●タイプ別対処法◆『わからず屋さんの取扱説明書』 [2009/06/09(火)] ●紛争地域の複雑な事情◆『コーカサス国際関係の十字路』 [2009/06/10(水)] ●損して得取れ◆『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い』                            [2009/06/11(木)] --サイト更新情報-- ★茜音 【ギャラリーと日記】 ★ぱんだ雑貨店 【壁紙とWEB素材】 ──────────────────────────────────── ※記事中の書名の下にあるURLは、「日々のほのぼの」の該当ページのURLです。  該当ページにはAmazonの詳細ページへのリンクがあります。Amazonの詳細ペ  ージではその本の値段、サイズ、出版年、書評などを見られます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            **◆*◆* チワワの小太郎 チワワ星通信 *◆*◆**       ──────────────────────────────────── 2月は5種混合ワクチン、4月には狂犬病ワクチンの注射があり、試練の時。 といっても苦手なのは病院。注射自体は全然平気な小太郎です。獣医さんが ちょっと痛いよ、と言っても平然としています。痛くないか、痛さよりも病院 の恐怖のほうが上回っているのか…。ともかく、今年も無事に注射の季節が終 わりました。 ■へにょへにょ日記■(小太郎の日常はこちら) http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             ◆ 今日のほのぼの ◆ ──────────────────────────────────── (日記もどき『日々のほのぼの』ダイジェスト版) 『日々のほのぼの』はこちら http://akaneiro.com/akane/f/honobono.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●何度も見たい◆『ライオンキング』劇団四季 [2009/05/21(木)] ──────────────────────────────────── 『ライオンキング』 劇団四季 四季劇場秋 作曲:エルトン・ジョン 作詞:ティム・ライス オリジナル演出:ジュリー・テイモア 出演:鄭雅美、 早川正、明戸信吾、栗原英夫、間聖次朗、川島想妃愛、高島田薫、太田浩人、 遠藤剛、黒川輝、福島武臣、田中彰孝、田村圭、西村麗子ほか ──────────────────────────────────── 母と観劇。前から2列目のセンター。ど迫力。「ライオンキング」は舞台から 離れた席だと化粧やコスチュームで役者さんの表情が見えないのだけど、今回 は役者さんの表情まではっきり見えてよかった。 装置やコスチュームの細部もよく見えた。やっぱり前のほうがいい。田中彰孝 さんのシンバは2回目。みずみずしくて素敵。 演出は、相変わらず大部分はいいのだけど、ときどきおかしなところが…。そ ういうものも含めて「ライオンキング」なんだけど。メスライオンたちが泣く シーンはシリアスなシーンなのに何度見ても笑ってしまう。私だけじゃなくて、 後ろの席の女性たちも思わず吹き出していた。 若い2人(2頭?)が愛を育むシーンも、当人たちの周りで数組の半裸(とい うか肌色の全身タイツ)の男女がめくるめく愛のダンスをくんずほぐれつ絡み 合って踊っている。生身の人間がやると生臭〜い感じがしてしまう。日本人だ から? しかし、エルトン・ジョンの音楽は好きなので、何度見ても楽しめる。そのう ちまた行こうと思った。 『ライオンキング』 http://www.shiki.gr.jp/applause/lionking/ 劇団四季 http://www.shiki.gr.jp/ ──────────────────────────────────── 『ライオン・キング ミュージカル』(エイベックス・トラックス) 演奏/劇団四季ミュージカル・オーケストラ ISBN:4988064120055 / ASIN:B00003IQK1 http://akaneiro.com/cgi-bin/honobono/diary.cgi?no=242 ──────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ワーク・ライフ・バランス◆『部下を定時に帰す仕事術』 [2009/05/24(日)] ──────────────────────────────────── 『部下を定時に帰す仕事術 -「最短距離」で「成果」を出すリーダーの知恵-』 佐々木 常夫/著(WAVE出版) ISBN:9784872903997 / ASIN:4872903994 http://akaneiro.com/cgi-bin/honobono/diary.cgi?no=236 ──────────────────────────────────── 家庭の事情で残業をしないスタイルを取ってきて、社長にまでなった著者によ る効率的な仕事術が紹介されている。 会議を短くする方法、上司と短時間でコミュニケーションを取る方法など参考 になることもいっぱい。しかし、たぶん著者はコミュニケーション能力が人よ り高いと思う。なので、この本の通りにやろうと思ってもうまくいかない人の ほうが多いのかもしれないと思った。もちろん、参考になる部分は多いので仕 事の効率アップには役に立つと思う。 時間を守るとか、礼儀正しく、名刺は切らさず、など基本的なことが大事。と にかく効率アップで、仕事はさっさと片付けて、残った時間は家庭に。 仕事の効率アップは、あまりにばっさばっさとやられると余裕がなくて困るか も、とちょっと思ったが、早く帰って家族と共に過ごす時間を作るというのは 大賛成。 以前読んだ「経産省」の山田正人さんの話題が出てきてびっくり。「経産省〜 」には父親である山田さんが育休を取って子育てをした経験が綴られていた。 子育てと、効率的な仕事術、繋がりがないと思っていたけれど、そうか、この 二冊はワーク・ライフ・バランスの本なのだ。家庭と仕事の両立ということで はどちらも同じ分野なのだった。自分の読書傾向というものはやっぱりどこか 繋がっているものだ。 著者は「子育てという大事業を経験した女性のスキルを活用しよう」と言って いる。これにも大賛成。「子育てにはすぐれたリスク管理能力とタイムマネジ メント能力が欠かせない」のだそう。たしかに。育児休暇を取った女性の評価 を下げるなどもってのほかで、むしろ上げるべき、という意見にも大賛成だ。 しかし、こういう評価ができるのは実際に子育てを経験したからこそ。世の男 性陣にはまだまだ理解不能だろう。もっともっと、男性に育児を経験させなけ れば、育児経験のある女性の評価は上がらないだろうなぁと思うのだった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●健康の基本は食◆『日本だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか』                            [2009/06/05(金)] ──────────────────────────────────── 『日本だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか          -消化器外科の権威がすすめる驚異の栄養・代謝療法』 済陽 高穂/著(主婦と生活社) ISBN:9784391134278 / ASIN:4391134276 http://akaneiro.com/cgi-bin/honobono/diary.cgi?no=237 ──────────────────────────────────── 健康関係、がん関係の本をいろいろ読んでみて(と言っても、出版されている もののごくごく一部だけど)、体に一番優しくて、副作用がなく、お金もあま りかからず、すぐに始めることができるのは「食」の改革だと思った。 代替療法の本はトンデモ本と紙一重ではあるのだけど、最近、食べ物でガンを 治す、という本がいくつか出てきているし、「食」でガンが消える、というの はある程度は信用できると思う。 この本は長年ガン治療に携わってきたおそらく「まともな」お医者さん。一部 の「奇跡的」な体験談を挙げるのではなく、きちんと統計的な臨床データを示 して説明してあるところが信用できると思う。内容は、専門的でちょっと難し いところもあったけれど、要するに食事を改善すればガンは治る、治らなくて も小さくなる、ということらしい。 完全に治らなくても、食事の改善で余命が伸びるのだったらそれは本人にとっ て嬉しいことではないかと思う。例えば、人生の最後の3ヶ月を抗がん剤治療 で病院に縛り付けられ副作用に苦しみつつ過ごすよりは、多少不満があっても 食事を改善して自宅で好きなことをしながら過ごす方がよい。少なくとも私の 場合はそうだ。 2人の祖母の死を見てきた。母方の祖母は亡くなる直前まである程度ものを食 べていて、亡くなったときも顔色がとてもよかった。父方の祖母は、亡くなる 前は長期間にわたって食べ物が口から摂取できない状態で、栄養チューブで延 命されていた状態だった。それでも少しでも長く生きて欲しいという家族の願 いが届いたのか、予想以上に長生きしてくれたけれど、やっぱり人は口から食 べ物を摂取してこそ「生いている」ということではないかという疑問が常にあ った。 この本では、ガンになってからの食事についてが主に書かれているけれど、そ のまま、ガンの予防のための食事としても読める。ガン患者でなければ厳密に やらなくてもいいけれど、ある程度この本に書かれたような食事内容にするこ とを心がけることで、ガンは防げるのではないかと思う。 四つ足動物の肉は厳禁。玄米、菜食。水分を多く摂る。乳製品を摂る。などな ど。 人間も動物だと考えれば、チョコレートやお菓子などは不必要なもの。シンプ ルに、生きるために必要なものを最低限に摂っていれば、成人病やガンなどは 防げるような気がする。 医療の現場で多くの患者さんを見てきた著者は、「肉を多く食べる人がガンに なっている」ということを「発見」し、食事によってガンを撃退した患者さん が複数いることに着目。食事とガンの関係を調べたことがきっかけ。 多くの医者は、患者さんを診るのではなく、病気を診ている。だから、治った 患者さんは病院の治療で治り、治らない患者さんは薬が効かなかったのだと思 っているのかも。実は、多くのガン患者は恐らく自己流に代替療法を試してい るはずで、薬の効きがいいのもその療法のおかげかもしれないのだ。 私も多発性筋炎(膠原病)で長く病院に通っているけれど、ある程度体調を維 持できているのは漢方と鍼灸のおかげだと思っている。だけど、大学病院の医 師は、初診のときに自己申告しているのにもかかわらず、東洋医学の治療につ いてはほとんど聞いてこない。ある医師は「漢方は効くというデータがないん ですよ」と否定的。データがないから効かない、ということにはならないと思 うのだが。 つまり、病院の医師というのは、患者さんの病気とその検査データ、という一 部分しか診ていない。患者さんが普段どんな食生活をして、どんな仕事をして、 どんな日常生活を送っているのか、知っている医師はほとんどいないのではな いかと思う。医師にとっての「治療」とは、薬を使って病気を撃退することな のだ。 食事の改善指導などしないから、抗がん剤治療が終わって退院したあとに再発 する患者さんが多いのではないか。そもそも、食事を改善すれば、抗がん剤治 療もいらないのではないかとも思う。 著者は古今東西のさまざまな食餌療法について調べたようで、多くの資料を挙 げて説明されている。以前、読んだことのある星野仁彦医師の星野式ゲルソン 療法についても触れられていた。星野式ゲルソン療法には共感はしたのだけど、 かなり厳密でガンではない人が普段から取り入れるにはちょっと厳しすぎると 感じた。だが、この本ではさまざまな例を挙げながらいろいろな食餌療法の共 通点や違いについて説明されているので、自分なりに応用できる点がよい。 体調が悪い、悪いと言いながらおかしや肉、脂っこいものをたくさん食べてい てはいつまで経っても健康にはなれない。まずは毎日の食生活から改革してみ ようと思う。 ──────────────────────────────────── 『末期がんを克服した医師の抗がん剤拒否のススメ』 星野 仁彦/著(アスコム) ISBN:9784776202806 / ASIN:4776202808 http://akaneiro.com/cgi-bin/honobono/diary.cgi?no=237 ──────────────────────────────────── 『ガンと闘う医師のゲルソン療法      ?自らのガンを克服した精神科医が選んだ究極の栄養療法』 星野 仁彦/著(ビタミン文庫/マキノ出版) ISBN:9784837610960 / ASIN:483761096X http://akaneiro.com/cgi-bin/honobono/diary.cgi?no=237 ──────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●タイプ別対処法◆『わからず屋さんの取扱説明書』 [2009/06/09(火)] ──────────────────────────────────── 『わからず屋さんの取扱説明書』 臼井優樹/著(マイコミ新書/毎日コミュニケーションズ) ISBN:9784839929138 / ASIN:4839929130 http://akaneiro.com/cgi-bin/honobono/diary.cgi?no=238 ──────────────────────────────────── 今はやりのコーチングの考え方をもとにしていると思うのだけど、実例を挙げ て、どういう人が「わからず屋さん」なのか、そしてその対処法がわかりやす く書かれている。その気になればすぐにでも実践可能。 あの人が嫌いとか苦手っていうのは要するに気の持ちよう。相手の行動を変え るのは至難の業だけど、自分の考え方を変えるのは自分次第でどうにでもなる。 重要なのは、「気付く」こと。 本の中で度々出てくるけれど、わからず屋さんとうまくいかない人というのは、 自分もわからず屋さんだったりすることも多いのだ。まずは、自分を変えると ころから始めなければ。 私自身は、人となるべく衝突しないようにしたいし、あの人だけは苦手、とか 腹の底から嫌い、という人は作らないように努力している。誰にでも自然と好 かれるというタイプでもなく、自分の中にわからず屋体質があることは確か。 それを自覚してないとほんとのわからず屋になってしまうのだけど、要所要所 で気をつけるようにして誰とでも円満な関係を築けるようにしたいと思ってい る。なかなかうまくいかないことも多いけれど…。 わからず屋さんにもタイプがあって、感情優先型はイメージ重視、理論優先型 は理屈重視のよう。対処法も異なるので、まずは相手がどういう人なのかを知 ることが大事。敵を後略するには、まず敵を知らなければならないのだ。 そして相手のいいところを見つける。感情優先型は褒められると無条件で喜ぶ が、理論優先型はあまり褒めすぎるとなにかあるのではないかと勘ぐられる。 相手の反応を見て対応を変えなければいけない。 結局は、相手をよく観察して相手の気持ちになってものごとを考えよう、とい う古典的な道徳の授業のようなことなのだけど、対人関係でうまくいかない人 が多くてこういう本がたくさん出版されているっていうことはそういう基本的 なコミュニケーション能力が低い人が多くなっているってことなのかもしれな い。 どんな人でも、いいところは必ずある、という考え方で、まずはその人のこと を好きになることから始めるのが一番。マイナスの部分ばかり見ているとプラ スの部分が見えてこない。まずはプラスの部分を認めて、そこから良好な関係 を築けるといいんじゃないかと思う。 他人は自分の鏡だと言うけれど、確かに、他人の嫌な部分というのは少なから ず自分のコンプレックスと共通していたりして、それに気づいてはっとするこ とがある。あの人の嫌な部分、実は自分の中にもあるじゃんって。同じ事を自 分もしてるよ、ってことも。 むすっとしている人には悩みも相談しにくい。話を全部聞かずに結論を出す人 も信用できない。なるべくいつも笑顔で(笑顔でなくても仏頂面はしないよう に心がけ)、人の話は最後まで聞く。たったこれだけでも、簡単なようで難し いのだ。。。。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●紛争地域の複雑な事情◆『コーカサス国際関係の十字路』 [2009/06/10(水)] ──────────────────────────────────── 『コーカサス国際関係の十字路』廣瀬陽子/著(集英社新書/集英社) ISBN:9784087204520 / ASIN:4087204529 http://akaneiro.com/cgi-bin/honobono/diary.cgi?no=239 ──────────────────────────────────── ニュースで見かけても、あまり身近ではない旧ソ連の国々。紛争が多発してい ても、その理由はよくわからないし、アメリカがどちらかに肩入れしていると か、ロシアがどちらかについているとか、なぜそうなのか、そうだと何が変わ るのか…さっぱり。 本を読んでもわからないかな、と思っていたけれど、この本は読みやすくてわ かりやすい。…とはいえ、読んでるときは「なるほど、ふむふむ」と思ってい ても、読み終わったら…「あれ、それでどうなんだ?」という感じではあるの だけど、ともかく、歴史的にも民族的にも国際的にも複雑で難しい地域なのだ ということはよく分かった。とてもひとことで言い表せるものではなく、豊富 な資源があるが故に各国の利害関係も複雑。 日本人にとっては馴染みが薄い地域ではあるけれど、国際的にはとても重要な 地域だし、それだけに注目され、大国が介入してくる。それだけ、魅力的な地 域でもあるということだろう。 ひとつの紛争にしても、背後には複雑に絡み合った事情があり、どちらが正し く、どちらが間違っていると言えるものではない。すべてを円満に解決するの は至難の業としか思えない。 こういう国のニュースを伝えるキャスターや、テレビに出ているコメンテータ ーは、大まかな情勢を理解しているのだろうか。理解してなければ伝えられな いだろうから、勉強しているんだろうなぁ。この地域のことだけでも理解する のは大変なのに、ニュースになっている話題全般をオールマイティに扱えるキ ャスターというのはすごいと、本の内容とは全然関係無いところに思いを馳せ てしまった。トップクラスのキャスターになれるのは、ほんの一握りの人なん だと、改めて思った。…わたしには無理だ…。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●損して得取れ◆『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い』                            [2009/06/11(木)] ──────────────────────────────────── 『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉』 山田 真哉/著(光文社新書/光文社) ISBN:9784334034375 / ASIN:4334034373 http://akaneiro.com/cgi-bin/honobono/diary.cgi?no=240 ──────────────────────────────────── 前作「食い逃げされてもバイトは雇うな」の続編(というか下巻)。引き続き、 会計と数字についてのあれこれが豊富な例と共に紹介されている。 私は著者の言う「会計人」の気質があるらしく、紹介されている事例でも、そ んなこと前から気付いていたよ…っていうものが多々あった。 なにごとも「費用対効果」「コストパフォーマンス」で考えるのが「会計人」 らしい。高い買い物をしても、それを使う年数で割って一年あたりの価格で考 えたり、それを買うことによって減らせる労力を考えてお得度を計算してしま う。 百円ショップは便利だけど、ものによってはいい物を長く使った方が得だった り、逆に高いものを買ってしまってもったいなくて使えないよりは、百円のも のをがんがん使い倒したほうが得かも、と思ったり。 数学は苦手だけど、数学と会計は別のものらしいから、私も勉強すれば会計士 にはなれるかもしれない。 ともかく、本には事例がたくさん載っているので、もちろん私が知らなかった、 気付かなかったことも多くてとっても参考になった。…それも会計人だからこ そ、かも。普通の人にはどうでもいいことだったりして。 目先の利益に気を取られて将来的な展望に欠けてはならぬのだ。損して得取れ ってこと。ビジネスはお金(会計)だけじゃないよ、って最後に著者も言って いる。大賛成。 ──────────────────────────────────── 『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉』 山田 真哉/著 (光文社新書/光文社) ISBN:9784334034009 / ASIN:4334034004 http://akaneiro.com/cgi-bin/honobono/diary.cgi?no=240 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── (茜音「日々のほのぼの」より) http://akaneiro.com/cgi-bin/honobono/diary.cgi ・・・・・・─・─・─・──・──・──→この続きも日々更新中です。 日記ブログ「へにょへにょ日記」は毎日更新中。。。 http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ──────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             ◆ サイト更新情報 ◆              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