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茜色通信 Vol.0093
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2006/10/27 Fri.---Since2000/01/26
前号の発行部数186
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お届けします。
◇ ◇ ◇
すっかり秋になってしまいました。涼しくて過ごしやすくてよいので
すが、これからどんどん寒くなると思うと気が重いです。チワワの小
太郎にとっては、すでに季節は冬のようです。ホットカーペットの上
から動きません。寒いときはお腹のところに小太郎を入れておくと天
然カイロのようでぽかぽか。これって省エネ?
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_/Contents_/
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-- 今日のほのぼの --
●心が汚れてるので◆『あらしのよるに』 [2006年08月03日(木)]
●チワワの小太郎★鬼怒川温泉と那須 [2006年08月11日(金)]
●チワワの小太郎★足柄峠でピクニック [2006年08月14日(月)]
●25年後の「典子は、今」◆『典子44歳いま、伝えたい』
[2006年08月15日(火)]
●夜の世界をのぞき見◆『黒い太陽』 [2006年08月16日(水)]
●チワワの小太郎★日帰り岐阜ドライブ [2006年08月27日(日)]
●株式投資入門の入門◆『ひともうけ』 [2006年08月29日(火)]
●多発性筋炎その後・目指せ10mg [2006年08月30日(水)]
●「本」のできるまで。◆『「本」に恋して』 [2006年08月31日(木)]
●一度で十分◆映画『ゲド戦記』 [2006年09月14日(木)]
--サイト更新情報--
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★月の栞 【本の紹介】
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◆ 今日のほのぼの ◆
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(日記もどき『日々のほのぼの』ダイジェスト版)
『日々のほのぼの』はこちら
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●心が汚れてるので◆『あらしのよるに』 [2006年08月03日(木)]
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『あらしのよるに』きむらゆういち/著(小学館)ISBN:4093876193
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なんかね、中途半端に擬人化してあって、気持ち悪い。オオカミがヤギを食べ
たいってのはものすごく動物的な本能で、それが主題になっちゃってるってい
うのに、お弁当を持ってピクニックとか、手をつないで一緒に逃げたりとか、
そういうところは擬人化されてるのよ。そこまでやるんだったらオオカミもヤ
ギも料理とかしそうだし、洋服とか着てそう。でもそこまではいかないみたい。
オオカミとヤギってのは、男性と女性の比喩もあるのかもしれないけど、それ
だったら直接的に人間の話として書いたほうがいいような。オオカミとヤギを
擬人化するんだったらもっと徹底的に擬人化してほしいような。でもそうしちゃ
うと、弱肉強食のテーマがずれてきちゃうのだろうし、難しいところ。
このお話を素直に読めない私って、心が汚れてるんだろうか。
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●チワワの小太郎★鬼怒川温泉と那須 [2006年08月11日(金)]
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今年の夏の旅行は鬼怒川温泉と那須。8月5日から二泊三日の旅。とにかく暑
くて、外にいるだけでお疲れ。ちょっとでも涼しい場所に行こうと那須高原に
したのに、高原も暑かった。思えば、夏の旅行はいつも、どこに行っても暑い
のだった。夏に犬連れで旅行するのが間違いなのかも。犬連れだと屋内施設に
入れないからね…。
初日は鬼怒川温泉に宿泊。日光周辺は犬連れで遊べる施設が少ない。犬が入れ
る施設はあるものの、キャリーバッグから出せなかったり、一緒に遊ぶ施設で
はないから、却下。中禅寺湖やいろは坂をドライブするのもいいかと思ったけ
ど、いろは坂は酔いそうだし混んでそうなのでこれも却下。
結局、犬をリード付きで歩かせられるというウェスタン村に行くことにした。
ところが、入ったとたんにパンパンというピストルの音が。小太郎びびりまく
り。明かにウェスタン村のメインであろうウェスタンショーを横目に見て大急
ぎで奥へ進む。ウェスタン村に来てウェスタンショーを見ないでどうするのだ。
ま、予測はしていたけどさ。
開拓時代のアメリカ西部を再現した町並みや鉄道なんかがあって、それなりに
面白かったけれど、かなり寂れていた。しかも、暑い。コンクリートがかなり
熱いので、小太郎は抱っこ。人間もそれほど楽しくないけど、小太郎全然面白
くないね。それなのに笑顔。そうかそうか、家族一緒だとキミは楽しいのね。
キミが楽しければいいのよ。
泊まるのはきぬ川国際ホテル。ワンコ同伴ホテルの老舗。普通の温泉宿のサー
ビスをワンコ同伴で受けられる感じだった。ワンコ用の温泉もあったけど、小
太郎は湯船につかれないので、記念撮影だけした。
二日目は那須高原へ。まずは那須どうぶつ王国に行ってみることに。ここはム
ツゴロウさんがプロデュースしているらしい。ワンコ同伴禁止エリアとワンコ
同伴OKのエリアが分かれている。同伴禁止エリアには施設で飼われている犬
たちがたくさんいて、お散歩したりできる。施設内、かなり広い。
とりあえず、ワンコ同伴OKの牧場エリアに向かった。広いドッグランがあっ
て、景色もいい。昨日に引き続き猛烈な暑さだったのであまり長居しなかった
けど、真夏でなければ涼しくて気持ちよさそう。それにしても、高原のハズな
のに暑いよ。牧場エリアは動物たちとふれあえるのだけど、動物たちが飼育さ
れている柵の中にはワンコは入れないので柵の外から羊とかウサギなんかを見
た。
牧羊犬のショーをやっていて、羊さんたちがボーダーコリーに追われて上手に
柵の中に入っていっていた。働くワンコも偉いけど、こういうショーだと、羊
さんたちも追われる役を演じてる感じで面白い。
帰りに、小太郎を父に預けて母と一緒にワンコ禁止エリアも見学。ふれあい広
場(?)には寒い国の大型犬が多くて、この暑さでみんなぐったりしていた。
なんかかわいそう。
暑いので早々にホテルに向かった。途中の南が丘牧場に寄ってみたけど、ワン
コは奥の牧場まで入れなくて、入り口付近のおみやげ物屋さんなどをうろうろ。
牧場に入らなかったのに、おみやげだけはいっぱい買った。ちょっと離れたと
ころにある千本松牧場は、ワンコも入れるみたい。
二日目の宿はラニッシュホテル那須。ホテルとしては部屋数は少なめだけど、
ペンションよりは大きい。家族経営みたいで、アットホームな雰囲気だった。
ワンコは館内でノーリードOK。小太郎をノーリードにしたらヘンなところに
走って行ってしまったので、部屋以外ではリードをしていたけど、ほかのワン
コたちは自由に歩き回っていた。
このホテルは館内がほとんどカーペット敷きだったので、フローリングが苦手
な小太郎にはよかった。プレイルームも広かったので、ほかのワンコがいない
ときに貸し切りで遊んだりした。建物のすぐ横にドッグランがあって(柵がな
いのが心配だったけど)ここも貸し切り状態で遊べた。
3日目はどこにも寄らずに、まっすぐ帰宅。途中、都心を通るので、少し渋滞
したけれど、2時半くらいには家に着いてしまった。疲れたのでみんなでお昼
寝。
そうそう、渋滞のあとに休憩したサービスエリアで、小太郎がヘコヘコ歩き。
後ろ足がしびれたような歩き方で、ちょっと心配してしまった。家に帰ったら
治ったみたいだったので病院には行かなかったのだけど、今日フィラリアの薬
をもらいに行ったついでに診てもらったら、足の付け根の関節を痛めていたら
しく、「人間で言うぎっくり腰(腰じゃないけど)みたいなもの」と言われた。
日がなモノなので、薬などは使わずに自然に治しましょうとのことだった。
渋滞中の車内で変な格好で寝ていたからかなぁ。原因は不明だけど、今は治っ
たみたいなので一安心。
日光・鬼怒川、灼熱の温泉旅行(へにょへにょ日記)
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避暑地なのに猛暑。那須の旅。(へにょへにょ日記)
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首都高渋滞でお疲れマンボ(へにょへにょ日記)
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足がぎっくり腰。(へにょへにょ日記)
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きぬ川国際ホテル
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ラニッシュホテル那須
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ウェスタン村
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那須どうぶつ王国
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千本松牧場
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南が丘牧場
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チワワの小太郎
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●チワワの小太郎★足柄峠でピクニック [2006年08月14日(月)]
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お墓参りのついでに、家族でピクニック。足柄峠は、下界よりもちょっとだけ
涼しくて気持ちいい。
手作り、ではなくスーパーで買ったお総菜のお昼ご飯だったけど、ピクニック
シートの上でみんなで食べた。美味しそうな匂いに小太郎は鼻をひくひく。食
べたい、食べたいとキャリーバッグから出てこようとするのだけど、しばらく
したら自分は食べられないと観念したのか、おとなしくなってしまった。
そのあと、食後の運動。小太郎と一緒に草むら散策。景色がよくて清々しい。
小太郎もご機嫌で走り回っていた。一緒に走る私はちょっとしんどかったぞ。
本当は富士山が見たかったのだけど、ほかは晴れているのに、そこは雲がたれ
込めていて見えなかった。残念。そのかわり、金時山はよく見えたのでよしと
しよう。
足柄峠でピクニック(へにょへにょ日記)
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チワワの小太郎
http://akane.pos.to/kotaro/
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●25年後の「典子は、今」◆『典子44歳いま、伝えたい』
[2006年08月15日(火)]
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『典子44歳いま、伝えたい』白井のり子/著(光文社)ISBN:4334975011
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子どもの頃、映画「典子は、今」を見に行った。名前が同じだったからか、よ
く覚えている。映画は当時大ヒットだったらしい。
著者はサリドマイドの薬害で産まれながらにして両手が短かった。産まれてす
ぐに医師と父との話し合いで、短い手についていた指を切断されたらしい。そ
の判断がどういう意図でされたのか、よくわからないのだけど、ともかく、完
全に両手が使えないために、他の人が手ですることを足を使ってできるように
なった。
映画の中で、足でご飯を食べているシーンなどがあったような記憶がある。最
後は一人旅をして、海で泳ぐのだ。あまり記憶は定かではないのだけど、先日、
テレビで少し特集していたのを見て、そういえばそうだった、と思い出した。
この本では、当時の撮影の様子、そのときや今の気持ちが綴られている。
のり子さんは、とても人間性豊かで、懐の深い人だと思う。両手がないという
ことで脚光を浴びたけれど、数多くいるサリドマイド児のなかで、彼女が注目
されたというのは、その性格にも起因しているのだろう。生きることに前向き
で、障害をもろともしない。ご本人のなかには私などにはわからない葛藤もあ
るだろうけれど、その溌剌とした生き様に勇気づけられた。
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●夜の世界をのぞき見◆『黒い太陽』 [2006年08月16日(水)]
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『黒い太陽』新堂冬樹/著(祥伝社)ISBN:4396632614
http://www.bk1.co.jp/product/2654468/p-akane01465/
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お金のために風俗界に身を置いた若者の視点からキャバクラの内幕が描かれて
いる。怖いけどちょっと覗いてみたい夜の世界。金、見栄、欲望、陰謀が渦巻
いている。
夜の世界では水商売に身を落としたからといって簡単に金を稼げるわけじゃな
い。一流のキャバクラ嬢になるにはそれなりの素養と努力が必要。そして経営
者同士の足の引っ張り合い、腹のさぐり合い。キャバクラ嬢の引き抜き合戦に
嫌がらせ。
暗い、汚い世界だわ。だけど、女性たちを使って商売をする男たちの視線から
見るとちょっと戦国武将小説のように奇襲、騙し合い、直接対決、知恵比べの
ようで面白い。
主人公が最後、どんな大物になるのかと思ったら、なんかあんまりパッとせず
に終わってしまって期待はずれだったけど、仮想の夜の世界を体験。私のよう
な昼型人間は絶対に生き残れない世界だと思った。借金地獄に陥っても夜の世
界で稼げる人はいいのかも。私なんて追いつめられたらどうなっちゃうんだ。
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●チワワの小太郎★日帰り岐阜ドライブ [2006年08月27日(日)]
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岐阜の祖母のお見舞いに行った。新幹線なら小田原から一時間半くらいなのだ
けど、車だと5時間くらいかかった(行きは渋滞にはまって6時間かかった)。
家族全員で行くとなると新幹線よりも車のほうが安いから、という理由だけど、
父は小太郎を留守番させるのも嫌だったみたい。新幹線で小太郎連れて行くの
も大変だしね。
今回は珍しく(というか初めて)弟も一緒。長距離の日帰りは父一人では大変
なので、運転要員も兼ねている。弟はあんまり小太郎と仲良くないのだけど、
たびたび登場するこの人物を小太郎も赤の他人だとは思っていないらしく、怖
がったり威嚇したりはしない。弟がもう少し小太郎を構ってくれるといいのだ
けど、あんまり興味がないみたい。それでも、今日一日一緒にいて、弟が小太
郎にちょっとちょっかい出したり、少しは距離が縮まったようだった。
祖母が入所している施設ではヨーキーが飼われている。入るときに聞いてみた
ら小太郎も一緒に入れてもらえた。祖母はあんまり小太郎には興味を示さなか
った。認知症が進んでいるので、家族や親戚もすぐにわからなくなる。けれど、
昔の記憶はあるので、何度も同じことを聞くけど、そのたびに誰々だよ、と教
えると思い出す。
小太郎は今日突然登場したので、それどころじゃないようだった。父が、小太
郎を紹介しながら、子供の頃に飼っていた犬の話をしたのだけど、その犬のこ
とはあまり覚えていないみたいだった。あんまり犬が好きじゃないのかも。
後からやってきた親戚の赤ちゃんには大喜びで、祖母も笑顔になった。やっぱ
り、犬よりも人間の子供のほうが感情に訴えるのかなぁ。赤ちゃんパワーはす
ごい。
そのあと、親戚の家におじゃました。赤ちゃんのほうは犬に慣れていて、小太
郎に手を出すのだけど、小太郎は警戒してしまって噛みつこうとするので、仲
良くできなかった。ごめんね。
夕方、失礼して、また長距離ドライブ。家についたのは夜遅かった。小太郎は
ドライブは慣れているので、特に問題なし。その上、今回は弟が運転している
間は父が後部座席に座って小太郎を抱っこしていたから、かなりリラックス。
弟が後部座席にいるときは、抱っこはしてもらえなかったけど、ときどき寄り
添って寝ていた。
両親は、ときどき小太郎のことを弟の名前で呼ぶことがあったけど、とうとう、
今日は弟のことを「コタちん」と言ってしまった。家族の中の位置づけがほと
んど同じってことだね。弟よ、地位向上のためにもっと親孝行に努めなさい。
チワワの小太郎 vs 赤ちゃん(へにょへにょ日記)
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チワワの小太郎
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●株式投資入門の入門◆『ひともうけ』 [2006年08月29日(火)]
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『ひともうけ』池田暁子/著、藤沢久美/監修(集英社)ISBN:4777710068
http://www.bk1.co.jp/product/2586916/p-akane01465/
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「イラストエッセイで読む 宇宙一カンタンな株式投資入門」という副題の通
り、かわいいイラストでやさしく株式投資のことがわかるようになっている。
専門家がいきなり解説するのではなくて、まったくの素人のイラストレーター
Aさんが自分の資金2,30万円から投資を始めて一喜一憂しながら株の売買をレ
ポートしてくれる。
しっかり専門家がサポートしてくれて、わからないところはその都度解説が入
っているので、Aさんと一緒にちょっとずつ株について勉強できるところがい
い。プロから見たら、基本の「き」よりももっと手前のお話かもしれないけれ
ど、この本を読んでから普通の入門書を読んだ方がわかりやすいと思う。
株の売買の儲けのほかに、株主優待とか好きな会社を応援するとか、株式売買
の楽しさが伝わってくる。と、同時に漠然と怖いな、と思っていたところが具
体的にどんな風に怖いのかっていうのもちょっぴりわかったのだった。
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●多発性筋炎その後・目指せ10mg [2006年08月30日(水)]
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一週間ほど前に、プレドニン(ステロイド剤・副腎皮質ホルモン)が1mg減っ
て、11mg/日になった。前回は一応、10mgで再燃したことになっているので、
ちょっと慎重。前回はたぶん、もっと前に再燃してたんだけどね…。インチキ
漢方医だったから。
12mgで半年以上がんばったので、1mg減ったからと言って、すぐにどうこうと
いうことはないと思う。…思うが、やはり心配。
なるべく疲れない、無理をしない、よく寝る、よく休むというのを心がけてい
るが、おでかけの予定はちょぼちょぼとあって、ずっと休養しているわけにも
いかない。
春くらいに、犬の散歩のコースを少し長くして歩いていたのだけど、そのとき
に2kgくらい体重が減った。そのときは何がダイエットにいい影響を与えたの
かよくわからなかったのだけど、その後、暑くなって歩かなくなったら体重が
減らなくなって、最近また少し歩き始めたら減り始めた。
私の場合、歩くのがいいらしい。そんなに長い距離じゃないんだけど、毎日続
けると効果はあるみたい。犬と一緒にだらだらと歩いて40分くらい。これをで
きるだけ朝晩。できないときは一日一回くらい。
梅雨時や夏場は湿気が多くて、体調も不安定だった。全体的には、以前よりも
ずっといいのだけど、やはり、いいときと悪いときの差が激しく、台風が近づ
くと急激に怠くなる。鍼灸に週2回通って、なんとか保ってる感じだった。
夏も終わりに近づいて、そろそろ薬も減らし時かなと思ったので、体調がいい
ことを主治医にアピール。検査結果はほとんど変わらないのだけど、薬が減っ
た。薬の減らし時、なにが基準なのかよくわからん。たぶん医者にもわからな
いんだろうな。勘?
そう考えると、当たった主治医によって、薬の減らし具合とかが変わってくる
から、治療の成果も違ってきそう。慎重な医師はなかなか減らしてくれないし
(大学病院の前の主治医は15mgから減らないと言い切った)、おおざっぱな医
師はどんどん減らしちゃうかも(ハイペースで減らしたのはインチキ漢方医)。
減らなければ副作用がきついし、どんどん減らすと再燃しちゃうし、難しいの
だ。体調を整えながら、数ヶ月単位でゆっくりゆっくり減らさないといけない。
1mg減って一週間。ちょっと怠いというか、体が重い感じがあるけれど、鍼灸
に行ったら、それほど悪くないと言われてちょっと安心した。筋肉の痛みに敏
感になっている。痛いような気もするし、痛くないような気もする。自分の体
なのによくわからない。
体重が減ったせいもあるけれど、薬が減ったので、15mgのときと比べて、顔の
むくみが許せる範囲になった。もう少し体重が減ればもっと普通の顔になるか
な。体全体のむくみも減った気がする。
むくんでいたときには首輪のようになってしまってつけられなかったネックレ
スが、普通につけられるようになった。首の回りに肉がたくさんついていたの
だ。その頃に作った自作のネックレス類はみんな、長さが長くなってしまって、
サイズの微調整が必要になってしまった。嬉しいけど面倒。
最近心がけていること。よく寝る、よく噛む、よく歩く。ダイエットにも効果
的。
ないない三ヶ条。無理しない、食べ過ぎない、夜更かししない。
これで、10mg目指してがんばるのだ。お願いだから再燃しないで。
難病情報センター
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多発性筋炎・皮膚筋炎
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●「本」のできるまで。◆『「本」に恋して』 [2006年08月31日(木)]
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『「本」に恋して』松田哲夫/著(新潮社)ISBN:4103009519
http://www.bk1.co.jp/product/2636761/p-akane01465/
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編集者の松田哲夫氏が「本」が出来るまでを追う。
まずは「本」という物体がどういうパーツから出来ているのかを知るために、
一冊の本を解体するところから始まり、製本工場や印刷工場、インクの製造工
場などを訪れてその工程を詳細にレポートしている。
実際に編集者として「本」を作っているだけに、その質問も的を射ていてなる
ほどと思う。印刷業者と出版社とのやりとりなど本の業界の裏側もかいま見え
て面白い。
わかってはいたけれど、本というのはたくさんの人の手を経てできあがり、私
の手元に届くものなのだ。一冊の本に、多くの人たちのこだわりが詰まってい
ると思うと、「本」がますます愛おしくなるのだった。
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●一度で十分◆映画『ゲド戦記』 [2006年09月14日(木)]
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宮崎駿監督の長男、吾朗氏の初監督作品。とにかく、初監督なのだから、父の
作品と比べるのは酷というものなのだけど、やはり比べられてしまうだろう。
どうせなら全然違うものにすればよかったと思うが、宮崎アニメの亜流のよう
な作品になっていた。
本来の宮崎アニメにあったような明るさ、活気、生命の息吹のようなものがあ
まり感じられない。全体的に地味で暗い印象だった。ストーリーもなんとなく
冗長でわかりにくい。
宮崎アニメだと、キャラクターグッズが欲しくなるようなキャラがいくつか登
場するのだけど、この作品ではそういうキャラは出てこない。主人公や登場人
物もイマイチ魅力がない。なんだか、もう一度見たい、という気にはならない
のだ。
宮崎駿作品は、アニメ映画だけで完結しているので、原作があってもそれを読
みたいと思うことはほとんどないのだけど、今回は原作を読みたくなった。基
本的な設定や、登場人物たちの過去にナゾな部分が多い。原作ではいったいど
うなっているんだろうと気になる。
吾朗作品に次があるのか…ということも非常に気になる。
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