□□□□□□□□□□□  茜色通信 Vol.0087   □□□□□□□□□□□ 2006/02/22 Wed.---Since2000/01/26  前号の発行部数209 =>>登録・解除・変更・バックナンバーはこちらから http://akane.pos.to/common/f/akaneiro.htm  「茜色通信」の読者登録をしていただきありがとうございます。  私のサイトの更新情報と日記(日々のほのぼの)のダイジェスト版を  お届けします。                  ◇ ◇ ◇  明けましておめでとうございます。いまさらです。今年初めての「茜  色通信」です。年末に発行して以来さぼってました。寒いし、なんか  体調がすっきりしなかったせいもありますが、ただのおさぼりです。  今年もこんな感じです。よろしくお願いします。    例年ですと、もう梅が咲いているのですが、今年は寒くてまだつぼみ。  チワワの小太郎と梅まつりに行きたいのに、天気が悪かったりして、  まだ行けていません。春よこい。はやくこい。 ┏***━【チワワの小太郎が本に載りました!】━━━***━*┓ ┃                              ┃ ┃ 「手づくりでわんこと仲よく暮らそ!」           ┃ ┃  日本ヴォーグ社 ISBN:4529041794 \1260          ┃ ┃                              ┃ ┃  http://www.bk1.co.jp/product/2603676/p-akane01465/    ┃ ┃                              ┃ *━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━***┛   ◎本のブログ「てくまくぶっく」 ---最近読んだ本・買った本・気になる本--- http://chokora.livedoor.biz/   ◎毎日更新中! チワワの小太郎のこと、料理のこと、本のことetc... 「へにょへにょ日記」 http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ──────────────────────────────────── ━━ メルマガスタンドRanStaをご利用の方へ ━━━━━━━━━━━━━━ 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では味わえない。 原作は梶尾真治さんの『クロノス・ジョウンターの伝説』(朝日ソノラマ)に 収録されている短編3編のうちのひとつ、「吹原和彦の伝説」。映画『この胸 いっぱいの愛を』の原作はこの短編のうちのひとつ「鈴谷樹里の伝説」らしい。 メディアミックスで展開していて、こういうのに弱い私は原作本も欲しいなぁ と思っていたところ。ちょうど、ロビーでサイン本を売っていて、帰りがけに つい買ってしまった。サイン本って、処理に困るって聞いていたので(ブック オフとかに売るに売れないとか…)どうしようかと思ったのだけど、つい。梶 尾真治さん、読んだことなかったけど、読んでファンになって、やっぱりサイ ン本買っておけばよかった! って思うかもしれないしね。 家に帰る途中で原作の「吹原和彦の伝説」を読んだ。舞台のほうはキャラメル 流にかなり脚色してあることが判明。大筋は一緒だけど、人間関係が変わって いたり、サイドストーリーが充実してたり…。 主人公が想いを寄せる女性が突然の事故で亡くなってしまう。開発中のタイム・ マシン「クロノス・ジョウンター」で過去に行けば、彼女を救える。しかし、 過去にいられるのは数分。しかもそのあとは現在には戻れなくて、未来に飛ば されてしまう。主人公はそれでも彼女を救うために危険を承知で「クロノス・ ジョウンター」で自分を過去に飛ばす。一度では彼女を救えず、二度、三度と タイムトラベルを繰り返すのだ。その度に、反動でどんどん遠い未来に飛ばさ れてしまう。 過去と現在と未来が同じ空間で交錯するのは舞台ならでは。キャラメルはもう タイムトラベルものはお手の物で、こういうのは得意中の得意。映像ではあり えない不思議空間が展開されるのだ。 舞台セットもいつもながら素敵。舞台に出現したクロノス・ジョウンターはS L機関車に砲筒を組み合わせたような大がかりなものだった。ちょっと時代が かった感じがまたいい。 最初の場面で出演者全員が登場してダンスがあるのだけど、このシーンで、今 回も衣装がかわいいと感心してしまった。キャラメルだけ観ていたときはよく わからなかったけど、他の舞台と比べるとやっぱりおしゃれ度が抜群。他の舞 台だとなんだかちょっと普段着としておかしい衣装が登場するのよね。なんで だろ。 原作に登場しない端役の役名が神奈川県の地名だったのがツボだった。足柄 (私が住んでるところ!)、海老名、津久井など、馴染みのある地名が登場。 舞台が横浜あたりという設定だったからかな。 ストーリーは面白くて、この舞台は初めての人にもお勧めな感じ。でも主人公 の行動とか、結末なんかはたぶん、観る人によって感想が全然違うと思う。主 人公が女性を助けたいという想いは相当に強い。絶対に添い遂げられないこと が分かっているのに、執拗に彼女を助けようとする。私などはここまでやられ ると逆に怖いし、引いてしまう。何度失敗しても諦めない。途中で、思わず、 しつこい男だとつぶやいてしまいそうになった。現実世界でこんなにしつこい 男がいたら嫌だよ。 死と時間がテーマになっていて、どちらも人間の力ではどうすることもできな いものだ。人間の命は限りあるからこそ素晴らしい。そしてその生命を個人の 力でどうにかしようということは、非現実的で(だからこそファンタジーでS Fなのだけど)、神への挑戦というか、冒涜というか、無謀な行為だ。それを 成し遂げようとする強い想い。すごく怖い。そのエネルギーはもっと他のこと に使えないのかと思う。だって、彼女を助けたって、自分は遠い未来に飛ばさ れて、絶対にその思いは成就しないんだから。 助けられた彼女だって、彼の思いを伝えられて、受け入れたところでどうする んだろう。一生ひとりでいるの? 他の男性と結婚するの? 一方的に思いを 告げて、命の恩人になるのはいいけど、そのあと自分は遠くに飛んでっちゃう なんて、なんか無責任じゃない。死が彼女の運命だったなら、それを受け入れ るべきなのではないか、と思ってしまう。 でも、これくらい想われたら本望。こんな男性がいたら素敵。って思う女性も きっと多いのだと思う。 最後、遠い未来に行ってしまった吹原和彦は一体どうなったんだろう。吹原和 彦のその後を、キャラメルボックスに舞台化してもらいたいなぁ。 演劇集団キャラメルボックス http://www.caramelbox.com/ 『この胸いっぱいの愛を』 http://www.kono-ai.com/ ──────────────────────────────────── 『クロノス・ジョウンターの伝説』 梶尾真治/著(朝日ソノラマ)ISBN:4257790539 http://www.bk1.co.jp/product/2574053/p-akane01465/ ──────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●チワワの小太郎★寒い伊豆一泊旅行 [2005年12月28日(水)] ──────────────────────────────────── 小太郎をつれて伊豆一泊旅行。念願の伊豆高原わんわんパラダイスホテルに泊 まるのだ。日曜出発なので、道路はそんなに混んでなかった。また小山臨海公 園で休憩。ここは休憩するのにちょうどいい。芝生もあるし、海も見られるか ら、ワンコも人間も気持ちがいいのだ。でも冬はちょっと寒い。 そして、ワンコと一緒にサファリバスに乗れるという、伊豆バイオパークへ。 小太郎は晴れ男なので、天気はよかったのだけど、とにかく風が強くて寒かっ た。ここでお昼を食べる予定で来たのに、レストランは犬は入れないらしい。 テラス席もなさそう。屋外で食べられる出店のようなところはいろいろあった けど、寒い。でも仕方ないのでそこでうどんを食べた。小太郎も震えているの で私のウールのショールでぐるぐる巻きにしてみた。 芝生のところで少し父と走ってから、念願のサファリバスに乗りに行った。バ イオパークはかなり広くて、遊園地みたいなエリアと動物が見られるエリアが あるみたい。とりあえず、サファリバスが目的だったので、私たちは遊園地方 面には行かなかった。 サファリバスは小型犬は抱っこして乗ることができる。動物が放し飼いになっ ているのだけど、猛獣はいなくて、鹿とかラクダとか穏やかそうな動物が多い。 メインはキリン。バスの側面にキリンのエサがついているので、キリンがその エサ目的で窓のすぐそばまで顔を近づけてくる。結構、迫力があって面白かっ た。 バスを降りると、オリや柵に入った動物たちを見るエリアに。動物たちにあげ られるニンジンを100円で売っていたので、買った。羊やウサギにあげられる。 さっき、サファリバスから見たキリンもこちら側から見られて、エサをもらい に近づいてくる。やっぱり迫力。小太郎は基本的に他の動物に近寄らないし、 威嚇したりもしない。ここは、もっぱら人間が楽しいだけ。ごめん、小太郎。 寒いのでバイオパークを後にしてホテルに向かうことにした。途中で「伊豆ガ ラスと工芸美術館」に寄ってみた。小型犬はキャリーバッグで入場できるよう だけど、父は入らないというので、小太郎と車でお留守番。母とふたりで観て きた。アール・ヌーボーのランプなどがあって、思ったよりよかった。ガレと かラリックとか好き。 ホテルはこの美術館のすぐ近くだった。犬の散歩で来られるくらいの距離。秋 に来たときはまだ制作途中だったフロント横の壁画が完成していた。小太郎は こぶ丸くん、さらちゃんと一緒に描かれていて、満面の笑み。この笑顔がカワ バタ画伯のお気に入りらしい。私も好き。 5階の食堂とお風呂に続く連絡通路にワンコの壁画がたくさん描かれている。 そこも秋に来たときに見せてもらった。今回は宿泊客なので、気兼ねなくゆっ くり鑑賞。その先の食堂に続く回廊に海中の絵が描かれていて、とても素敵だ った。本当の海中トンネルみたい。 部屋はフローリングだったので、小太郎は歩けない。小さい和室がついていた ので、そこでうろうろしていた。人間にとっては広くて快適なお部屋。 ロビーから続くドッグパークとプールは秋に来たときに見せてもらったけれど、 それと別にドッグランがある。夜9時まで使えて、照明もついている。私たち が泊まった日はとにかくすごい強風だったので、他のワンコはいなかった。小 太郎、ひとりで大はしゃぎ。朝は9時から使えて、朝も誰もいなかったので、 大型犬用のエリアで遊んだ。アジリティの道具がいろいろあったのだけど、前 の晩の風でほとんどなぎ倒されてしまっていた。ま、アジリティの出来ない小 太郎には関係ないのだけど。遊んでいたら、他のワンコたちもやって来たので 私たちは引き上げた。 ホテルでプロに写真を撮ってもらうサービスがあって、撮影してインデックス プリントまで無料だというので、撮影してもらった。でも撮影してもらったら 買っちゃうよね。と言うわけで、CD-ROMとプリントしたもの一枚お買いあげ。 さすが、きれいに撮れていた。でも指定したのと違う写真がプリントされてい て、それに気付いたのが朝(撮影は夜)。ま、いいか。 モデル犬もどき小太郎だけど、さすがに照明の下は苦手だったらしく、殺風景 な撮影セットのなかでは緊張しまっくってうまくポーズ取ってくれなかった。 やっぱりモデル犬は無理か…。 ホテルの食事は豪華で大満足。レストランは犬も同伴できる。朝はバイキング だったので、小太郎にはオレンジをあげた。 二日目は伊豆シャボテン公園へ行った。伊豆ぐらんばる公園にはドッグランが あるらしいのだけど、他の犬がいたら小太郎、遊べないので、人間が楽しめそ うなシャボテン公園に行くことにした。でも、前日同様にすごい風。公園内に 動物が放し飼いになっているというけれど、動物の姿なし。みんな風を除ける ためにどこかに行ってしまっていたみたい。 猿山などの動物たちも屋外には全然いなくて、よーく見ると影になっていると ころに固まっていたり。仕方ないので、温室に入ったら、温室の天井が風でバ コバコ鳴っていてちょっと怖かった。でも温室内は暖かかった。 シャボテンと言えばメキシコ。チワワはメキシコ原産と言われているのだけど、 小太郎は全く感慨はなさそう。日本男児だからね。 シャボテン公園でお昼を食べようと思ったのだけど、テラス席は寒そうなので やめて、前にも食べたことのある「わん友」に行くことにした。わんパラホテ ルのお隣のレストラン。メニューはちょっとお高めだけど、海の幸が美味しい。 屋内で犬と一緒に食事できるというのも嬉しい。 そうそう、シャボテン公園に行く途中のワイルドスミス絵本美術館にも行って みたのだった。石坂浩二が館長らしい。ワイルドスミスという名前は知らなか ったのだけど、展示してあった絵本は知っているものが何冊かあった。絵本の 原画などがあって、面白かった。ここも小型犬同伴で入場できる。小太郎もバ ッグの中から芸術鑑賞していた。セレブ犬に一歩近づいたね。 伊豆バイオパーク http://www.izu-biopark.co.jp/ 伊豆ガラスと工芸美術館 http://www.izuglass.co.jp/ 伊豆高原ワイルドスミス絵本美術館 http://www.metm.co.jp/ 伊豆シャボテン公園・伊豆ぐらんばる公園・伊豆海洋公園 http://www.shaboten.co.jp/ 伊豆高原わんわんパラダイスホテル http://izu.izumigo.co.jp/wanwan/ WANKOPHOTO.COM(写真スタジオ) http://wankophoto.com/ 小山臨海公園 http://www.city.numazu.shizuoka.jp/sunzu_r/htm/02_03.htm わん友 http://www.ne.jp/asahi/leo/izu/page070.html THE・壁/派(カワバタ画伯のブログ) http://yaplog.jp/mckawabata/ チワワの小太郎 http://akane.pos.to/kotaro/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●恋とタイムトラベル◆『クロノス・ジョウンターの伝説』                          [2006年01月03日(火)] ──────────────────────────────────── 『クロノス・ジョウンターの伝説』梶尾真治/著(朝日ソノラマ) ISBN:4-257-79053-9 http://www.bk1.co.jp/product/2574053/p-akane01465/ ──────────────────────────────────── 「クロノス・ジョウンター」というタイムマシンを巡る短編3編を収録。タイ ムマシンというと夢の機械だけど、このクロノス・ジョウンターには欠点があ って、未来にいられるのは短時間で、そのあとは反動で現在には戻れず、より 未来にはじき飛ばされてしまう。 そんな伏線がうまく物語を動かしている。過去や未来に旅するのは夢の世界だ けど、そのマシンに欠陥があるというのはなんだかちょっぴり現実的で面白い。 しかも、話が進むにつれて、その欠陥についてのデータが集積されていつの未 来にはじき飛ばされるか正確にわかるようになるのだ。 一話の「吹原和彦の軌跡」は主人公が恋する女性を事故から救うために何度も 時を超える。ここまで想われたら本望かもしれないけれど、ふたりは添い遂げ ることはできない運命だとわかっていて助けに行く主人公にはちょっと鬼気迫 るものがあって怖い。ストーカー的なしつこさを感じてしまってあまり共感で きなかった。 二話の「布川輝良の軌跡」は時を超えて出会ったふたりのラブストーリー。今 度は女性が過去から未来へ男性を追いかけるのだけど、これは最後にハッピー エンド。ふむふむ。 三話の「鈴谷樹里の軌跡」は幼い頃に亡くなった憧れの人を病から救うために 未来の治療薬を持って過去に飛ぶ女医の話。三話の中ではこの話が一番好き。 いろんな伏線が、最後にぴったりあって、うーん、すっきり! だって、こう いう話にありがちな、矛盾点がそのままにされて終わっちゃうのかななんて思 っていたら、なんと最後に私が思っていたナゾがちゃんと解決されてハッピー エンドに貢献していて、気持ちよかった。ちゃんと作者の計算ずくの伏線だっ たらしい。 一話は昨年末の演劇集団キャラメルボックスのクリスマス公演『クロノス』の 原作。大筋は同じだけど、だいぶキャラメル風味に味付けしてあった。 三話は映画『この胸いっぱいの愛を』の原案らしい。映画のあらすじや登場人 物を見てみたら、原作というより原案という感じ。主人公が男になってて、助 けるのは女性。クロノス・ジョウンターも出てこない。でも面白そう。 タイムマシンとかタイムトラベルって、夢だからいいのであって、ほんとにそ れができちゃったらめちゃくちゃになっちゃいそう。そんなものを研究してい る人っているのかな。もしかしたら今もひっそりと未来からやってきた人たち が私たちと一緒に暮らしていたりして。それはそれで楽しいかもしれない。 演劇集団キャラメルボックス http://www.caramelbox.com/ 『この胸いっぱいの愛を』 http://www.kono-ai.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●チワワの小太郎★道了尊へ初詣 [2006年01月08日(日)] ──────────────────────────────────── 昨年に引き続き今年の初詣も大雄山最乗寺。紅葉の時にも来たし、すっかりお なじみになった。今年は戌年だからというワケでもないだろうけれど、犬連れ で初詣に来ている人たちがたくさんいた。ミニチュアダックス、チワワ、キャ バリアなどなど。寒いからほとんどのワンコがお洋服を着ていた。 数日前に降った雪がまだ残っていて、小太郎は雪の上を歩かされたけど、寒そ うだったので、ほとんど抱っこ。いつものことだけどね。 寒いし、さっさとお参りして寄り道もせずに帰った。帰りはすいすいだったけ ど、行きはすごい渋滞だったのだ。普通なら5分くらいのところが1時間近く かかってしまった。小太郎は車の中でゴロゴロしているだけだからあまり関係 ないけど、人間の結構疲れてしまったのだった。 大雄山 最乗寺 http://www.daiyuuzan.or.jp/ チワワの小太郎 http://akane.pos.to/kotaro/ 初詣で再び雪歩き(へにょへにょ日記) http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/diary/200601080000/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●多発性筋炎その後・ステロイド維持量のナゾ [2006年01月16日(月)] ──────────────────────────────────── プレドニン(ステロイド剤・副腎皮質ホルモン)減量。12mgになった。筋肉の 炎症の値CKは20台から30台で、正常値からすると低すぎるくらい。昨年の10月 下旬に13mgになっていて、多発性筋炎の再燃の可能性にドキドキだったけれど、 何事もなく3ヶ月弱。その間、毎年行っているグループ展「怪作展」もあって、 忙しいので余計に心配だったのだけど、大丈夫だった。それはたぶん、鍼灸の 効果が大きかったと思う。 鍼灸の先生によれば、私の場合は治療の前に左右の脈がぶれているのが特徴ら しい。毎回の治療後にはそのぶれは治るようなのだけど、次の治療のときには またぶれている。今、週に二回の治療を受けているけれど、数ヶ月治療を続け てきてそのぶれの幅はだいぶ狭くなったらしい。これのぶれを小さくしていく というのが当面の目標なのだそうだ。 東洋医学的なことはよく分からないけれど、ともかく、身体のバランスの崩れ が脈のぶれという形で出ていて、それをこまめに修正してもらっているという 状態だと理解している。これを修正しないと、どんどんバランスが崩れていっ てしまい、体力もなくなって、体調も悪化するのだろう。その状態でステロイ ドを減らせば筋炎の再燃にも繋がってしまうかもしれない。 今は、薬が減ったことも大きいけれど、だいぶ体調はいい。15mgと13mgでたっ た2mgの差だけど、副作用は大違い。夜、よく眠れるようになった。15mgの時 は3、4時間置きに目が覚めて、夜中に必ず一度か二度トイレに行っていたの だけど、今は6時間くらい眠れて一度もトイレに起きない日もある。これだけ でかなり違う。 顔の下膨れも少しマシになった。身体全体のむくみも多少改善された気がする。 ただ、筋力、体力がないのは相変わらず。これは少しずつ鍛えていかないとい けないのかな。 先日も、バスに乗ろうと思って走ったらバス停の手前で派手に転んでしまった。 足の筋力が衰えているので、気持ちばかり前に出て、足が前に出なかったみた い。駅の階段も以前は一気に駆け上れたのに、今は半分がやっと。病気の前と 同じ気持ちで走るととっても危険なのだった。 さて、私のプレドニンの維持量というのはいったいどのくらいなのだろう。こ れってとってもナゾ。大学病院の医師に聞いてみたら、一般論的に、維持量と いうのは「再燃したときの量より少し上」という答えだった。つまり、私の場 合は前回10mgで再燃したことになっているから、11mgか12mgだろうということ だった。なんてアバウトな。 でも、それで言ったら、その前は13mgで再燃しているのだから、その後、なん の躊躇もなく10mgまで減らしたインチキ漢方医はやっぱり筋炎治療についてあ まり熟知していなかったのだろうな。普通はもっと慎重にやるはず。やっぱり あの医者は胡散臭い。 で、その10mgまで減らしたとき、たぶん10mgより前でCK値は上がっていたのだ と思う。11mgか12mgかわからないけど。 だから、大学病院の医師の見解を信じるならば、12mgというのは私のボーダー ラインギリギリに近い量ということになりそう。もう、ほんとに再燃するん じゃないかとドキドキするのだけど、反面、鍼灸にも通っているし、漢方も飲 んでいるから大丈夫、という気もする。再燃するかどうかは減らしてみないと わからない。ギャンブラーの気分。 今通っている漢方の医師は漢方でステロイドの効果が1.5倍になると言ってい たから、維持量15mgだとしても 10mgまで減らせるという計算。維持量が12mg ならもっと減らせるということだ。でも、13mgで再燃したという話をしたら、 ちょっと慎重になっていた。もっと自信持ってよ…。 大学病院のほうにも漢方科があるので、連携して治療したりしているのかどう か聞いてみたら、特にそういうことはしていないらしい。自然療法を取り入れ ている科もあるし、そういうところと連携して治療してくれればいいのに。も し、連携しているなら、漢方も大学病院のほうに変えようかと思ったのだけど、 特にその必要もなさそう。 しかしね…。減らしてみないと維持量が分からないってなんなんだ。大学病院 の医師としては10mg以下にすると再燃の可能性のほうが高いという見解。再燃 の可能性が高いってことは、再燃しない可能性もあるってことじゃん。一番い いのは、薬を減らして再燃しないこと。最悪なのは薬を減らして再燃しちゃう こと。間を取るならそこそこの量の薬を飲んで副作用に耐えつつ、再燃を押さ えること。医師としてはこの妥協策が一番安全なんだろうな。しかし、ギャン ブラーとしては可能性が低くても薬を減らすことにチャレンジしてみたい気も する。複雑。 難病情報センター http://www.nanbyou.or.jp/ 多発性筋炎・皮膚筋炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/067.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●チワワの小太郎★怪作展で犬バカコーナー [2006年01月26日(木)] ──────────────────────────────────── 年末に恒例の「怪作展」があった。同じ高校の同窓生が集まって作品を展示す るグループ展だ。私は毎年、この展覧会に油彩画を出品しているのだけど、今 回はそれに加えて、手作りの犬グッズを出品した。 小太郎に作ったセーターやアクセサリーを大量出品。いままではこういう手芸 的なものは出品しなかったのだけど、本に載せてもらった記念ということで出 品することにした。 展示してみたら意外にボリュームがあって、濃いコーナーになってしまった。 小太郎のアクセサリーにセーター、エコバッグ、ペーパーブックカバー、スケ ジュール帳など。 小太郎を連れて行ってみたかったけれど、会場は犬禁止。犬が入れたら、もっ と積極的にネットの犬友達を呼べたんだけど、残念。 怪作展 http://akane.pos.to/kai/ チワワの小太郎 http://akane.pos.to/kotaro/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●舞台みたいに楽しめる◆『THE 有頂天ホテル』 [2006年02月04日(土)] ──────────────────────────────────── 『THE 有頂天ホテル』脚本・監督:三谷幸喜 ──────────────────────────────────── 映画館で見てきた。出演者いっぱい。エピソードいっぱい。だけど最後には大 団円。三谷幸喜すごい。 役所広司、松たか子、篠原涼子、佐藤浩市、香取慎吾などなど、ほんとにいろ んな人が出ている。しかも誰が主役だかわからない! というか、全員主役!? 見た人によって誰が主役だったのか変わってくるのかもしれない。そこが面白 い。 大晦日のホテルで繰り広げられるドタバタ喜劇。ストーリーも一言では言えな いのだけど、登場人物それぞれが一生懸命なのよね。本人が真面目にやればや るほど、回りから見たら面白いことってあるけど、この映画の登場人物もみん な一生懸命。だから面白いの。それで最後に辛いことも恥ずかしいこともみん なで笑い飛ばしちゃえって感じ。 全体的に、舞台を観てるような感じに近い。ワンカットを長くしたらしいけれ ど、見ていても全然そんなこと感じなくて自然だった。舞台感覚で見ていたか らかな。ちょい役でも有名人が出ているみたいで、見逃してるところもたくさ んありそう。DVDでまた見たい。 「THE 有頂天ホテル」 http://www.uchoten.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●だってリチャード・ギアだもん◆『Shall we Dance ?』                          [2006年02月05日(日)] ──────────────────────────────────── 『Shall we Dance ?』監督:ピーター・チェルソム 出演:リチャード・ギア、 ジェニファー・ロペス ──────────────────────────────────── 日本版のオリジナルを見てないのだけど、リチャード・ギアに惹かれてハリウ ッドリメイク版を見てしまった。よかった。 超大作でも超感動作でもないのだけど、安心して見られてほっこり幸せになれ る映画。さしたる大事件もなく、不倫も大恋愛もないのだけど、ほどよい笑い と家族愛、ちょっぴりの友情なんかを味付けに、あったかいシチューのような 映画だなぁ。 予告などで見ていたせいもあるかもしれないけど、ところどころに印象的な場 面がちりばめられている。私が好きなのは、駅のホームでひとりでダンスの練 習をしているリチャード・ギア。楽しそうなのだ。そして、最後にタキシード に赤いバラを一輪持って妻を迎えに行くリチャード・ギア。こういうのが似合 ってしまうところが好きなのよ。素敵。現実にこういうことをやられたらたぶ ん爆笑してしまうと思うけど。 リチャード・ギアがなんだかとても楽しそうに演じているところがいい。そう、 なんだかんだ言ってわたしはリチャード・ギアが好きなのだ。だからこの映画 も好き。他の役は…あんまりよく見てなかった。すまぬ。 ──────────────────────────────────── (茜音「日々のほのぼの」より) http://akane.pos.to/akane/f/honobono.htm ・・・・・・─・─・─・──・──・──→この続きも日々更新中です。 日記ブログ「へにょへにょ日記」は毎日更新中。。。 http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ──────────────────────────────────── =[PR]================================ 日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場 http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=IAO95+91O4OI+5WS+C2103 ==================================== =[PR]================================  ★┃今┃週┃の┃ベ┃ス┃ト┃セ┃ラ┃ー┃★┃  ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 【楽天ブックス】流行の本を今すぐチェック!! http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=IGOG8+K8RCI+1N6+61JSJ ==================================== ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             ◆ サイト更新情報 ◆              ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃茜音 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