□□□□□□□□□□□  茜色通信 Vol.0054 □□□□□□□□□□□ 2003/07/12 Sat.---Since2000/01/26  前号の発行部数135 =>>登録・解除・変更・バックナンバーはこちらから http://akane.pos.to/common/f/akaneiro.htm  「茜色通信」の読者登録をしていただきありがとうございます。  私のサイトの更新情報と日記(日々のほのぼの)のダイジェスト版を  お届けします。                  ◇ ◇ ◇  だんだんと暑くなってきましたね。チワワの小太郎は暑い日でも人の  側に寄って来て、ヒザの上でグーグー寝ています。かわいいけど、暑  いのです。ペットの用のクールマットがいろいろ売っているけれど、  小太郎には必要なさそう。    うちもついにISDNに別れを告げ、ADSLを導入しました。その  てん末は本文の日記を見て下さいね。最新のものはサイトで公開中で  す。 http://akane.pos.to/akane/f/honobono.htm   ____________________________________ _/Contents_/ -- 今日のほのぼの -- ●はるばる静岡◆『キャッツ CATS』 [2003年06月05日(木)] ●ゲイジュツとワイセツ◆『ヴィクトリアン・ヌード』[2003年06月08日(日)] ●繋がってなくても◆『インターネット的』 [2003年06月12日(木)] ●チワワの小太郎★恋の季節? [2003年06月20日(金)] ●昭和の家庭ってこんなだった◆『楽しきわが家』 [2003年06月22日(日)] ●ブロードバンドへの道▲時代遅れのISDN [2003年06月26日(木)] ●チワワの小太郎★テレビにコタローが [2003年06月27日(金)] ●ブロードバンドヘの道▲繋がらないかもしれないの? [2003年06月28日(土)] --サイト更新情報-- ★茜音 【ギャラリーと日記】 ★ぱんだ雑貨店 【壁紙とWEB素材】 ★チワワの小太郎 【ペットの写真と壁紙】 ★りんくる 【わがままリンク集】 ★茜音ミニショッピングモール 【お店やサービスのリンク集】 ____________________________________ ※記事中の書名の下にあるURLは、オンライン書店bk1の書籍詳細ページの  URLです(特に断りのある場合を除きます)。 その本の内容、値段、大きさ  などの詳細情報のほか、bk1に投稿された書評なども読めます。   『オンライン書店 bk1』はこちら http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi?aid=p-akane01465 ____________________________________ *…………………………………………………………………………………………* :                                  : :             今日のほのぼの              : :                                  : *…………………………………………………………………………………………* (日記もどき『日々のほのぼの』ダイジェスト版) 『日々のほのぼの』はこちら http://akane.pos.to/akane/f/honobono.htm ____________________________________  ●はるばる静岡◆『キャッツ CATS』 [2003年06月05日(木)] 劇団四季の『キャッツ』を観て来た。新幹線に乗って、はるばる静岡まで行っ て来た。とは言うものの、小田原から静岡までは鈍行では2時間くらい、新幹 線で50分くらいなので、新幹線で約40分の東京に行くのとそう変わらない。東 京でも新宿、池袋だとさらに20分くらいかかるので、静岡駅から徒歩15分の静 岡市民文化会館はむしろ近いくらいだった。ただし、電車賃は東京に行くより も高くついた(東京往復は割り引き切符があるのだ)。 『キャッツ』と言えば、わたしが初めて観た本格的ミュージカル。大学生の時 だった。そして、「すごいすごいと言われていたけど、ミュージカルってこん なもんか」というひどく不幸な先入観を持ってしまった曰く付きの作品なのだ った。ただ、今回観てみて、この時の印象って間違っていなくて、さすがに今 回は「こんなもんか」とは思わなかったけれど、「ダンス、歌はすごいけどス トーリーがよくわからん」というのは一緒。あと、「やたら客席とコミュニケ ーションを取る舞台」というのも。出演者が客席から登場、客席にひそみ、客 席から退場、そして最後は観客と握手。途中で観客が舞台に上げられていたし。 それでも、最近はいろんなミュージカルを観ているので、前回よりは冷静に楽 しめた。出演者も違うし、振り付けも変わっているみたい。前は品川駅前の専 用劇場だったので、舞台の構造も違う。『オペラ座の怪人』と同じ、アンドリ ュー・ロイド=ウェバーの作曲だということも知っている。うんうん、ちょっ と似てる。メロディも素敵。 このミュージカルは、T.S.エリオットの詩が元になっている。歌詞が詩なのだ。 で、ストーリーがない(ような気がする)。最後に猫が一匹選ばれて天上に上 るっていうのが全体の大きなストーリーなのだけど、途中はそれぞれの猫の紹 介。いろんな猫の人生(猫生?)が語られて、それがほとんど歌詞で説明され るもんだから、歌詞を一生懸命聞いていないとわからなくなっちゃう。あとは 照明や振り付けを見るんだけど、確かにそれは綺麗なんだけど、内容は理解し にくいのよね。なんにも考えないで観てると観終わったあと、どんな話だった のかさっぱりわからない。前回観た時はほんとに、観終わってから、「あれ? どんな話だった?」って感じだった。なので、今回こそ、ストーリーを把握し よう!と意気込んでいたのだけど、それでもやっぱりよくわからなかった。 という訳で、今回悟った「『キャッツ』の正しい楽しみ方」。それは「なーん にも考えないで、歌と踊りを楽しみましょう」ということなのだ。それが『キ ャッツ』なのだ。そう割り切ってしまうと、猫たち一匹一匹はとても魅力的だ し、群舞は綺麗だし、ゴミだらけの劇場のセットも楽しい。 猫の名前は覚えにくいけれど、わたしは今回勝手に「茶色いおねえさん」(タ ントミール=高倉 恵美)とか「しましまおにいさん」(マンカストラップ=趙 宇)名前をつけてしまった。マジック猫のミストフェリーズ(=蔡 暁強)は怪 しい魅力。キザ猫のラム・タム・タガー(=キム スンラ)が登場した時には後 ろの席のお姉さんたちがざわめいた。確かに、ハマるかも。 京都の『オペラ座の怪人』でファントム(怪人)とクリスティーヌ(ヒロイン) を演じていた村俊英さん(バストファージョーンズ/アスパラガス=グロール タイガー)と村田恵理子さん(ジェリーロラム=グリドルボーン)も出演して いた。二人のシーンはとても楽しくて、村さんの美声に聞き惚れ、村田さんは クリスティーヌの時よりもなぜだかすごくかわいくて、歌もよかった。 最後は、初演からずっと出演しているという服部良子さん(ジェニエニドッツ) と握手できた。前に観た時にも出演していたのかもしれない。 平日のマチネ公演だったので2階席に中学生軍団がいて(わたしは一階席の前 のほう)、開演のときから妙な盛り上がりだったのだけど、カーテンコールの 拍手が鳴り止まなくて、結局スタンディングオベーション。『キャッツ』でス タンディングするとは思わなかった。でも会場が一体になるって、何度味わっ てもいいもんだ。 いやはや、おそるべし『キャッツ』。今回は前回の分まで十二分に楽しませて もらった。これからも進化していくのかなぁ。このままずっとロングラン公演 していたら、そのうちまた観に行ってみたいと思った。 劇団四季 http://www.shiki.gr.jp/ ____________________________________ ●ゲイジュツとワイセツ◆『ヴィクトリアン・ヌード』[2003年06月08日(日)] 東京芸大の美術館で開催中の「テイト・ブリテン発世界巡回展 ヴィクトリア ン・ヌード 19世紀英国のモラルと芸術」を観て来た。芸大の美術館は以前は こぢんまりした感じだったけれど、建物が新しくなってすっかり立派になって いてびっくりした。 「ヌード」というタイトルに惹かれてなのか、平日の午前中だったのにおじさ んたちが多かった。おじさんのスケベ心を動かすテーマなのかなぁ。 展覧会の内容は、イギリスのヴィクトリア王女時代(1837-1901)時代に描かれ たヌード作品を集めたもの。道徳的な理由からヌードは芸術とみなされなかっ た時代からだんだんと認められて多彩なテーマで描かれるようになる過程がよ くわかる。 初期の頃の作品はとても控えめなヌードではっきり言ってつまらない。が、展 示作品の後半になるとだんだんと自由な表現になり、大胆な作品になってゆく。 ヌードというテーマは、人間の身体という一番身近でありながら公にするのが はばかられるという不思議なもの。誰もが持っているけれど、普段は隠してい るものなのだ(裸で街を歩いている人はめったにいない)。それだけに普遍的 で魅力的なテーマだと思う。 わたしも美大予備校時代にヌードを何度も書いたけれど、裸のモデルさんが大 勢の視線にさらされている状況って尋常じゃないと思う。すごく変。でも慣れ ちゃうのよね。慣れないで、ドキドキして、そのドキドキ感が作品に出ればよ いのだけど。 人間の身体って有機的でとてもきれいなので、わたしはヌードは好き。お相撲 さんなんかも、テレビで見ていて筋肉がとてもきれいだなぁと思ったりする。 写真家の荒木経惟氏は「どんなに過激なヌードを撮っても最後はモデルの顔を 撮りたくなる」というようなことを言っている。なんだかわたしもそれは分か る気がする。顔も身体の一部で、つまりヌードだと思えば、こんなに魅力的な 部分はない。 ヌードをテーマにした作品でも、初期のものはモデルの顔が隠されていたりす るのだけど、そういう作品はあまり好きじゃない。それよりは、顔も含めてモ デルというか、描かれている人物が活き活きしている作品がいい。つまりはヌ ードでも着衣でも人物が魅力的ならいいのだ。隠されているから見たくなるの がヌード。だけどヌードばっかり見ているとなんだか物足りなくなる。 この展覧会、知らない画家の作品も多かったけれど、ミレイ(『落ち穂拾い』 のミレーとは別人)やロセッティなど好きな画家の作品もあって、楽しかった。 絵画だけでなく、映像や写真もあった。絵画は神話や聖書を題材にしたものも 多く、やはりそのテーマを知っているのといないのとでは見方も変わるなぁと 改めて思ったのだった。 『ヴィクトリアン・ヌード』(芸大美術館) http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2003/Victorian/index.htm 『ヴィクトリアン・ヌード』(毎日新聞) http://www.mainichi.co.jp/life/culture/jigyo/event/art/20021201-a.html 東京藝術大学 大学美術館 http://www.geidai.ac.jp/museum/index.htm ____________________________________ ●繋がってなくても◆『インターネット的』 [2003年06月12日(木)] 『インターネット的』糸井重里/著(PHP研究所) http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-akane01465&bibid=02020302 「インターネット」と「インターネット的」は違うのだそうだ。インターネッ トを全く使わなくても、インターネット的なことはできるらしい。 「インターネット的」というのを説明するのに、糸井さんは「リンク」、「フ ラット」、「シェア」という三つのキーワードを挙げている。リンクは繋がり。 フラットは面倒な上下関係とか年令とかそういうものをとっぱらった世界。シ ェアは分け合うという発想。そういうものがインタネット的なのだそうだ。 確かに、インターネットというものが登場して、世の中のいろんな価値観がち ょっとずつ変わったような気がする。わたしもインターネットそのものよりも、 インターネット的なものに惹かれてネットの世界に入り込んだような気がする。 つまり、インターネットという手段を使って、新しい「なにか」を得られるん じゃないかという期待を持ってネットに接続したのだった。ネットのつなぎ方 とか、パソコンの使い方とかそういうものは手段でしかなくて、本当の目的っ てのは、糸井さんが言う「リンク・フラット・シェア」の世界を体験したいと いうことだったと思う。わたしには「インターネット的」なんて言葉をそんな に明確に説明できないけど。 糸井さんはコピーライターなので、なんだかややこしいことを簡潔にわかりや すく説明するのが上手い。読んでいると、なんとなく分かっていたんだけどち ゃんと説明できなかったことが、とっても分かりやすく書いてあったりする。 そうそう、とうなずくことしきり。 「インターネット」ってそんなに大層なものだとは思わないんだけど(ってい うのは、インターネットに繋がってるからって何がエライってわけじゃないっ ていうこと)、「インターネット的」な発想や「インターネット的」な生活っ ていうのはとても魅力的だと思う。つまり、ネットと関係ないところでも「イ ンターネット的」な考え方を持っていると生活が素敵になるかもしれないとい うこと。どんどん複雑になっていく機械や技術に惑わされないで、「インター ネット的」にいい感じの社会になってゆくとよいなぁ。 ____________________________________ ●チワワの小太郎★恋の季節? [2003年06月20日(金)] チワワの小太郎(♂)も生後9ヶ月を過ぎて、身体だけは立派になった。立派 と言っても、所詮チワワなので、体重2.5kg弱のちっこい身体で走り回ってい るのだった。たぶんもうこれ以上は大きくならない。精神的にはまだまだ子ど もで、最近はせっかく畳んだ洗濯物の山を崩して遊ぶという新たな遊びを開発 している。 4ヶ月くらいのときから、自分の身体と同じくらいのぬいぐるみなどを相手に 腰を降ったり(マウンティングと言うらしい)していて、本など見ると人間の 腕や足でもやるって書いてあるのだけど、小太郎はぬいぐるみ専門だった。で、 そのぬいぐるみを取り上げてしまうと、やけに切ない声でクゥーーンと鳴くの だ。高いところに置いておくと、一生懸命に背伸びしてぬいぐるみ欲しいよー と訴える。でもあげない。そうすると諦めて寝てしまう。最近はぬいぐるみを 隠して、小さいおもちゃばかりを与えているので、マウンティングしている姿 も見なくなった。 近所にジャック・ラッセル・テリアのベティちゃんという、小太郎よりも1ヶ 月くらい遅く生まれた女の子がいる。ジャック・ラッセルっていうのはやたら 活動的な犬なので、小太郎は会うたびに追い掛けられて吠えられて、尻込みし てしまっていた。ベティちゃんにしたらそれが愛情表現なのだけどね。 そのベティちゃんもだんだんと女の色気を発散しだしたようで、さすがの小太 郎もその甘い誘惑に乗ってしまった。と、言ってもクンクンと匂いを嗅ぐだけ だけど。それでも逃げ回っていたのがウソのように自分からベティちゃんに近 付いて匂いを嗅いでいるのでちょっとビックリ。ベティちゃんのほうがちょっ と及び腰だったりして。で、ベティちゃんがおうちに帰るときにはすごい勢い で追い掛けて行こうとするのだ。オスの力ってすごい。 オスのラブラドールを飼っている友人が、発情期にはひとりで散歩に連れて行 けないと言っていたけど、それがわかった気がする。小太郎なんてちっこいか ら私でも押さえたり引っ張ったりできるけど、大型犬だったら簡単に引き倒さ れてしまいそう。小太郎でさえ、首輪が抜けるかと思うくらい一生懸命に走っ て行こうとする。 人間みたいに余計なことを考えない分、一直線なのね。動物って。これからは 他の家のお嬢さんのお腹を大きくしたりしないように、気をつけなければ。犬 でもやっぱり責任とるのかなぁ。小太郎とベティちゃんは身体の色が似ている のだけど、性格は全然違う。いったいどんな子が産まれるのか見てみたい気も するけど。 ベティちゃんに限らず、他の犬とあまり仲良くなれなかった小太郎だけど、最 近は少しずつ慣れてきたみたい。大きな犬とも鼻と鼻を近付けて嗅ぎあったり している。今日はヨークシャーテリアのロンちゃん(♂)と触れあった。ロン ちゃんは体重が2kgないそうで、小太郎よりも小さい。でも小太郎よりも元気。 ちょこまかと走り回ってワンワン吠える。お兄さん気取りなのかもしれない。 小太郎はロンちゃんの後について走っていた。 小太郎は小さい時から甘酸っぱい果物なんかが好きで、グレープフルーツを食 べ過ぎて(あげ過ぎて?)お腹を壊したこともある。ある日、父が自分の飲み かけのペットボトルのお茶を差し出したら、ものすごく美味しそうに飲んだ。 お茶もちょっと味があるから、好きなのかもしれない。それ以来、父は小太郎 にお茶をあげるようになった。ペットボトルのキャップにお茶を入れて差し出 して「飲め、飲め」とやっている姿は息子と晩酌しているよう(実際の息子は 晩酌につきあったことなどナイ)。それにしてもお茶が好きなんて、変な犬だ。 ちなみに、ウーロン茶も飲む。 父は野球が好きなので、小太郎に阪神のユニフォームを着せたがっていた。熱 狂的ではないけれど、昔から巨人嫌いの阪神ファンなのだ。自分も、今だに野 球をやっている。私にユニフォームを手作りしろ、と言っていたのだけど、あ のシマシマ生地を作るのが大変だし、材料を買うよりも既製品のほうが安そう だったので、ネットで探してみた。阪神のユニフォームは見つからなかったの だけど、ヤンキース松井55番のユニフォームがあって、ちょっと阪神に似てい るので父にこれでいいかどうか聞いてみた。マリナーズイチロー51番もあって、 父はイチローのほうがいいと言う(松井は元巨人だから?)。 そこで、イチローユニフォームを購入。帽子もセットで買って、着せてみたら とってもかわいい。家族一同で褒めそやしていたら、小太郎もまんざらでもな いらしくなんだか得意げにポーズをとっていた。チワワにいろんなコスプレを させて喜ぶ飼い主の気持ちがとってもよく分かった。 でも帽子は嫌みたいで、しばらくすると自分で取ってしまう。被るのは嫌でも、 おもちゃにして遊ぶには気に入ったようだった。 チワワの小太郎(写真と壁紙) http://akane.pos.to/kotaro/ 小太郎とおそろいグッズを作ったり買ったりできるコーナーができました。 イチローユニフォームの写真もあります。 ____________________________________ ●昭和の家庭ってこんなだった◆『楽しきわが家』 [2003年06月22日(日)] 『楽しきわが家 少女スタイルBOOK』宇山あゆみ/著(河出書房新社) http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-akane01465&bibid=02325317 この本を開くと「そういえば、こんなのうちにもあったよ」というものでいっ ぱい。昭和30年代、40年代の家庭にあったものを集めただけなのに、なぜだか とっても懐かしい。 プラスチックのおはじきや、おままごとセット、学校で使っていた「さんすう セット」、お母さん手作りのレースの椅子カバー、花柄の保温ポット。うちに もあったはずなのに、いつのまにかなくなってしまった。 そういえば昔のテレビはリモコンなんてなくて、チャンネルをガチャガチャ回 していたなぁなんて思い出も蘇る。子どもの頃にはアンテナ付きのテレビもま だ健在だった。 当時のファッション雑誌は今見るとやけに新鮮。服の生地の模様はレトロ調で かわいい。最近こういうものが復活してブームになりつつあるみたい。昔の包 装紙だって、5.6年前に見たら「なんかダサダサー」って思っただろうけれど、 今見ると「かわいいー」。 私は昭和40年代の最後のほうの生まれだけれど、私を含めてこの時代に子ども だった人たちにとってはココロトキメクものがあるのだ。懐か可愛い。 お父さんの部屋はじゅうたんで、木目調のオーディオセットやマニュアルのカ メラなんかがあった。お母さんは毛糸でひざ掛けを作ったりしていた。おばさ んはたばこの箱を折り畳んで傘を作ったりしていた。 実用品はほとんどないけれど、置き物などはまだ当時のものが飾ってあったり する。家の中で昭和のかほりを感じる一画だ。平成ももう15年。そろそろ昭和 も「懐かしい」という時代になってしまうのね。大正ロマンならぬ昭和ロマン。 今の中学生は昭和を知らないということかぁ。いやはや、なんだかなぁ。 ____________________________________ ●ブロードバンドへの道▲時代遅れのISDN [2003年06月26日(木)] うちの母親が新しいノートパソコンを買った。母の初代ノートは3,4年前に買っ たWindows95で、うちのWinの草分け。父がパソコンの初歩を勉強するのに使い (その後、父は自分専用のWinノートを買った)、母の仕事のソフトを入れられ 酷使されても文句ひとつ言わずがんばって働いてくれたのだった。 最近になって、母がホームページやらPowerPointやらデジカメの画像加工やら、 スキャナで文書や絵を取り込んで印刷物を作るなんていうことをやりたいと言 い出したので(仕事がらみ)、「そんなのWin95では無理だわさ」「新しいの買 うだわさ」と吹き込んだのだった。古いのでもできなくないんだけどさ、そろ そろ新しいの買ってもいい時期だし、新しい方がサクサク動くし。で、見事に 暗示にかかった母は即決ボーナス払いで新品ノートWinMXを買ったのだった。 いやあ、新しいのはいいねぇ。速い。綺麗。画面が大きい(ノートだけど 15inch)。で、インターネットだってサックサクで速いんだろうなぁ・・・・ って繋いでみたら、「あれぇ、あんまり速くない」。以前、私が使っていたMac を新しいのにしたら、ネットが今までより速くなったので、通信速度だけじゃ なくて、パソコンの性能も関係あることを知った。だから今回も最新のWinなら どんだけ速くなるのだろうと期待していたのだ。だけど全然速くなかった。 そうか、やっぱりもう時代はISDNじゃないのね。そう、うちはADSL全盛の今、 まだISDNのままなのだ。それには訳があった。 一言で言えば、うちが田舎だと言うこと。ADSLは電話局からの距離によって通 信速度が変わってくるらしい。噂では、電話局から4km、5kmと離れているユー ザーが、【ISDNよりも遅い】と言っているらしい。うちはどのくらい離れてい るかというと、確実に4,5km以上。今回、調べたら6kmだった。これではデジタ ル回線からアナログ回線に変更してしかも電話番号が変わるかもしれないとい うリスク(当時・今は電話番号は変わらない)を冒してまでADSLに変える気は しない。 そんな訳で、私はひたすら我が家が【光ファイバー】のサービス提供地域にな るのを待っていたのだった。光なら電話局の距離関係ないし、ADSLより断然速 い。なのだが、待てど暮らせど光ファイバーはやってこなかった。都市部から 提供を開始しているらしく、神奈川県も横浜方面からサービス地域が広がって きているようなのだが、静岡に限り無く近い我が市にはいつやってくるとも知 れない(私の予想では半年か一年以内にはサービスが開始されそうなのだけ ど)。 光ファイバーがやってくるのを、もうちょっと待とうかと思っていたんだけど、 新しいパソコンでも遅いという事実を突き付けられて、これは潮時かも、と思 った。いざADSLへ!! 調べてみたら、電話局から6kmの我が家でも15MbのサービスならISDNよりも速い 速度を期待できそう。電話番号も変わらない。機器も今、うちの中で使ってい るLANケーブルなんかがそのまま使えそう。そんなことをいろいろ調べて、申し 込みをした。まだ、工事日など全然決まっていない(NTTから後日連絡があるら しい)けれど、気分はもうADSLなのだ。わくわく。 昔はISDNでサクサクとネットサーフィンできたのに、最近はサイトのほうもブ ロードバンド仕様になっているらしくて、やたら重い。ああ、速く光ファイバ ーにして、映像なんかも見たいなぁと夢見ている。 なにかの記事に、「離島にこそブロードバンドを」っていうのがあって、離島 ではISDNのサービスすら最近開始されたばかりだそうだけど、そういうところ にこそブロードバンドが必要だと書いてあった。ブロードバンドがあれば、高 精細なレトゲン写真などを瞬時に送れたりして、医療に役立つとか、そういう ことらしい。 生活に役立つというのもあるだろうけど、私はこの記事を読んで、離島にブロ ードバンドがあったら、パソコンひとつ持って、離島に移り住んでSOHOで仕事 する人も増えるだろうなぁと考えた。そうしたら、過密状態の都市から田舎に 移り住む人も増えるだろう。過疎の解消にもなる。 採算が取れないからといって、人口の少ない地域へのサービスをおろそかにす るべきじゃない。それこそ、税金を使ってでもインフラを整備するべき。それ が、福祉や経済のためにもなるんじゃないかなぁ。だから、うちみたいな田舎 にも速く光ファイバー通して。 NTT東日本 FLET'S.com http://flets.com/ ↓ここの「電話回線の線路情報」で速さや電話局からの距離を調べられる http://flets.com/misc/adspeed.html ____________________________________ ●チワワの小太郎★テレビにコタローが [2003年06月27日(金)] 昨日、ドラマ『動物のお医者さん』の最終回を見ていたら、借り物競争の場面 で、借り物のメモに「チワワのコタロー」と書いてあってびっくり。ひとりで 盛り上がってしまった。そこに出てきたチワワのコタローはCMで人気のくぅ ーちゃんにそっくりなクリームのロングチワワだった(ひょっとしてくぅーち ゃん本人?)。それにしても「チワワのコタロー」って・・・。ウケ狙いか、 それともこのドラマのスタッフがうちの小太郎のサイトを見たとか。だって普 通チワワにコタローなんて名前、あんまりつけないよね(笑)。 小太郎はボール遊びが好きになって、広場でボールを取ってこいして遊ぶのだ けど、梅雨時になったらやらなくなってしまった。土が湿っていて匂いが強い らしく、ボールを追い掛けて、拾おうとしてそのまま土の匂いを嗅いでウロウ ロしている。なにか魅力的な匂いがするらしい(ホントか?)。 近所のジャック・ラッセルのベティちゃんは雨の晴れ間に土の中から出て来て ひからびてしまったミミズくんを食べてお腹を壊して吐いたらしい。それにも 懲りず、またしてもミミズくんをくわえてしまうベティちゃんなのだった。 梅雨だからというだけでなく、最近、小太郎はオスの本能が目覚めてきたらし くて、家の中でもあちこちにチョロチョロとオシッコをしってみたり(すごく 困る)、お散歩で匂いを嗅ぎつつ、他の犬のオシッコの跡に自分もちょっぴり オシッコしたりしている。でもまだ足を上げてオシッコはしない。 一応、家を守っているつもりらしくて、郵便屋さんなど、玄関先に人が来るた びに吠えている(これも困る)。番犬にはなっているかもしれないけどね。あ、 でも昼寝していたりするとお客さんに気付かなかったり、吠えるタイミングを 逃したりしている。あまり頼りにはならない。 ところで、小太郎がボールを取ってこい出来るようになったのを見ていて、ふ と思い付いてフリスビーを買った。一番小さいサイズのフリスビーで直径10cm くらい。チワワにしてフリスビー犬にしようと思ったのだ。だがしかし、それ は無理らしい。投げたフリスビーを追い掛けて落ちたところまでは行くのだけ ど、全く拾おうとしない。フリスビーはあまり好きではないらしい。フリスビ ーを空中キャッチするかっこいい小太郎の姿を思い描いていた私は、かなりガ ッカリしたのだった。 ベティちゃんはおやつを空中キャッチするという技を習得している。見事。小 太郎にもやらせてみたけど、全然だめ。投げると逃げる。落ちたのを拾う。な んとか空中キャッチさせようと、上から落としてみるところからやってみたけ ど、ダメだった。これではフリスビーの空中キャッチは絶望的だ。 仕方ないので、最近は後ろ足で立って歩かせる練習に勤しんでいる。小太郎に できるのはこれくらい。立つところまではいいのだけど、まだ歩くのはしんど い。ま、歩かなくてもいいけど。本当は、芸なんてなくてもかわいければいい のだよ。 チワワの小太郎(写真と壁紙) http://akane.pos.to/kotaro/ ____________________________________ ●ブロードバンドヘの道▲繋がらないかもしれないの? [2003年06月28日(土)] 希望日よりも早く、NTTからコンサルティングの電話が入った。 だいたい、申し込んでから5営業日以降を希望日に指定しろっていう要求がお かしいと思ったのだけど(遅すぎるよね)、申し込みが殺到するであろう都会 のお客向けなんだろうな。さすがに田舎だけあって、早めに連絡が来てよかっ た。と、言っても、申し込みが6/23で、5日後だからそれほど早くもないか。ち なみに、7月当初は旅行に行くので、希望日は7/3にしてあった。 で、コンサルティングのお姉さんはなかなか説明もわかりやすく、知識も豊富 そうでよい感じだった。こちらの説明にも的確に答えてくれた。以前にもIS DNに変更するときなどにNTTの担当者から説明してもらったりしたのだけ ど、案外に親切丁寧で対応がよいのだ。昼間に突然かかって来るNTTコミュニケ ーションの営業の電話は迷惑だけど、あれはまた違う代理店かなんかなんだろ うな。営業の電話で客の心証を悪くするようではNTTもまだまだ修行が足り ないのだ。 実は、申し込んだADSLのモア12Mはサービス提供地域に入っていたもの の、そこは田舎なので、「実はそちらはエリア外です」なんてことがあり得る とちょっぴり覚悟していたのだけど、一応ちゃんとサービス提供地域だったら しい。なのだけど、やっぱり電話局からの距離が遠いので、繋がらないことが あるらしい。そこんところを何度も念を押された。速度が遅いことも念を押さ れた。 まぁ、速度が遅いのは仕方ない。今のISDNよりも速ければよしとしよう。 申し込んだ時点でそこは覚悟していたのだけど、繋がらないってどういうこと よ。 工事日にリンク確認のために人が来てくれるという。なんだか人が来るのは面 倒なので、来ないでいいと言おうと思ったのだけど(どちらでもいいらしい)、 当日、繋がらないとちょっと困ってしまうので、来てくれるようにお願いした。 これで、繋がらなかった場合でもその人にいろいろ聞いたりできるから、少し は安心。でも、繋がらないときにISDNに戻すのにはまた別の日に工事する ことになるのが普通(場合によっては当日戻してもらえることもあるらしい) ということなので、なんだか面倒なのだ。 人が来てくれてもリンク確認するだけで、機器の設置などは自分でやる。工事 日が決まったので、ルーター付きモデムを買うことにしよう。レンタルだとル ーターが付いていないらしく、別途ルーターを買うことになるらしいのだ。 今回、申し込みはBIGLOBEからした。キャンペーン中で基本料金やプロバイダ代 が何ヶ月分かタダになる。それはいいのだけど、BIGLOBE→NTTという流れでA DSLを申し込んでいるのでなんだか複雑。連係がとれているようでとれてい ないので、NTTからのコンサルティングのあとにBIGLOBEのコース変更や機器の 購入を自分でやらなければならない。いまだに私にもこの辺の事情はよく分か らないままなのだ。 そのうえ、家庭内LANの配線の変更点を考察したり、手続きに抜かりはない か確認したりしながらコトを進めているので、かなりこんがらがって来ている のだった。 あれ?「こんがらがって」って標準語? BIGLOBEのキャンペーンページ http://www.biglobe.ne.jp/service/adsl/cam/flets/index.html?O (茜音「日々のほのぼの」より) http://akane.pos.to/akane/f/honobono.htm ・・・・・・─・─・─・──・──・──→この続きも日々更新中です。 ____________________________________ *…………………………………………………………………………………………* :                                  : :             サイト更新情報              : :                                  : *…………………………………………………………………………………………* ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃茜音 【ギャラリーと日記】 ┃ http://akane.pos.to/ ┃----------------------------------------------------------------------  (2003/06/30) 7月のカレンダーは野の花と虫です。   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ぱんだ雑貨店 【壁紙とWEB素材】 ┃ http://akane.pos.to/sozai/ ┃----------------------------------------------------------------------  6月に撮った紫陽花の写真、7月中にはアップします(遅くてごめんなさい)。    (2003/06/13) [壁紙-Photo]にシロツメ草、ツツジ、マーガレットなど         の壁紙44点追加しました。         [写真]にもシロツメ草、ツツジ、マーガレットなどの写         真素材53点追加しました。  (2003/06/30) [壁紙-Photo]にマリーゴールド、野の花などの壁紙26         点追加しました。   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃チワワの小太郎 【ペットの写真と壁紙】 ┃ http://akane.pos.to/kotaro/ ┃----------------------------------------------------------------------  グッズコーナーを作りました。お揃いグッズを作ってね。    (2003/06/05) books & links 本一冊とショップリンク追加。  (2003/06/18) goods 新設しました。小太郎とおそろいのグッズを作っ         たり買ったりできます。  (2003/06/29) story お話ふたつ追加しました。         about 小太郎の血統証明書と家族の紹介を追加しました。          ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃りんくる 【わがままリンク集】 ┃ http://akane.pos.to/link-ru/ ┃----------------------------------------------------------------------  (2003/07/09) 7月からのドラマのリンクなど追加、更新しました。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃茜音ミニショッピングモール 【お店やサービスのリンク集】 ┃ http://akane.pos.to/shopping/ ┃----------------------------------------------------------------------  お得なキャンペーン情報、新しいお店のリンクなど随時更新中!  お中元の季節です。ネットでいいモノ選びましょう。 ____________________________________ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  発行■そふえのりこ(祖父江典子)     【茜音-AKANE-】     メールフォーム  「茜色通信」Web site■登録・解除・変更・バックナンバーはこちらから      ■「茜色通信」は、以下のシステムを利用して無料で配信しています。  まぐまぐ  マガジンID:0000023568  E-Magazine  マガジンコード:akaneiro  カプライト  マガジンID:6392  Pubzine  マガジンID:19602  Macky!   マガジンID:akaneiro  melma!  マガジンID:m00073386  めろんぱん(仮登録)  マガジンID:004615  Copyright(C) 2003 Sofue Noriko  発行者の許可なく転載することを禁じます。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛