□□□□□□□□□□ 茜色通信 Vol.0049 □□□□□□□□□□ 2003/02/17 Mon.---Since2000/01/26  前号の発行部数129 =>>登録・解除・変更・バックナンバーはこちらから http://akane.pos.to/common/f/akaneiro.htm  「茜色通信」の読者登録をしていただきありがとうございます。  私のサイトの更新情報と日記(日々のほのぼの)のダイジェスト版を  お届けします。                  ◇ ◇ ◇    まだまだ寒い日が続きますが、ときおりぽかぽかと暖かい日があった  りして、春が近付いている気配がします。先日、神奈川県小田原市の  曽我梅林に行って来ました。車なら家からそれ程遠くないのですが、  いままで梅の季節に行った事がなくて(通り過ぎたことはあります)、  初めて梅見に行きました。平日だったので、おじさまやおばさまが多  かったです。触る彫刻展なんてものもやっていて、梅の木の下に現代  風野外彫刻が点々と展示してあって、なかなか趣きがありました。私  が行った日はちょうど梅の花が見ごろで、目の高さくらいの位置にポ  ップコーンのような白い花がたくさん浮いている感じ。とても綺麗で  した。春は近いです。                 ◇ ◇ ◇   「ぱんだ雑貨店」で配付している水彩画の素材を使ってくださいました。               ↓ ↓ ↓    NPO社会教育団体ベルポ(碧波)会創立30周年記念事業  『日中友好児童絵画展』   ___________________________________ _/Contents_/ -- 今日のほのぼの -- ●犬と飼い主のイイ関係●『イヌは飼い主に似る』 [2003年01月10日(金)] ●相変わらず重いのよ●『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』                          [2003年01月13日(月)] ●信じるものは救われる。多分。●『占いはなぜ当たるのですか』                          [2003年01月19日(日)] ●痛快に騙されよう●『T.R.Y.』 [2003年01月21日(火)] ●織田裕二はいい!●『T.R.Y. トライ』 [2003年01月24日(金)] ●私の絵本◆『グランマの本棚から』 [2003年01月29日(水)] --更新情報-- ★茜音 【ギャラリーと日記】 ★ぱんだ雑貨店 【壁紙とWEB素材】 ★茜音ミニショッピングモール 【お店やサービスのリンク集】 ※記事中の書名の下にあるURLはオンライン書店bk1( http://www.bk1.co.jp )  の書籍詳細ページのURLです。 その本の内容、値段、大きさなどの詳細情報  のほか、bk1に投稿された書評なども読めます。 ___________________________________ -- 今日のほのぼの -- (日記もどき『日々のほのぼの』ダイジェスト版) 『日々のほのぼの』はこちら http://akane.pos.to/akane/f/honobono.htm ●犬と飼い主のイイ関係●『イヌは飼い主に似る』 [2003年01月10日(金)] 『イヌは飼い主に似る』利岡裕子/著(王様文庫/三笠書房) http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-akane01465&bibid=02228569 犬を飼いたいな、と思っているときに、書店で発見して、犬を飼い始める前に 読んだ。 タイトルがいい。犬が飼い主に似るのか、飼い主が犬に似るのか・・・。内容 は犬に関するエッセイで、なんで犬が飼い主に似るのかは書いてない。それで も犬を飼うにあたって役に立つことがたくさんあって、面白かった。 犬と飼い主って、性格的にとか、外見的に似てることが多いのかしら。外見的 には、あまり犬と飼い主を一緒に見ることってないからよく分からないけど、 話を聞いていると似てることがあるみたい。子供が親の背中を見て育つように、 犬も飼い主の行動を見て育つのかも。うちにいるチワワの小太郎(オス・4ヶ 月)もだんだんうちの家族に似てきたみたい(食い意地が張っていて、昼寝好 き、ひとり遊びも好き、でも甘えん坊)。その家庭のサイクルに合わせた生活 や、飼い主の行動に合わせて犬も行動するから似てくるのかも。で、似て来る ととっても可愛く思えてくるから自然と笑顔になって、それでますます犬も喜 んじゃう。 この本にはどうして犬が困った行動ととるのかとか、犬と人間がうまく生活す るためのちょっとした知恵なんかがたくさんつまっている。例えば、食べ物を もらうために吠え捲る困ったワンちゃんと、ちゃんとお座りして待っているお 行儀のいいワンちゃん、この二匹の違いは一体なにかというと、その理由は実 は人間の側にあるらしい。 お座りして待っているワンちゃんは、お座りしたときにたまたま食べ物がもら えたことがあって、それをちゃんと覚えていて食べ物をもらう時にはお座りし て待っているそうだ。反対に、吠え捲っちゃうワンちゃんの場合、吠えたら食 べ物がもらえたことがあって、それ以来、食べ物が欲しいときには吠え捲るよ うになってしまったそうな。たとえ、愛犬が吠え捲るタイプだったとしても、 直す方法もちゃんと書いてある。しんぼう強く吠えるのをやめるのを待つのだ。 静かになってから餌をあげるようにすれば、犬は今度はそれを覚えて吠えたら 餌が貰えないことがわかるようになる。なるほどね。これは勉強になった。問 題犬にさせない方法と、たとえ問題犬になってしまってもちゃんと救う方法が あるのだ。 これを踏まえてうちの小太郎にも食事の前にお座りをさせてみた。そうしたら、 みごとに覚えてくれた。けれど、まだお座りの意味が分かっていないらしく、 食べ物がないとお座りしない。で、お腹が空いてきて食べ物が欲しくなるとお 座りして切ない目で見上げている。そのポーズは可愛いんだけどね。餌は貰え ないのだった。 ウンチを食べちゃう犬の話も載っている。子犬はよくウンチを食べちゃうらし い。うちの小太郎もときどきウンチを食べている。予防法は、食べる前に片付 けること。叱るなら現行犯で。これは他の犬の飼い方の本にも載っている事だ けど、あらかじめウンチを食べちゃうことを知っていたので、小太郎が食べた ときにもそんなに驚かなくてすんだ。しかも、これって、犬の本能だそうで、 あんまり叱るのも逆に可哀想だとも思えるようになってしまった。だから、も し食べちゃったときには、「片付けるのが遅かった私が悪かった」と心の中で 謝っている。ウンチは禁断の味。ホカホカしてて美味しいのかもしれない。そ うそう、だから子犬とはキスしちゃいけないのだ。ウンチ食べてるから汚いの よ。これも事前に知っていてよかった。 犬の飼い方の本を何冊か読んだけれど、このエッセイは他の本にはない、飼い 犬と飼い主のいい関係を提示してくれていて、飼う前に読んでいてよかったと 思う。基本的なスタンスとして、体罰はダメとか、犬になにかして欲しいとき にはとにかく褒めるとか、犬の本能的な行動(例えば穴を掘っちゃうとか、タ オルに臭いをつけたがるとか)を無理に止めさせようとしなくてもいいとか、 犬との楽しい生活の役に立っている。犬には犬の欲求があって、なんでもかん でも人間に合わせるのは無理。だけど、しつけるところはちゃんとしつけない といけない。その微妙なバランスを犬と一緒に探っていくのがいいのかもしれ ない。 ___________________________________ ●相変わらず重いのよ●『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』                          [2003年01月13日(月)]                           『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 J.K.ローリング/作、松岡佑子/訳(静山社) http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-akane01465&bibid=02235657 「ハリー・ポッター」シリーズの第4巻。あいかわらず大きいハードカバーで、 しかも今回は上下巻にわかれている。重くて持ち歩くのが大変なのだけど、電 車の中とか病院とかで大きい本を読んでいる人がいると大概、ハリポタだった りする。みんな重くても持ち歩いてるのだ。わたしももう少し元気だったら持 ち歩いて読むのだけど(前の巻は持ち歩いて外出先でも読んでいた)、今はち ょっと必要以上に重いものを持って歩きたくないので、この巻は家で読んだ。 のだけど、重いから寝ながら読むのも結構大変。ハリポタシリーズを読むとき、 いつも思うのだけど、この物理的障害、なんとかならないものか。 そんな訳で、上巻のはじめの方は気分が乗らず、かなりダラダラと時間と日数 をかけて読んだ。あまりダラダラ読んだので、しまいにはストーリーがよくわ からなくなってちょっと戻ったりしながら読んでいた。なんだか、4巻にもな ると登場人物も増えるし、3巻までの話しも忘れかけていたりして、最初は? ??状態の混乱状態。それでも上巻の後半に突入するとストーリーも乗って来 て最後まで一気に読めた。 それにしても、シリーズものって、巻を追うごとに登場人物が増えるのは仕方 ないのだけど、あまり増やし過ぎると訳がわからなくなってしまう。個人的に はこれを「高橋留美子現象」と呼ぶ。漫画家の高橋留美子だ。『うる星やつら』 も『らんま1/2』も『犬夜叉』もどんどん登場人物(動物?)が増える。高 橋留美子の場合はそれがすごく楽しいし面白いからいいんだけどね。でも途中 から読むと訳がわからん。 ハリポタ4巻ではまず、魔法界の人気スポーツ、クディッチのワールドカップ がある。ここで、魔法省の役人やら、クディッチの選手やらいっぱい登場。こ こでまずわけがわからなくなった。以前出て来た人もいるんだけど、もう忘れ てるし。 そのあとはハリーたちは魔法学校の新学期が始まって、学校生活に戻る。そし て、今度は三大魔法学校対抗試合が行われる。タイトルの「炎のゴブレット」 というのはその対抗試合の代表選手を決める役割を果たす。ここでも、他の国 の魔法学校の生徒や先生がたくさん登場。とにかく登場人物が多い。しかもと ころどころで、同級生の親の過去が明らかになったりして、時間的にも現在と 過去を行ったり来たり。こんがらがる〜。 でもなんとか読み切った。面白いんだけどね。はまるというほどでもないなぁ。 赤川次郎とか、シドニィ・シェルダンとか、万人受けする本って、「そこそこ」 面白いんだよね。「そこそこ」っていうのが重要。いろんな人の平均点なんだ ろうな。それは悪くはないけど、それだけになっちゃってみんなで大騒ぎする のはどうかと思うぞ。話のタネという意味で読んでいる人も結構いるだろうと 思う。わたしも含めて。とりあえず読んでおこう、みたいな。 ハリポタ5巻はますます混乱しそう。4巻のストーリーを忘れないうちに5巻 が出ることを期待しよう。無理だろうな・・・。 ___________________________________ ●信じるものは救われる。多分。●『占いはなぜ当たるのですか』                          [2003年01月19日(日)]                           『占いはなぜ当たるのですか』鏡リュウジ/著(講談社文庫) http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-akane01465&bibid=02244774 著者の鏡リュウジさんは、女性誌の占い特集などでよく執筆している方。西洋 占星術が専門らしいのだけど、星占いの占い師さんって、もっとシャラシャラ した名前の女の人が多いようなイメージがあって、ちょっと異質な感じがした ので名前を覚えてしまった。 この本は鏡さんの自伝的な要素もあって、なかなか面白い。この人、思った通 りちょっと占い師ばなれした人だった。占い師というよりも、占いオタクと言 った方がいいかも。小学生のころから占星術の本を買い漁って、とうとう国内 で出版されている本を読み尽くしてしまい、家族で海外旅行に行った先で洋書 の専門書を買ってもらって喜んでいるような、変な子供だったらしい。 高校時代にはユングと占星術の共通性を見い出して大興奮。大学と大学院では そのままユングを研究していたらしい。心理学と占い。なんだか似ているよう な、似ていないような。 私自身のことを言えば、昔から、占いを信じてしまうタチで、だからと言って それに振り回される訳でもないんだけど、悪い事が書いてあればなんとなく暗 い気分になるし、いいことが書いてあればなんだか嬉しいというその程度。高 校生くらいまでは特別占いが好きという訳でもなかったのだけど、大学生にな って当たる当たらないは別にして、占いっていう存在が面白いなぁと思い始め た。 どちらかというと非科学的で、まさに「当たるも八卦当たらぬも八卦」な占い なのに、どうして世の中の人はこんなに占いが好きなんだろう、と。逆に、当 たるか当たらないかわからないところがいいのかもしれない。いいことだけ信 じて、悪い事は信じない、なんて自分勝手ができちゃうんだから。 一時期ブームになった「動物占い」は本当によく当たっていた。ブームに乗っ て登場した類似の占いに比べてもダントツに当たる。あれはいったいなんなん だろう。個人的に好きなのは「姓名判断」。なんでも画数を調べてしまう。で、 吉数だとなんか安心。自分ではやらないし、見てもらうこともないんだけど 「手相」はなんだか当たりそう。「血液型占い」はあまり信用していない。で も話のタネにはなるので、存在は否定しない。 この本は著者の鏡さんが占星術の専門科なので、主に占星術について書いてあ る。いわゆる星占い。私、星占いって具体的にどうやって占うのか知らなかっ た。だいたい、世の中の人間を12星座に分けて占うなんて、同じ星座の人は みんな同じ運命なのかい!?って突っ込みたくなってしまうのだが、実はそん なに単純なものじゃないらしい。はっきりいって、この本を読んで、占星術を ちょっと見直した。で、ちょっと当たるかもしれないと思ってしまった。逆に、 こんなの当たらないよ、と思う人もいると思うけど。 本格的な占星術は、生まれた日の生まれた時刻の星の位置で占うらしいのだ。 まさにそれはその人だけのホロスコープ。で、たぶん、同じホロスコープを見 ても占い師さんによって言う事は違うと思う。そういうのって、占い師の第六 感というかヒラメキというか、そこで当たる占い師と当たらない占い師の差が でるんじゃないかなぁ。なんだかそういうところがいいのよね、占いって。 「タロット占い」は誰がやっても同じではなくて、熟練してくると当たるよう になるらしい(と、大学時代にタロットにはまった友人が言っていた)。なん だかわからないけど、神秘な力が働くらしいのだ。邪念が入るとダメなんだっ て。こういうのって、タロットだけじゃなくて、どんな占いでもそうなんだと 思う。 気になるのは、タイトルにもあるように、どうして占いは当たるのか。その前 に、果たして占いは当たるのか、っていう問題もあるんだけどね。占いが当た るかどうかを科学的に解明しようとした人たちの話も載っていてなかなか興味 深い。 どうして占いは当たるのか、そんなことはどうでもいいのだ。そこそこ当たれ ばいいのだ。占いという存在でなんとなく心が晴れやかになったり、安心した り、話のタネにしたり、時間潰ししたり、楽しかったりすれば、それだけで占 いの存在価値はある。それに、占いのメカニズムや歴史を知るのも面白い。も のすごく昔っから人間は占いというものをしてきたのだから、これからも続け ればいいのだ。だから私はこれからも雑誌の占い特集号を懲りずにまた買って しまうのだろうなぁ(あんまり当たらない)。 ___________________________________ ●痛快に騙されよう●『T.R.Y.』 [2003年01月21日(火)] 『T.R.Y.』井上尚登/著(角川文庫) http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-akane01465&bibid=02030550 織田裕二主演の同名の映画の原作。映画はこれから見る予定なのだけど、詐欺 師の話でなんだか大どんでん返しがあるという噂なので、とりあえず原作を読 んで予習してから見たほうがいいと踏んだ。ややこしい話は映画見ただけじゃ わかんないのよね。 舞台は百年くらい前の上海と日本。途中、回想でロシアなんかも出て来る。こ のあたりの歴史にはかなり疎いのだけど、ロシア、中国の革命運動とか、日本 が朝鮮半島で無茶をしていた頃の話らしい。ちょっとずれるけど、日本がその 昔アジアの大陸とか朝鮮半島とかを支配しようとしていた歴史って、もっとち ゃんと学校で教えたほうがいいんじゃないかと思う。あんまりちゃんと習った 記憶がない(覚えてないだけ?)。正しい歴史を教えて欲しいのだけど、でも、 こちらの国とあちらの国で「正しい」歴史が違っていて、真実はいったいどう なのかさっぱりわからなかったりする。昔の日本が他の国の人々を苦しめたの なら、私たちはその償いをしなければいけないだろうし、今、その国の人たち と仲良くすることも償いの一部じゃないのかなぁ。 それはともかく、この小説は詐欺師のお話。展開が早いし、歴史的背景も盛り 込んで奥も深くて面白い。登場人物たちも魅力的。主人公の伊沢修はちょっと 謎の過去を持っていて、とても頭の切れる詐欺師。自分はペテン師だと言って いるけれど実は圧制に対抗して革命をすすめる中国人に思い入れがある様子。 日本で詐欺を働くために集まった仲間たちもそれぞれに思惑もあり、憎めない キャラクター。上海から伊沢を追ってきた冷酷無比な殺し屋にもサイドストー リーがあったりして、なかなかやるなという感じ。 これは映画も面白そう。しかし、人を騙す話というのは、読む方も頭を使わな ければいけない。そこが面白いのだけど、下手をするとどこで騙されたのか気 が付かないなんてことも。登場人物も多いから、それぞれの経歴や肩書きを覚 えておかないと。しかもそれが実はスパイだったりするともう、わからなくな っちゃう。どっかの組織に属しているのに実は別の組織のスパイで、さらに実 は・・・・なんて言われてももう訳が分からん状態。それでも最後まで読んで なんとなく全貌がわかって、どんでん返しがあって、終わってみたらなるほど ねってわかればそれでいいのだ。 この小説の場合、最後はほんとにどんでん返しのどんでん返しのどんでん返し って感じでなかなか痛快。普通、どんでん返しがあるって分かってて読んだ話 ってそのどんでん返しの箇所では「ああ、ここが例のどんでん返しね」ってな 具合であんまり驚きはないんだけど、今回はちょっと驚いた。映画ではどんな なんだろう。これを二時間弱で映画にするのって大変そう。でもちょっと楽し み。 ___________________________________ ●織田裕二はいい!●『T.R.Y. トライ』 [2003年01月24日(金)] 映画の『T.R.Y.』を見て来た。織田裕二主演。 原作が面白くて、期待していただけに、映画版はちょっと期待外れだった。ま あまあ合格点だけど、人に勧めるほど面白いかというとそうでもないような。 テレビで放送された時にみればいいかな、とういう感じ。 しかし、織田裕二はカッコイイ。映画俳優だね、この人は。共演者は海外の人 が多いので、知らない人が多かったけど、なかなかいいキャスティングだった。 日本の俳優さんでは渡辺謙さんがピリッと引き締めてくれていた。 原作では最初だけが上海であとは最後まで日本が舞台だった。映画では途中少 し日本で、最初と最後は上海が舞台。ストーリーも大筋は同じだけど、細かい ところがかなり原作と違っていて、拍子抜け。だって、原作では死んじゃうは ずの人が死ななかったり、スパイだった人が全然スパイじゃなかったり、あれ あれ・・・??と思いながらみてしまった。映画を先に見てから原作を読んで もやっぱり「あれあれ??」と思っただろうなぁ。原作の仕掛けはかなり複雑 だし、映画は時間の制約があるので仕方のない部分もあるのだろうけど、スト ーリーが単純化されてしまっていて残念だった。 派手目なアクションシーンとか、爆破シーンもあったけど、なくてもよかった ような気もする。なんだか微妙。でも、まぁ、裕二がカッコイイからいいや。 許す。 『T.R.Y.トライ』 http://www.try-movie.jp/ ___________________________________ ●私の絵本◆『グランマの本棚から』 [2003年01月29日(水)] 『グランマの本棚から 親と子の100冊』                 山崎慶子/著(生活人新書/NHK出版) http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-akane01465&bibid=02090732 著者の図書館司書としての豊富な知識と経験に基づいて、こどもと本について 書かれている魅力的な一冊。 著者が勧める本のリストには、私が子供のころに読んだ絵本がたくさんあった。 こんなにたくさんの絵本を子供時代に読めたことは、私にとってとても幸せな ことだったなぁと改めて思った。そして、読んでない本はこれからでも読んで みたいと思った。そして、自分の子供ができたら、子供といっしょに読みたい 本でもある。 先日、父が押し入れから昔の絵本を出して整理し始めた。私も手にとって懐か しい絵本をまた読みふけってしまった。いい絵本は、今でも書店で買う事がで きるが、自分が読んだ、ちょっとぼろぼろの絵本を自分の子供といっしょに読 むというのもいいものだと思う。 (茜音「日々のほのぼの」より) http://akane.pos.to/akane/f/honobono.htm ・・・・・・─・─・─・──・──・──→この続きも日々更新中です。 ___________________________________ --更新情報-- ★茜音 【ギャラリーと日記】 http://akane.pos.to/ ◇2月のカレンダーは京都・銀閣寺の苔の庭(写真)です。(2003/01/31) ★ぱんだ雑貨店 【壁紙とWEB素材】 http://akane.pos.to/sozai/ ◇[壁紙-Photo]京都・銀閣寺の壁紙9点、京都の庭2点、ツバキの壁紙1点  追加しました。 (2003/01/31) ★茜音ミニショッピングモール 【お店やサービスのリンク集】 http://akane.pos.to/shopping/ ◇お得なキャンペーン情報、新しいお店のリンクなど随時更新中! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  発行■そふえのりこ(祖父江典子)     【茜音-AKANE-】     メールフォーム  「茜色通信」Web site■登録・解除・変更・バックナンバーはこちらから      ■「茜色通信」は、以下のシステムを利用して無料で配信しています。  まぐまぐ  マガジンID:0000023568  E-Magazine  マガジンコード:akaneiro  カプライト  マガジンID:6392  Pubzine  マガジンID:19602  Macky!   マガジンID:akaneiro  melma!  マガジンID:m00073386  Copyright(C) 2003 Sofue Noriko  発行者の許可なく転載することを禁じます。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛