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茜色通信 Vol.0024
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2001/03/06 Tue.---Since2000/01/26
発行部数110
_/Contents_/
-- 今日のほのぼの --
●寒いですのー。 [2001年02月17日(土)]
●本屋の棚卸し。 [2001年02月20日(火)]
●のんびり、のんびり。 [2001年02月24日(土)]
●二月も終わり。 [2001年02月28日(水)]
●エラーのばか。 [2001年03月01日(木)]
●『海ちゃん-ある猫の物語-』新潮文庫ほか [2001年03月03日(土)]
●テディベア [2001年03月04日(日)]
●江國香織『絵本を抱えて 部屋のすみへ』新潮文庫 [2001年03月06日(火)]
●世間はバレンタイン [2001年02月14日(水)]
--更新情報--
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二月は前半がとても忙しくて、その反動か後半は体調を崩してしまいました。
ホントに無理がきかない体で困ります。鍛えたりしてるんですけどねー。鍛え
方が甘いのかしらん。それでも気候が暖かくなって、梅など咲いて、春を感じ
るとウキウキしてきて、体の疲れも吹き飛びます。もうすぐ春ですよーってい
う、今の季節がとても好きです。これが桜が散るころになると、またあの暑い
夏がやってくるよ・・・とちょっと憂鬱になったりするのでしょう。でも、季
節の移り変わりを感じながら生活するというのはとても幸せなことです。都会
のど真ん中じゃ、こうは行きませんから。
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-- 今日のほのぼの --
●寒いですのー。 [2001年02月17日(土)]
寒いですのー。あ、だじゃれだ。寒いでスノー(snow)。つまらん。
あっという間に二月も半ばを過ぎてしまいました。もう、すぐにひな祭り。な
んだか、ものすごいスピードで世の中が進んでゆく〜。のんびりといろいろと
やりたいことがあるというのに・・・。
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●本屋の棚卸し。 [2001年02月20日(火)]
今日と明日は棚卸し。だだっぴろい書店の在庫をすべてチェックします。昔は
手書きでやっていたようですが、今は、商品についているバーコードを専用の
ハンディターミナルという機械で読み込んで、さらにそれをパソコンに読み込
ませます。私たちの仕事は、ハンディーターミナルに一冊ずつバーコードを読
み込ませること。ハンディーターミナルはテレビのリモコンと携帯電話の中間
のような形をしていて、先端に、バーコードを読み込むところがついています。
棚の本を一冊づつチェックするのは大変だけど、私は単純作業が嫌いではない
ので、やりはじめると熱中してしまいます。だから棚卸しは割りと好き。楽し
いのです。ときどき、掘り出し物の本を発見したりしますしね。
でも、丸まる二日の作業はやっぱり大変かも・・・。
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●のんびり、のんびり。 [2001年02月24日(土)]
体調がすこぶる悪い。二月に入ってからいろいろな予定が詰まっていて、忙し
かったのだけど、がんばってしまった。がんばることはいいことだ。だけど、
がんばりすぎると、すぐに体調を崩してしまう。よわっぴぃな私の体。
私が、ものすごく健康で、ちょっとぐらい無理をしても全然平気、という人だ
ったら、たぶんバリバリ働いていただろうな。バリバリ働いている人は偉いの
う・・・。私にはのんびりが合っている。
最近、世の中のスピードと、私の体内時計が合ってないな、と感じることがあ
る。私が三日かけてやりたいことを、周りは、一日でやってしまっていたり、
ゆっくりと季節の移り変わりを感じる間もなく、あっという間に月日が経って
しまっていたり。他の人はそういう感じを持たないんだろうか。ゆっくりゆっ
くりやりたいのに、私の横をびゅんびゅん駆け抜けていくいろいろなものを感
じて、せかされてしまって、ペースを崩されてしまう。
周りからのプレッシャーもいろいろあるけど、自分で自分に「がんばれ、がん
ばれ」と言い過ぎてしまうといけない。周りの、「がんばれパワー」に負けな
いくらい、自分の「がんばらなくてもいいんだパワー」をつけないと。のんび
り、のんびり生きたいなぁ。
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●二月も終わり。 [2001年02月28日(水)]
病院に行ったり、家でぼーっとしたりしてます。仕事は休み気味。
家でぼーっとしてるのに、なぜか疲れる。体が弱ってるのかなぁ。テディベア
を一体作りました。集中すると疲れる。でも今日は朝からカレンダーを更新し
たり、ちょっとパソコンの前でお仕事。暖かくなって来たので、パソコンの周
りもそれほど寒くなくて、いい感じ。
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●エラーのばか。 [2001年03月01日(木)]
企業のHPが充実してきたから、個人のHPの存在意義って薄くなってるよね、っ
ていうようなことを真面目に長々と書いていたら、エラーで全部消えてしま
った。ショック。よくあることだけどさ。
もう同じことを書く気にもならないので、今日はおしまい。
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●『海ちゃん-ある猫の物語-』新潮文庫ほか [2001年03月03日(土)]
『海ちゃん-ある猫の物語-』写真/岩合光昭 文/岩合日出子 新潮文庫
『地中海の猫』写真と文/岩合光昭 新潮社
岩合さんの写真を初めて見たのは、新潮社の雑誌「シンラ」だったと思う。
「シンラ」は今はもうないけれど、高校生くらいから去年の7月に休刊される
までずっと買い続けていて、動物や、自然の写真がとてもきれいで、好きだっ
た。岩合さんの写真はほぼ毎号のように載っていて(実際は毎号じゃなかった
かもしれないけど、それに近いくらいたくさん載っていた)、このきれいな写
真を撮った人は誰だろうと思って写真家の名前を見ると、それは大抵、岩合さ
んの名前だった。
ライオンや象やクジラなどの野生動物からペットの猫まであらゆる動物を被写
体にする人だ。当たり前だけど、野生のライオン なんかを撮るということは、
その動物がいるところまで行かなければならない。岩合さんの写真を見る度に、「あ、岩合さん、今はサバンナにいるんだ」「今は日本にいるのかな」「今度
は海かぁ」なんて、写真を撮っている岩合さんの姿を想像して、その行動力に
感心していた。
写真には文章がついていて、岩合さんが動物の生態にとても詳しいことが伺え
た。そして、動物たちをとても愛していることも。
岩合さんは猫の写真を撮らせたら世界一だ、と何かに書いてあった。岩合さん
は猫がとても好きだし、猫のことをよく知っている。きっと猫の気持ちが分か
るんだろう。「海ちゃん」では一匹の猫をずっと撮り続けていて、この一冊に
海(カイ)ちゃんという猫の喜びも悲しみもつまっている。猫にも表情がある
のだ。それもとても豊かな。私は猫を飼ったことがない。だから、猫にどれく
らいの表情があるのか分からないのだけど、たぶん、人間と同じくらいたくさ
んの表情を持っているんだろう。一枚の写真から、猫の気持ちが伝わってくる
というのは不思議だ。
「地中海の猫」では地中海に面する6カ国で様々な猫たちを撮影している。地
中海の国々の美しい風景をバックに、猫はたくましく生きている。岩合さんの
文章が添えられていて、ときどき、猫の顔について書いてある。「同じ血族の
ネコたちらしくみんなよく似た顔をしている」とか「小さい村になればなるほ
どネコたちがみんなよく似ている」とか「とびっきり可愛い子」なんて表現も
ある。人間を見ればこの人たちは家族かなとか、可愛い子供だなとか思うけれ
ど、猫は猫だ。だけど、岩合さんにとっては猫は猫以上のもので、人間を見る
のとあまり変わらないんだろう。猫を見つけたらまず顔を見て、どこに住んで
いる、いくつくらいの、どういう猫なんだろう、と素早く観察するに違いない。
そう考えると、きっと岩合さんはネコ語が分かる、ネコ人間なんだろうと思え
てくる。写真を撮る時だって、猫の視線に合わせて地面にへばりついて撮影し
ているらしいし。
岩合さんの写真は、動物の視線になって撮影されている。人間から見た猫じゃ
なくて、猫から見た猫。スタジオで撮影されたものでは分からない、自然の中
で活き活きと生きている動物たち。岩合さんは人間の代表として、自然の動物
たちの中におじゃまして、その様子を写真に撮って来てくれているように思え
る。人間でいる限り見れないような動物の世界を覗き見させてくれる写真。だ
から、こんなにドキドキするのかもしれない。
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●テディベア [2001年03月04日(日)]
「nuinui」に新しいテディベアの写真を追加しました。テディベアはかわいい。
自分で型紙から作ったら、もっとかわいいだろうなぁ。
テディベア作家の人たちって、どうやって稼いでるんだろう。大量生産はでき
ないし、販売だけでは食べていけないだろうなぁ。やっぱ出版の印税とか講座
とかなのかな。
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●江國香織『絵本を抱えて 部屋のすみへ』新潮文庫 [2001年03月06日(火)]
著者お気に入りの絵本を紹介するエッセイ集。江國香織の本を読むのはこれが
初めてだけど、過去の作品のタイトルを見ても感受性豊かな透明感のある文章
を書く人のような気がしていて、それは結構当たっていた。
この本のタイトルもいい。著者の絵本に対する姿勢というか思いがとてもよく
伝わってくる。最近になって、絵本を紹介している本を何か読もうと思って探
していたんだけど、カタログ的に紹介してある本はあまり読む気になれなくて、
何かいい本がないかな、と思っていた時にこの本を発見した。新潮文庫の新刊
だから、発見したというより、発行された、という方が正しいかもしれないけ
ど。
この本で紹介されている絵本は全体的に渋い。江國さんの言葉を借りると「大
人っぽい絵本」だ。年代の差があるのかもしれないけど、私が読んでいた絵本
とは違う。江國さんの言葉どおり、どちらかと言うと大人が楽しむ絵本が多い
ような気がするが、その絵本は決して大人向けじゃなく、子供が十分楽しめる
絵本たちだ。最近は大人向けの絵本がたくさん発行されているけど、やっぱり
絵本は子供と一緒に楽しめるもの、子供の心に戻って楽しめるものがいいと思
う。よい絵本は大人でも十分に楽しめるのだ。絵本が読みたくなった。
(茜音「日々のほのぼの」より)
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カレンダー更新しました。3月はロンドンの自然史博物館です。(01/02/28)
★ぱんだ雑貨店
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ぱんだ雑貨店、トップ画像を手書きイラストに変えました。(01/02/17)
ぱんだ雑貨店にロンドンの壁紙2点追加しました。(01/02/28)
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新しいテディベアの写真追加しました。(01/03/04)
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【いるマガ】バックナンバー随時追加してます。(01/02/14)
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