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茜色通信 Vol.0013
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2000/06/01 Thu.---Since2000/01/26
発行部数103
_/Contents_/
-- 今日のほのぼの --
●映画『EVER AFTER』 [2000年05月16日(火)]
●高校の同窓会総会 [2000年05月21日(日)]
●『星屑の町』シリーズ(舞台です) [2000年05月25日(木)]
●京極夏彦『どすこい(仮)』 集英社 [2000年05月28日(日)]
●T・ハリス『羊たちの沈黙』 新潮文庫 [2000年05月28日(日)]
●動物占い再び。 [2000年05月29日(月)]
●東京ディズニーランド〜。 [2000年05月31日(水)]
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発行ペースが二週間に一回になってしまっています。
このくらいが私にとっての適正ペースかも。
もう一つのメルマガ【いるマガ】が週一回発行で、ほぼ毎週記事を書いていま
す。ついついそれで力尽きてしまうのでしゅ。ふぅ。
それでも、いつも読んで下さってありがとうございます。感謝。
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-- 今日のほのぼの --
●映画『EVER AFTER』 [2000年05月16日(火)]
スカパーのPPVでやっていた映画を見ました。"EVER AFTER"
わりと最近の映画。シンデレラのお話でした。こういう時代もの、好きです。
衣装を見るだけでも楽しい。でも外国のだと、イマイチどの時代なのかとか、
どこの国なのか、とか画面を見てるだけだとよくわからん。もうちょっとマジ
メに世界史を勉強しておけば少しはわかったのかな。
それにしてもこの映画のシンデレラ、強い。王子様に助けられたりしないんで
す。王子様が助けにくる前に自分でピンチを切り抜けちゃう。あまりにも女の
人が強いお話って、ちょっと退いちゃったりするんだけど、この映画の場合は
自然に見れました。周りの人がとっても優しいのがいいですね。レオナルド・
ダ・ヴィンチもシンデレラの仕掛人だった、という展開が心憎い。この映画の
ダ・ヴィンチ、とってもやさしいんですけど、私の想像では本当のダ・ヴィン
チはもっと偏屈ジジイだったと思います。でも、ま、いっか。最後は「二人は
ずっと幸せに暮らしました」で終わって、メデタシ、メデタシ。
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●高校の同窓会総会 [2000年05月21日(日)]
高校の同窓会の委員をしているので、総会にも出席してきました。
来年創立百周年という高校なのですが、総会に出席しているのはおじいちゃん
ばかり。私から見るとおじいちゃんですけど、まあ、みなさん、元気。古き良
き時代を懐かしむ会のようでした。おじいちゃんたちは楽しそうだけど、私は
ちょっと場違い。それでも会場を図々しくウロウロしていました。
それにしても、卒業生全体のための同窓会総会なのに、なぜこんなに年齢層が
片寄っているのでしょう。若い人たちよりもお年寄りのほうが愛校心が強いの
は確かですが、そこに、若いやつに何が分かる、俺達の時代はよかったぞ、若
造は口を出すな、というような、若い人たちをはねつけるような雰囲気がある
のは確かです。(実際はどうか知りませんけど、そういうオーラが・・・・)
まあ、いいんですけどね。それはそれで。
、せっかく会費とか、寄付とか集めてるんだから、もっと母校の生徒のために
なるような使い方をして欲しいなぁ。そのためには、現場の先生とか、最近の
卒業生とかの意見も聞かないと、どんどん同窓会ばなれしていくと思いますね。
そのへん、どうなんでしょ。
百周年の寄付金を使って、石碑と二つも作ろうとする、その神経がよくわから
ん。石碑って高いのに。なんか、もっと役に立つことに使えないのかしら。
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●『星屑の町』シリーズ(舞台です) [2000年05月25日(木)]
元・コント赤信号(なつかしい!)の小宮孝泰さんは私の高校の大先輩で、落
語研究会を創設したらしい。
その小宮さんの小、中、高の同級生がこの、『星屑の町』シリーズを小田原で
公演してもらいたい!ということで、今回、努力が実って小田原公演が実現し
たらしいです。 6月10,11日。さっそくチケットを取りました。
この『星屑の町』シリーズは、売れないムード歌謡コーラスグループ「山田修
とハローナイツ」が各地の公演先で巻き起こす人情喜劇。今回でシリーズ4作
目ということで、ちょうどこの公演にあわせてシアター・テレビジョンで前3
作を放送しています。これはみなければ、と思い、さっそく録画。今日、まと
めて見ました。
私がいつも見ているキャラメルボックスと比べたら、とっても渋〜いのですが、
見ているうちにだんだん引き込まれていって、3作見終わった時にはもうすっ
かり「山田修とハローナイツ」のファンになってしまいました。
山田修というのが、小宮さん。そして、ハローナイツのメンバーにラサール石
井さん、でんでんさん、有薗芳記さん、渡辺哲さん、ボーカルが太平サブロー
さん。みんなおじさんなんですけど、それぞれに個性的で、かわいいのです。
行く先々でケンカして、解散だぁっていうんだけど、結局はまた6人で集まっ
ちゃうんですね。一応歌手なので、歌うシーンもあります。コーラスはうまい
とは言えないけど、この人たちはこれでいいのです。生で聴くのが楽しみ。
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●京極夏彦『どすこい(仮)』 集英社 [2000年05月28日(日)]
京極夏彦は、新刊がでると思わず買ってしまう数少ない作家。あんまり作家で
本は選ばないのです。この作家、売れてるけどなにがいいんだろう、と思って
代表作や最新作を買って読むことはあるけど、だいたい一冊読むとそれで気が
済んでしまいます。ああ、こんなもんかって。
でもシリーズものにはまる傾向があるので(『赤毛のアン』や『大草原の小さ
な家シリーズ』は全部読むまで気が済まなかった)、京極本もちょっとそんな
理由があるのかも。
京極夏彦のあの、シリーズは名前がついてるんですかね。京極堂シリーズとで
もいうんでしょうか。『姑獲鳥(うぶめ)の夏』から始まる、中禅寺、榎木津、
木場、関口などなどの登場人物が大活躍のシリーズです。『魍魎(もうりょう)
の匣(はこ)』『狂骨の夢』『鉄鼠(てっそ)の檻』『絡新婦(じょろうぐも)
の理(ことわり)』『塗仏(ぬりぼとけ)の宴(うたげ) 宴の支度』『塗仏
の宴 宴の始末』の7作プラス番外編の『百鬼夜行-陰』『百器徒然袋-雨』2
作。(すべて講談社)
よく考えながら読まないと分からないんですけど、よく考えなくても、ある意
味「水戸黄門」的に、最後には治まるところに治まってしまうオチが予測され
て、安心して読めるところが好きです。どういうオチかはわからないんです。
でもちゃんと納得できるように終わるんだろうな、という安心感。そこが好き。
そこに行き着くまでの延々なんだか分からない出来事の集積が最後にはちゃん
と一つの結末に行き着きます。まぁ、細かいことを言えば納 得いかないこと
もあるのでしょうが、私はあんまりこだわりません。本編ではかなりカルトな
説明が多く、そういうところで飽きてしまう人はダメですね。私はそんなカル
トなところを読んで、なんとなく知識が増えた気がして得した気分になるので
すが、しばらくするとそんなせっかく読んだ知識も忘れちゃいます(笑)
昔、赤川次郎が流行った頃、少し読みましたが、赤川作品は面白いんだけど、
分かり易すぎてダメでした。読んでるときは面白いけど、読み終わってもなに
も残るものがなくて、なんとなく読書時間を無駄にしたような気がしてしまう
のです。
京極作品は、無駄な説明が多い、多い。あ、無駄じゃないんでしょうけど、無
駄だと思われるような説明。せっかちな人は、こんな説明いいから結果を言っ
てよ、と思うでしょうね。そこがいいんですよ。まぁ、基本的には赤川作品も
京極作品も娯楽モノでしょうけど。だから京極夏彦は直木賞逃したのも分かる
気が・・・。
『どすこい(仮)』は上記シリーズからは外れる作品で、作風まで違います。
最近のベストセラーのパロディー。はっきり言って、私の趣味ではなかったで
す。残念ながら。だけど、無駄だと思えるところが集積して結末に行き着くと
いう、私好みの京極風味は生きていて、最後は一応納得できるところに納まり
ました。ふぅ。よかった。
分厚いハードカバーで、持ち歩けないのも難点。読むのが大変でした。ばかば
かしい話が好きな人にはお勧め。なんにも考えないで笑えるかも。私はいろい
ろ考えちゃって、ダメでした。そのうち新書か文庫になるかな。
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●T・ハリス『羊たちの沈黙』 新潮文庫 [2000年05月28日(日)]
最近、『ハンニバル』という『羊たちの沈黙』の続編が発売されました。なん
だかすごい売れてます。
私が高校生か、大学生かの頃に『羊たちの沈黙』が映画化されて、その後のサ
イコホラーブームの火付け役となりました。私は恐い映像が苦手で、自分でペ
ージをめくれる、マンガや小説は大丈夫なんですけど、映像はびっくりさせら
れるのでダメなんです。だから、映画は観ずに、原作小説を買いました。でも
なんだかんだで読まずに本棚のコヤシとなっていました。
最新作『ハンニバル』がものすごく売れているので、読みたくなって、でもそ
れにはまず、『羊たちの沈黙』を読まねば。という訳で、本棚で黄色くなりか
けていた文庫本をいまさらながら読みました。
映画は、数年前に弟がビデオを借りてきて見ていたのでその横で見ました。だ
から話はだいたい分かっていたんですけど、やっぱり、ベストセラーだけあっ
て、面白い。気が付いたら夢中で読んでいました。映画でも異彩を放っている
レクター博士は、狂人ですがとても魅力的です。この人物がいるからこそ、そ
の他の登場人物が生きてくるのでしょう。レクター博士のその後が気になりま
す。『ハンニバル』楽しみ。でもその前に読まなければいけない本が数冊…。
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●動物占い再び。 [2000年05月29日(月)]
ムックででてしまいました。
『動物占い シロ』と『動物占い クロ』。シロが仕事編で、黒が恋と友情。
どちらも¥400。二冊で¥820(税込み)ナリ。
やっぱあたってますね〜。トラ(<私)はとにかく思い込みが激しいらしい。
そうかなぁ。基本の性格は申し分なくあたってますけど、細 かいところはち
ょっと違うな。でも友だちとか、親とかのキャラを読んでるとホントに、「そ
うそう」ってうなずいちゃうところがあって笑える。
今日、昼休みに私より一歩先にその本を読んでいた友人と「どう?あたってる
?」「なんかペガサスすごいよくないことばっかり(友人はペガサス)」なん
て話してた直後に、私が「ところでさあ、明日、何時の電車で行く?(明日は
その子と遊びにいくのだ)」って言ったら突然大笑いされてしまいました。
「すっごい、ここに書いてある通りだよ。トラはなんでも計画を立てないと気
が済まないって。」
納得。なんでも早め早めに計画を立てないと落ち着かないのですよ。フラフラ
と気分であちこち飛び回っているペガサスには分かるまい(笑)。
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●東京ディズニーランド〜。 [2000年05月31日(水)]
神奈川県民感謝週間というわけで、パスポートがとっても安かったのです。こ
れは行かなきゃ!と、すっかりディズニーランドの戦略に乗せられている私た
ち。
だって、\5200 が \4100 なんですよ〜。お得〜。
昔は開園前に行って、閉園まで遊んだりしていましたが、最近はそんな体力も
ないので(若いってすばらしい!)、10時くらいに行って8時頃には早々に帰
りました。ちなみに、昨日は9時開園で10時閉園。前は9時閉園だったのに、
最近は夜遅くまでやっています。開園直後に行くと、入り口にキャラクターが
でてきてくれるのでそれはそれで楽しいですよ。泊まり掛けで行った時には開
園1時間前くらいから並んでいればばっちり写真も撮ってもらえます。キャラ
クターは子供にとってもやさしいので、子供連れなら確実!大人のグループに
は冷たいです。
もう、園内のアトラクション(乗り物)はほとんど制覇しているので、定番の
コースター系やファンタジー系のものを押さえれば、たくさん乗ることにはこ
だわりません。それよりもパレードやショーの時間をチェックして、それにあ
わせて空いた時間に乗れそうなものに乗る、という感じでした。
やっぱり、昼のパレードは楽しい!キャラクター総出演です。開始時間の数十
分前から席をとって、じっくり見ます。夕食は朝のうちにディナーショーを予
約。このショーの食事は美味しいし、ショーも楽しいので最近はよく行きます。
シンデレラ城の前でのショーも必見。今はダンスマニアなのでみんな立ち見で
す。ダンスを教えてくれるのですが、覚えられませんでした(^-^;)
あくせくとアトラクションを回らなかったので、いろいろと堪能した割には時
間には余裕があって、途中でお茶なんか飲んだりして、じっくり楽しめました。
ディズニーランド、結構、極めてきたかも。ふふっ。
また行こっと。
(茜音「日々のほのぼの」より抜粋)
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