□□□□□□□□□□ 茜色通信 Vol.0002 □□□□□□□□□□ 2000/01/29 Sat.---Since2000/01/26  発行部数135 _/Contents_/ --今日のほのぼの-- ●文章を書くこと。 [2000年01月29日(土)] ●動物占い(トラ) [2000年01月26日(水)] --更新情報-- ★メールマガジン「茜色通信」 ★いるかプロジェクト ★【いるマガ】 =>>登録・解除・変更はこちらから http://akane.pos.to/common/f/akaneiro.htm ___________________________________ --今日のほのぼの-- ●文章を書くこと。 [2000年01月29日(土)] 小さい頃から本を読むのが大好きでした。 それは、まだ字も読めない頃から両親が枕元で毎晩読み聞かせをしてくれてい たおかげだと思っています。 そのせいかどうか未だにちょっと夢想家な一面があって、一人でいろんなこと を想像して楽しんでしまいます。おかげで普通に生活しているときでもちょっ と独りになるとぼーーっと全然関係ないことを考えてたりして、ときどき危な い人になってしまいます。だから車の運転も危なくてできません(笑)。これ、 ホントの話です。運転に集中できないんですね。他のことが気になって。危険 です。 ま、そんなことはどっちでもいいんですが、本を読むことと文章を書くことっ て似て非なるものだと思っていました。本を読むのは好きだけど、自分で文章 を書くのはあまり好きではなかった。 文章って字で構成されてるから、文章を書く為には字を書かなきゃいけない。 で、書くのと考えるのとでは当然だけど考える方がスピード が速い。話すのと 比べたって考える方がスピードが速い。自分の考えを書いているうちに考えば かりがどんどん先に行ってしまって、いま何を書いているのか分からなくなっ てしまう。 だいたい、考えなんて夢と同じで脈絡がないことが多いから、例えば、今日見 た夢を友人に話しているうちに、さっきまで全部覚えていたはずなのに、いざ 話しだすとすっかり忘れてしまったりするのと同じで、考えていることも書い ているうち、または書き出した瞬間にぱぁっと忘れちゃうことがしょっちゅう。 そういう意味では私が選んだ美術とか絵の世界っていうのは、私にとっては自 分の考えていることを表現しやすいものだったのかもしれません。それは今に なって気がついたことなんですが。だって、文章だと頭から順を追って説明し て、これこれこうだからこうなんですよ、って結論付けなきゃいけないけど、 絵だったら最初から結論があって、まずこういうのが作りたい、と思ったらと りあえずそのイメージを頭の中に思い描いて書き始めればいい。余計なことは 考えない。 本当は絵だって美術だって文章と同じで骨組みからちゃんと計算して作りはじ めるのがいいのかもしれないけれど、私にはそれができなかったから、言葉で 説明できない何かを表現したいと思ったから、きっと美術っていうものを選ん だんだと思う。 最近は、こうして文章をたくさん書いている。 それは、インターネットをはじめて、メールをはじめて、キーボードが速く打 てるようになったから。自分で書くのよりも速い。話すのよりは遅いけれど、 話していると言った瞬間に言葉が消えてしまうけれど、画面を見ながら文章を 打てるし、修正も簡単。 メールをはじめた頃は文章で気持ちを伝えるのって難しいと思っていたけれど、 それも経験を積めばそれなりに上手になるのだと思う。文章って練習が必要。 たくさん書いていくうちにどうやったら自分の思っていることが伝えられるの かがちょっとづつ分かってきた。 それと同時に、自分が何を考えているのかが自分の中で整理できるようになっ てきた。今までは自分の中ではもちろん何を考えているのか分かっていたんだ けど、それを人に伝える術がなかった。だから版画とか、絵とかで伝えようと 試みていたんです。きっと。 人に何かを伝える手段って、人それぞれだと思います。私の場合は、文章で伝 えるっていうことは自分には無理だと思っていたんだけど、最近はもしかした ら私にも文章で人に自分の気持ちを伝えることができるかもしれない、と思い はじめてきました。 たぶんそれはまだまだ未熟な部分をたくさん含んでいるとは思うけれど、人に 伝えると同時に、自分があとでその文章を読んだ時に「私はこのとき、こんな ことを考えていたんだ」と思い出せるように、忘れないうちに書き留めておか なければいけないことがたくさんあるような気がしています。 書くことと読むことは別のことだけど、今、文章を書いている自分にとってよ かったと思えることは、たくさんの本、文章を読んでいたこと。伝えたいこと を的確に伝える為に、読書って必要だと思います。自分で文章を書いてみると、 過去の偉大な作家がなぜすごいのかがわかってきます。 それは絵でも一緒です。伝えたいことを的確に伝えられる能力ってすばらしい。 その能力こそが、すばらしい作家や芸術家が持つ、特殊技能だと思います。 ___________________________________ ●動物占い(トラ) [2000年01月26日(水)] 昨日、予備校のときの友人に数年ぶりに会ってきました。 会わない間のできごとをしゃべりまくってしまいました。楽しかったです。 その友人sは、わたしと全く同じ誕生日なんです。同じ日というだけでなく、 同じ年に生まれてる。そういう人(しかも友人)に巡り合えるって、幸運なこ とだと思いませんか?何かあるんじゃないかと思ってしまいます。 実は、私は今巷ではやっている「動物占い」にかなり早い時期にはまってしま いまして、自分が働いている本屋で最初に文庫の「動物占い」が入荷したとき (たった2册!しかも一冊は自分が買ってしまいました)、ブームのきざしを 感じてすかさず追加注文したほど。実際には私が注文した册数では追い付かな いほどの売れ行きで、品切れ状態がつづいた時期もありましたが。 なんではまってしまったかというと、何しろとにかくめちゃくちゃ当たってた んです。私の性格そのもの。最初はインターネットでみたんですけど、その当 たり具合に感動すら覚えました。普通の占いだったら、ここは当たってるけど ここは当たってないな、でも全体的には当たってる方かも...ってそんなも んじゃないですか。だけど、動物占いのトラの項目ってすべてが私にあてはま る(笑)わたしのことを見て書いてるんじゃないかと思うくらい。 それで他の人はどうなんだろう、と思って文庫がでたときに周りの人の動物を 調べたんですけど、当たってる人と当たってない人がいるんです。でも全体的 にはよく当たっている方。しかも細かいところをよく言い当ててる。だけど私 ほどぴったりと当たってる人っていないんですよね。 それでふと私と同じ誕生日のSのことを思い出しました。思い出してみてもも う何年もあってないし、性格が当たってるかどうかなんてわからないなぁ、で も聞いてみたいと思っていたんです。 で、昨日、久しぶりに会っていっぱい話して、気になってたから動物占い当たっ てる?って聞いてみたらやっぱりかなり当たってるみたい。しかも当たってるっ てことは私と似てるってこと。なんか話してても人生観とか、行動の理論立て みたいなものが似てる。「そうそうそう、やっぱそうだよね」ってうなづいちゃ う。で、トラの特徴として「自分が正しいという思い込み」があるからか、同 じ意見になると余計に自信満々になっちゃうんだよね。気分よく話せてよいで す。 私の周りには他にあまりトラさんはいないのですが、「トラはトラ同士で仲良 くなる」っていうのは当たってる気がしました。 (茜音「日々のほのぼの」より抜粋) http://akane.pos.to/ ___________________________________ --更新情報-- ★メールマガジン「茜色通信」 http://akane.pos.to/common/f/akaneiro.htm Vol.0001を発行しました。読者登録、バックナンバーはこちらからどうぞ。 ★いるかプロジェクト http://akane.pos.to/iruka/   「いるかプロジェクトって何?」などを大幅に書き換えました。   以前よりわかりやすくしました。 http://akane.pos.to/iruka/f/q.htm ★【いるマガ】 http://akane.pos.to/iruka/f/mm.htm トップぺージに連載陣のHPへのリンクをつけました。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  発行■そふえのりこ(祖父江典子)     【茜音】     【アトリエの屋上BBS】       「茜色通信」HP■登録、解除、変更はこちらから。    「茜色通信」は、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して  発行しています。  Copyright(C) 2000 Sofue Noriko  発行者の許可なく転載することを禁じます。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛