ゴールデンウィーク中、友人が藤野芸術の家で展覧会をやっているので、小太郎を連れて見に行ってきた。29日に行くよって言っていたのに、なぜか父はすっかり忘れて、休みを取っていなかった。別の日に、父と二人で行ってもよかったのだけど、珍しく母が私と二人でも行くと言うので、母と小太郎と一緒に行くことにした。朝、ひとりで仕事に出掛ける父は寂しげ。一緒に行きたかったらしい。「お母さんと一緒に行ってもつまんないよな」と悔し紛れに小太郎に話しかけていた。

母も私もかなりの方向音痴なので、二人で出掛けると必ず道に迷う。でも、母の車にカーナビがついたので、今回はまっすぐ目的地まで行けた。カーナビ万歳！　母が自分の運転で行く気になったのも、カーナビがあるからという理由だったらしい。

芸術の家は工房や音楽スタジオがある施設。宿泊施設もあるようなので、泊まって創作活動ができるみたい。自然がいっぱいで環境はいいのだけど、交通の便はかなり悪いので、電車などで気軽に来るという訳にはいかない。車じゃないと不便だ。キャンプができるので、子どもたちが団体で来ていた。

建物の中には犬は入れないので、母と小太郎には外で待っていてもらって、展覧会を観た。展示スペースはそれほど広くなかった。創作活動をする施設なので、あまり展示スペースはない。友人と会って、少し話して、小太郎にも対面してもらった。いつもハガキで写真だけは見ているのだけど、実物は想像よりも小さかったらしい。小太郎は相変わらず無愛想。人見知りがもう少し直ればいいのに。

キャンプ場のあたりを少し散策したけれど、他には見るものもないので、さがみ湖ピクニックランドに向かった。相模湖周辺で、河川敷とか湖畔の公園のようなところで犬を遊ばせられそうだったけれど、今回は寄らなかった。

さがみ湖ピクニックランドにはドッグランがあるというので、前から一度行ってみたかったのだ。

ドッグラン以外はあまり期待してなかったのだけど（ドッグランもそんなに期待してなかった）、意外に楽しかった。敷地内がかなり広くて、遊ぶところいっぱい。ただし、山なので、高低差があって登るのにかなり疲れた。遊園地の乗り物や、ゴーカート、観覧車、展望台、イベント広場、アスレチックなどなどいろんな施設がいっぱい。親子連れが多かった。子どもがいたら、一日楽しめる。犬はリード付きで入れる。乗り物に乗らなくても内部をうろうろ散策するだけでもかなりの時間が潰せる。

自分で野菜や肉を焼いて食べられる屋外のバーベキューレストランがあったのでそこで昼食を食べたかったのだけど、犬は連れて入れなかった。犬を繋ぐスペースがあって、そこに犬を待たせておけるらしいのだけど、小太郎はそんなところで待たせるのは無理なので、断念。

昼食はホットドッグにして、見晴らしのいい場所で食べた。ピクニックランドと言うだけあって、ピクニック気分で食べる場所には困らない。ベンチもたくさんあるし、レジャーシートを持って行けばどこでも広げて座ってくつろげる。

せっかくなので展望台まで行ってみようと思って途中まで登ったのだけど、あまりに坂道がきつくて断念した。しかも今日はものすごく暑くて、真夏のよう。途中までで汗だくになってしまった。展望台まではスキー場のリフトのような乗り物があって、普通はそれに乗って行くらしい。犬も乗れるのかどうか不明だけど、小太郎を抱いて乗るのはちょっと怖かったので、乗らなかった。

ドッグランは入り口のゲート近くにある。最初はよくわからずに別方向に進んでしまい、園内に入ってしまったので、一番最後、帰りがけに寄った。思ったよりも広くて快適。他にもコーギーやプードルなど数頭がいたけれど、広いのでそれぞれに遊んでいて接触なし。小太郎も他の犬を気にせず遊ばせられた。でも、もう疲れてしまっていたらしく、あまり自由に走ったりしなかった。

ピクニックランドの中は小太郎を歩かせていたのだけど、暑かったので、ずっと笑い顔。ハァハァしている。今日もリンゴジュースを水で薄めたのを持って行ったのだけど、やっぱり飲まない。なんで外で水分取らないんだろう。おやつはパクパク食べていた。

せっかくドッグランに来たので、おやつで釣ったりして少し歩かせた。アジリティがあったのだけど、予想通り見向きもしない。足の手術したばかりなので、まだジャンプもできないから、特に挑戦もさせなかった。上手にジャンプしているコーギーがいて、ちょっと羨ましかった。

家に帰ったら小太郎はお水をたくさん飲んで、夜のご飯を食べたら丸くなって寝てしまった。でも夕食後のメロンだけはちゃっかりもらいに来たのだった。で、メロン食べたらまた寝てしまった。暑かったから、人間も犬も疲れたよ。