チワワの小太郎
 
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●チワワの小太郎★伊豆高原ドッグフォレスト [2004年04月13日(火)]

先日伊豆に行ったときに伊豆高原にドッグフォレストというのがあるのを知って、小太郎を連れて行ってみたくなった。犬のテーマパークみたいなものらしい。犬とおでかけする本にも載っている。楽しそう。

で、日曜日に混んでいるのを覚悟で家族で伊豆までドライブしてきたのだった。地元なので、混んでいる道を避けて箱根越えという裏(?)ルートで行った。途中の大観山で富士山がとてもきれいに見えた。天気がよくてなにより。(photo album)

小太郎は車はもう全然平気。山道では眠ることはできないみたいだけど、酔ったりはしない。途中で休憩すればかなり遠くまでも行けそう。ただし、外出先では水を飲まない。手のひらに水をすくって飲ませようとするとちょっとだけ飲むこともあるけれど、だいたい顔を背けてしまう。「いらない」ってアピールするのだ。なぜー? 喉は渇いているはずなのに。父はそれを心配して無理矢理飲ませようとするんだけど、それもどうかなぁ。ほんとに喉が渇けば飲むと思うんだけど。一日くらいだったら犬は我慢しちゃうのかも。

ともかく、伊豆高原に到着。ドッグフォレストは伊豆急行の伊豆高原駅の目の前。電車でも便利だ。(photo album)

なかは三つの施設に分かれていて、ひとつは「こいぬ村ブリーダーズビレッジ」子育て中の親犬と子犬をみることができる。もうひとつは「いぬたまドッグスタウン」で、パンフレットには「約30種80頭のフレンドリーな犬たちと出会えます」と書いてある。三つ目は「森のドッグパーク」で、愛犬と一緒に遊べるドッグラン。

私たちは最初に「森のドッグパーク」に行ってみることにした。かなり広いドッグランを期待していたんだけど、それほどじゃなかった。小太郎がいつも散歩している広場のほうが全然広いじゃん、ということで家族の意見が一致。ちなみに一頭につき一日1500円(追加一頭500円)。ここは予防接種、畜犬登録してないワンコは入れないらしい。今は工事中のところがあるので一日1000円だそう。小型犬&恐がりのワンコ用と、その他のワンコ用にエリアが分けてあるのはいいかも。ちょっとした障害物とかおもちゃが用意してあって、木陰にベンチがあったりもする。都会で遊ぶ場所がないワンコには嬉しいかもしれない。

小太郎はいつも広場でノーリードで走り回っているし、木陰のベンチもそこにあるし、川にかかる橋とか丸木橋みたいなところとか階段とかもいつもの通ってるし、別に1000円払ってここで遊ばなくてもいいのだった。しかも、他のワンコと仲良くなれない(だいたい無視)のも分かっているしね。

と言うわけで、「森のドッグパーク」は見学のみ。次行ってみよう!(いかりや長介風)となった。

次は「いぬたまドッグスタウン」(大人1300円)と「こいぬ村ブリーダーズビレッジ」(大人600円)。共通券は大人1600円。100円引き割引券を持って行ったので、1500円で入れる。ところが、問題発生。なんと、この二つの施設、犬連れでは入れないのだ。これにはびっくり。だって、だって、犬と遊べると思って連れてきたのに。犬は預かってくれたりもするそうなのだけど、小太郎を預けるのはちょっと心配だし、預けてまで入るかどうか、と緊急家族会議。結局、父は外で小太郎を待っていることになって、母と二人で中を見てくることにした。

「いぬたまドッグスタウン」はいろんな種類の犬が「展示」してある。ペットショップみたいなガラス張りのケージ(ペットショップよりはちょっと広いかも)に一頭ずつ入っていて、犬種の説明が張ってあった。なんだがちょっと可哀想な感じ。それほど珍しい種類はいなくて、割と一般的な犬が多かった。チワワパピヨンミニチュア・ダックスフレンチ・ブルドッグパグキャバリアレトリーバーなど。ダルメシアンは本物をあまり見たことがなかったからちょっと珍しかったけど。そういえば、うちの近所にはエアデール・テリアとかアフガン・ハウンドとかアイリッシュ・セターとかあまり一般的じゃない犬が何頭かいる。というか、ここに来て、あの犬たちはちょっと珍しいんだと改めて認識。田舎なので大型犬も飼いやすいのだ。

イベントステージがあって、犬の説明みたいなのをやっていたけど、横目で見て通り過ぎた。あとは、ふれあいパークというのがあって、囲いの中に小さめのワンコが放し飼いになっていて自由に触れる。犬を飼いたいけど飼えない子どもなんかは嬉しいかもしれない。ちょっとだけ入ったけど、犬が寄ってこなかった(笑)のですぐに出てきてしまった。

全体的には、「なぁんだ、これだけ?」という感想。これで1300円は高いかもー。そうそう、時間が決まっているんだけど、申し込めば犬とお散歩することもできるらしい。これはちょっと楽しそう。

次に「こいぬ村ブリーダーズビレッジ」へ。こちらはログハウスみたいなのが何棟かあって、それぞれに親子犬がいる。こいぬの販売もしている。ウリは、生後3ヶ月までは親犬と一緒にいさせて、それまでは引き取りできないこと。こいぬの情緒が安定したり、社会性が身に付いたりするメリットがあるらしい。それはいいのだけど、ガラス張りのケージでいろんな人に見られながら子育てする親犬(こいぬも)は大変。やっぱりここの犬もちょっと可哀想な気がする。

チワワ、ミニチュア・ダックス、フラットコーテッド・レトリーバーキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルなどがいた。なにはともあれ、こいぬは無条件にかわいいのだ。

犬舎の外側には柵で囲ってあるエリアがあって、それぞれにいろんなワンコが自由にくつろいでいた。みんな人なつっこいので、人がいると寄ってきてスリスリしたり、さわらせてくれたりする。道に置いてあるベンチにはそれぞれワンコが繋がれていて、触ったりできる。みんなおとなしくていい子ばかり。(photo album)

「いぬたま」よりは「こいぬ村」の方がよかった。それにしても、最初の期待はかなり裏切られてがっかりした。もっと、愛犬と一緒にいろいろ遊べる施設なのかと思ったのにー。しかも、ちょうど昼時で、食事もここでしようと思っていたのだけど、露店の焼きそばくらいしか食べるものがなくて、それでもがっかり。去年の春に出来たばかりで、まだこれからいろいろ拡張するのかもしれないけれど、予想とかなり違っていたのだった。(photo album)

犬たちの環境も、もっとのびのびしているのかと思っていたけど、全然そんな風じゃなくて可哀想度がかなり高い。いやはや。

がっかりした気分だったけれど、次の目的地、御殿場プレミアムアウトレットへ。ここはもう3回目で家族の中では定番のスポットになってしまった。(photo album)

伊豆高原からだと2時間くらいだけど、天城峠を越えるルートを通ったので、かなりの山道で母が珍しく車酔いしてしまった。小太郎はずっと私が抱いていたこともあってか、全然平気。強いなぁ。途中、休憩したり、渋滞があったりして、着いたのは夕方。すごい人で混んでいる。ここはいつ来ても人がいっぱい。

小太郎は前に来たときはあまり歩かなかったけれど、今回はちょこちょことよく歩く。人がいっぱいいても平気になったみたい。やっぱり慣れなのかしら。(photo album)

買い物して、食事していたら閉館の時間。みんな一気に出口に向かう。みんな一斉に帰るので、駐車場から出るのにかなり時間がかかった。これは反省。ちょっと早く出ればスムーズに帰れたのに。帰りの車では、小太郎も疲れたのか座布団の上で長々とのびて寝ていた。揺れないので、渋滞なくらいのが小太郎にとってはいいみたい。相変わらず、水は飲まなかったけど、家に着いたらがぶがぶ飲んでいた。なぜ、外出先で飲まないんだろう。なぞは深まるばかり。

伊豆高原ドッグフォレスト

御殿場プレミアムアウトレット

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