バスター先生と小さな仲間たち―イギリス獣医師の動物日記バスター ロイド・ジョーンズ(著)
、Buster Lloyd‐Jones(原著)
、坂本 徹也(翻訳)
実業之日本社
¥ 1,680 [単行本] 2003-06 ISBN:9784408395289 / ASIN:4408395285 |
この本は、とあるサイトのプレゼントで、応募したら当選した。帯には「世界のペット愛好家たちに今なお慕われている伝説的な英国獣医師バスター・ロイド・ジョーンズの自伝。」と書かれている。私は知らなかったのだけど、そんな獣医師がいたんだ。
バスター・ロイド・ジョーンズ(1914−1980年)はイギリスで活躍した獣医師で、幼い頃に小児麻痺を患い不自由な体をかかえながらも動物たちを愛し、獣医師として多くの動物たちとかかわった。
彼はハーブを使った治療法を開発して、ディーンズという会社を作り、そのサプリメントや薬などの製品は今でも販売されている。実は、偶然にもネットでその製品を販売しているところを見つけて、私の愛犬、チワワの小太郎のために購入してしまった。秋に入ってなんだか身体がかゆいらしく、しょっちゅうカリカリしているので、なにかいい薬がないかなぁと思っていたところだったのだ。で、このバスター先生の薬は100パーセント自然のものらしいので、ちょっと使ってみようと思って。
湿疹ができていたので、塗り薬と、身体に塗ってマッサージするクリーム、シャンプーを買ってみた。シャンプーは今まで子犬用の低刺激のものを使っていたのだけど、小太郎に合わなくなったみたいなのでいいものがないかと探していた。犬にやさしいという触れ込みのシャンプーはいっぱいあるけれど、どれがいいのかよくわからない。ここは一つ、バスター先生のシャンプーを使ってみることに。結果、シャンプーは一回しかしてないのでよく分からないのだけど、毎日クリームでマッサージしてあげていたらかゆいのはなくなったみたい。湿疹も治った。
クリームは皮膚のかゆみを取ったり、毛のつやをよくしたりする効果があるものなのだけど、手に取るとハーブのいいにおいがする。この匂いを嫌がるかなと思ったのだけど、全然平気で、むしろ目がトロンとして気持ちよさそう。クリームマッサージは最近の朝の日課になっている。
バスター先生は、小さい頃から動物が好きで、動物のために生活を捧げたような人生だ。自宅に多くの犬を保護してスタッフを集めて世話をしたり、診察をしたり。戦時中は疎開する飼い主たちから多くの犬を預かったりしている。中には預けたまま迎えに来ない飼い主もいたようだけど。
その診察方法も独自の自然療法で、多くの動物たちを救った。しかし、弟子を取らなかったので、それを継承する人がいないことを最後に悔やんでいる。あまりに忙しすぎて、技術や知識を人に教える余裕がなかったのだ。それは私たちに取っても残念。しかし、サプリメントなどは買えるので、バスター先生の恩恵には預かっている。バスター先生ありがとう。
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