チワワの小太郎
 
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●チワワの小太郎★近所の犬友だち [2003年04月18日(金)]

最近はあったかくなって来たので、お散歩も気持ちがいい。日も延びて、夕方にお散歩に行くことも増えた。(冬は寒くて暗くて、昼間の暖かいときしか出かけなかった)。

で、だんだんと近所の犬事情も分かってきた。私は生まれたときから今の家に住んでいるので、子供の頃は近所の友だちと遊んだりしながら、どこの家にどんな犬がいるのか知っていたのだけど、その頃の犬たちはみんなもう天寿を全うしたようで、最近は姿を見ない。

大学時代は実家を離れていたし、卒業後も近所の人たちとのおつきあいはない。ご近所の方たちも入れ代わっていたりして、一時期は老人ばかりだったのが、最近は若いご夫婦と小さい子ども達で賑やか。私と同年代くらいの人たちが、子ども連れで実家に戻ってきたりもしているらしい。基本的に子どもは好きなので、子どもたちの元気のいい声が聞こえてくるとこちらも楽しくなる(嫌いな人には騒音かも)。

小太郎(7ヶ月・オス)を散歩に連れ出すようになって、最初に出会ったのがジャック・ラッセル・テリアのベティちゃん(メス)。小太郎よりも一ヶ月くらい遅く生まれたのだけど、体はひと回り大きい。現在6ヶ月で4キロだそう。うちで飼うのもジャック・ラッセルが候補にあって、でも、ジャック・ラッセルって現役の猟犬で、ものすごく活動的。お散歩も欠かさず行かないとストレスが溜まってしまう。一般家庭で飼うのは大変だというのをインターネットで調べて諦めたのだった。

その憧れの犬がすぐ近くにいた。うわさどおりの、元気者で、小太郎は最初、しっぽを巻いてキューキュー鳴いて動けなくなってしまった。常に飛びついてこようとしてる〜。でもかわいい〜。聞くと、家の中で飼っているのだけど、「相手をするとしただけ興奮しちゃって大変」なんだそう。う〜ん、やっぱり老人予備軍(両親)と病人(私)の家では飼えないなぁ。でもベティちゃんちは、ご夫婦と小学生くらいのお嬢さんなので、お嬢さんの遊び友だちとしては最高かも。

小太郎は最近は大分慣れて、ベティちゃんと並んで歩けるようになった。でも、近付いて来られるとそそくさと離れてしまう。一緒に遊んだりはしないのだ。マイペースな小太郎なのだった。

ベティちゃんの飼い主の奥さんは近所の犬事情に詳しくて(お散歩でいろいろ情報を仕入れているらしい)、いろいろ教えてもらうことが多い。で、昨日知った新事実。なんと近所にチワワのブリーダーさんがいた。7匹も飼っているそうで、そこのうちのチワワは小太郎よりも少し小さくて1キロ台だそうだ。

昔、私が子どもだった頃に近所にシェットランド・シープ・ドック(シェルティ)がいっぱいいた時期があった。シェルティのブリーダーさんが近所にいて、みんなそこから買って(もらって?)いたようだった。おそらく、その同じブリーダーさんが、今はチワワにハマっているのだそうだ。小太郎を買うときに、インターネットなどでブリーダーさんを探したけれどよくわからなくて諦めたので、もっと早く知っていたらそこから買えたのになぁとちょっと残念。

ちなみに、そのブリーダーさんちのチワワの出産は帝王切開なんだそうで、手術代もバカにならないらしい。チワワの出産って大変なのね。母にそのブリーダーさんの話をしたら、「小太郎もそこで繁殖してもらう?」だって。本気か?(たぶん冗談。)でも小太郎の子どももちょっと見てみたい気がする。

昨日はお散歩で初めてチワワに出会った。男の子が連れていた黒いロングコートチワワ(どうやらメスらしい)。近所の男の子みたい。初めて同種に出会った小太郎はというと、他の犬と同じで全然あいさつもしようとしないで尻込みしてしまった。おいおい・・・。ま、向こうも同じくらい後ずさりしていたから、どっちもどっちだけど。今度会った時にはもうちょっと仲良くしようね。

それからよく出会うのが、ロングのミニチュア・ダックスのクリスちゃん(メス)。年令不詳なのだけど、この子も気が弱いらしくて、初めて会った時にはお互いに尻込み。最近になってもちゃんと犬あいさつも出来ていない。まったく社交性のない小太郎なのだった。クリスちゃんの飼い主は小学生くらいのお姉ちゃんと幼稚園か小学校低学年くらいの妹。いつも二人で仲良くお散歩している。この姉妹とクリスちゃんは飛び回って遊んだりしているので、クリスちゃんは小太郎よりも活発なのだ。

他にもいろんな犬がいるのだけど、夕方はおじさんたちが柴犬を連れてゾロゾロと散歩している。おじさんはなんでみんな柴犬を飼っているんだろう、というくらいに柴犬とおじさんという組み合わせが多い。最初は他の犬が来ると固まってしまっていた小太郎だったが、最近では少し遠回りに他の犬を避けて歩けるようになった。大進歩。あとはもうちょっと社交的になろうね。

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