□□□□□□□□□□□  茜色通信 Vol.0120   □□□□□□□□□□□ 2012/04/07 Sat.---Since2000/01/26  前号の発行部数120 =>>登録・解除・変更・バックナンバーはこちらから http://akaneiro.com/common/f/akaneiro.htm  「茜色通信」の読者登録をしていただきありがとうございます。  私のサイトの更新情報と日記(日々のほのぼの)のダイジェスト版を  お届けします。    相変わらず記事が古くてすみません。最新の記事はサイトのほうで更  新しています。よろしければご覧ください。  ■日々のほのぼの   http://blog.akaneiro.com/  前回の発行から半年近く過ぎてしまいました。気がつけば、新年のご  挨拶もしていなかったです。そして2月には恒例のグループ展「怪作  展」もありました。ご案内もせずに無事終了。あらら。昨年後半から  今年前半にかけては体調がかなり低調で、思うようにならないことも  多かったです。反面、新しい出会いなどもあって充実していた部分も  あり、両方でバランス取れているのかもしれないとも思います。引き  続き、ぼちぼちと、焦らずにマイペースでやっていきたいと思います。  ■怪作展 公式サイト   http://kaisakuten.com/  ■怪作展 Facebookページ(展示風景の写真などを掲載してます)   http://www.facebook.com/kaisakuten ────────────────────────────────────  ◎毎日更新中! チワワの小太郎のこと、デジモノのこと、本のことetc... 「へにょへにょ日記」 http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ◎気まぐれ写真ブログ「さぼてん日記。」 http://ameblo.jp/fuwafura/ ◎クラフト・ラッピング素材「いちごのしっぽ」 http://sippostore.com/ ◎茜音-AKANE- Facebookページ http://www.facebook.com/akaneiro ◎Twitter(日々のつぶやき) http://twitter.com/noriko_v ◎Twitter(ブログなどの更新情報信) http://twitter.com/henyo2 ◎Google+ http://gplus.to/norikov ──────────────────────────────────── ━━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽天トラベル http://hb.afl.rakuten.co.jp/hsc/0a708f00.8fbf7e57.0a708f01.fc30a6d7/ 家族旅行も出張もペットホテルもみ〜んなおまかせ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ _/Contents_/ ──────────────────────────────────── ■チワワの小太郎 チワワ星通信 -- 今日のほのぼの -- ●多発性筋炎その後・顔がパンパンの副作用の世界 [2011/06/26] ●産まない女にも意義がある?◆『働かないアリに意義がある』 [2011/07/17] ●ふたつのコミュニケーション術◆『勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」』                              [2011/07/17] ●「幸せ」の定義◆『勝間さん、努力で幸せになれますか』 [2011/07/17] ●ドラマ化して欲しい◆『謎解きはディナーのあとで』 [2011/07/18] ●応用の実践◆『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメ ント』を読んだら』 [2011/07/18] ●技術に裏打ちされたゆる鉄写真◆『撮らずにはいられない鉄道写真』                              [2011/07/18] ●豪華キャスト勢揃い◆『三銃士』 [2011/07/26] --サイト更新情報-- ★茜音 【ギャラリーと日記】 ★ぱんだ雑貨店 【壁紙とWEB素材】 ──────────────────────────────────── ※記事中の書名の下にあるURLは、Amazonの詳細ページへのリンクです。  Amazonの詳細ページではその本の値段、サイズ、出版年、書評などを見られ  ます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            **◆*◆* チワワの小太郎 チワワ星通信 *◆*◆**       ──────────────────────────────────── 春になってだいぶ暖かくなりましたが、まだまだ寒いチワワの小太郎。暖房が ついているところを探して家の中をうろうろ。どこも暖かい場所が見つからな いと、涙目でプルプル震えています。小太郎のベッド、いちごハウスはいつで もホットマットが入っていて暖かいのでしかたなくいちごハウスにイン。でも 昼間は人間のそばにいたい小太郎なのでした。 ■へにょへにょ日記■(小太郎の日常はこちら) http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             ◆ 今日のほのぼの ◆ ──────────────────────────────────── こちらに掲載している記事は『日々のほのぼの』ダイジェスト版です。 『日々のほのぼの』はこちら http://blog.akaneiro.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●多発性筋炎その後・顔がパンパンの副作用の世界 [2011/06/26] ──────────────────────────────────── 多発性筋炎の再燃から2ヶ月半。ステロイド(プレドニン)20mg/日を20日間、 その後30mg/日に増量して1ヶ月、28mg/日に減量され、順調にいけばその3週 間後の診察で26mg/日に減量されるはずだったのだけど、飲む量を間違えてし まい、結局28mg/日を1ヶ月飲むことに。 28mgだと、朝と昼に5mg錠をひとつ、夜は5mg錠ひとつと1mg錠を3錠飲まな ければいけなくて、合計4錠、それに胃腸薬を加えて5錠を飲む。1週間分の 薬をあらかじめ小分けしてあるのだけど、夜の分の5mg錠をなぜか入れ忘れて しまい、飲むときにも気付かず、最低でも1週間は23mg/日だったみたい。ど うりで、副作用が軽くなった気がしたわけだ。しかし、筋炎っぽい症状も出て る気がしていて、ちょっと不安だったのだけど、薬の量が違っていたことが原 因と分かって一安心。通常なら5mg単位で減量することもあるので、それほど 急激な減量ではないとは思うけど、ちょっと無理があったみたい。 診察時に正直に申告したら、28mgをもう2週間、と言われていまった。自分で もここで減量するのは不安だったのでしかたない。自業自得とはいえ、この2 週間のロスは痛い。 おそらく、薬の副作用で、思考能力、判断力が落ちているのも原因。普段から 抜けているけれど、それがますますひどくなって、凡ミスが多い。なるべく、 重要な事柄には関わらないようにしている。 しかし、薬は微減しているものの、飲んでいる期間が長くなると副作用はどん どんひどくなっていく気がする。顔は、2ヶ月経った頃からパンパン度がひど い。あご、首、背中あたりにお肉がついて、見た目だけじゃなくて、自分が苦 しい。風船とかタオルとかを巻いているみたい。 梅雨の天候不順で、湿気が多かったり、毎日の気温差が激しかったり、突然猛 暑日になったり、体調がついていけてない。水の中にいるみたいに身体が重く て、空気が邪魔な感じで動けなくなるときがある。 ステロイドの影響で、筋力が弱っているので、足が上がらず、階段を登るのが 一苦労。長距離を歩くのもきつい。重いものも持てず。 顔がパツンパツン、目が充血、で、人に会うのも躊躇。でも閉じこもっていら れないので、なるべく必要最低限の外出はするようにしている。主に鍼灸院と 通院だけど、帰りに買い物もできるし、気分転換と軽い運動のためにはいいだ ろうということで。 筋肉の炎症の値が正常値になってからステロイドが30mg/日以下になったのだ けど、量を間違えて飲んでいた期間も含めて順調に下がっていて、今はCKが30 くらいをキープ。いまなら5mg/日単位の減量もできそうだけど、2mg単位で の減量が続く。先日の診察でやっと26mg/日。せめて3mg単位ならもうちょっ と早いのに。主治医が変わればもうちょっとスピードアップするのかなぁ。 筋炎の症状をおさえつつ、長期服用による副作用を軽減したいのだけど、顔が むくんで…と言ったら、「そういうのがでやすいんだね」とひとことで終わっ てしまった。患者に合わせて減量も変えて欲しい。…それでちょっと迷走した 部分もあるけれども。 顔だけじゃなくて、身体全体がむくんでいる。脂肪が沈着して太った部分もあ るけれど、水分がたまってむくんでいるというのもある。体重は1kgから2kg 増なんだけど、それ以上に太って見える。顔の肉の付き方がすごいし。肉がつ く場所が顔っていうのが、かなり凹むのである。 薬が減って副作用が落ち着くまで、あと数ヶ月から半年、と逆算しているけど、 やっぱり長いなぁ。 難病情報センター http://www.nanbyou.or.jp/ 多発性筋炎・皮膚筋炎 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/067.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●産まない女にも意義がある?◆『働かないアリに意義がある』 [2011/07/17] ──────────────────────────────────── 『働かないアリに意義がある』長谷川 英祐/著 (メディアファクトリー新書/メディアファクトリー) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840136610/akane-22/ ──────────────────────────────────── 2割のアリは働かなくて、その働かない2割を取り除いても残りのアリたちの 2割が働かなくなる、なんて話を聞いたことがあるのだけど、その研究をして いる方の本。 集団生活をしているアリや昆虫にもいろいろな種類があるし、人間の社会とは また違うのだけど、どうしても我々の生活や社会と結びつけて考えてしまう。 そして「ああ、なるほどねぇ」となんとなく安心したり、共感したりしてしま う。 個人的にとても興味深いと思うのは、アリの世界では子どもを産む個体という のが限られていて、その他大勢のアリたちは自らは繁殖せず、ひたすら集団の 維持のために存在しているということ。 人間社会では、子どもを産む女性と産まない女性、産みたくても産めない女性、 産んでも育てられない女性など、いろいろいるけれど、女性にとって、子ども を持つか持たないかというのは生き方を考える上でとても重要な要素。 そもそも結婚しない、できない女性もいるし、結婚したときには出産の適齢期 を過ぎている場合もある。結婚したら子どもを持つ、というのが当たり前と考 えられている社会的風潮は、今はだいぶなくなったけれど、それでもやっぱり 「お子さんは?」と聞かれることも多いだろうと思う。 はたして、子どもを持たない生き方というのは、生物として繁殖に貢献してい ない、ということなのだろうか、と常々疑問に思っていた。子どもを持たない 女性について、自らは産まないけれど、広い意味で、社会の子育てには貢献し、 役に立っている、という視点は今の社会にはあまりないように思う。 子育て中の女性から、なんとなく「あなたは子どもがいないから気楽でいいわ ね」と思われてる気がするし、子育てが終わった女性からは「私は子育てとい う一大事業を終えて社会的役割を果たしたわ」という充実感を感じてしまう。 そして「子どもがいない私って、なんて社会の役立たずなんだろう」と後ろめ たく思ってしまうのであった。 しかし、アリの世界は違う。集団の持続のために、産まない個体たちが働いて 巣を維持して産まれた子どもをみんなで育てる。そしてなかには働かないアリ もいるのだけど、そのアリたちにもちゃんと意味があって、子孫繁栄のために は必要なのである。 子どもを持たない人たちも、税金を払ったり、産休中の仕事を肩代わりしたり、 子育て中の親のサポートをしたり、子どもたちが安全に遊べるように地域で見 守ったり、大きな意味で子育てに参加しているという意識を持てるような社会 になったら、出生率ももっと上がるんじゃないかなと思う。 産む人を増やすのも必要だけど、産まない人も子育てに参加したり、貢献して いるという意識を持てるような工夫も必要なのかなと思うのであった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ふたつのコミュニケーション術◆『勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」』                              [2011/07/17] ──────────────────────────────────── 『勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」~自分ブランドで課題克服』 勝間和代・藤巻幸夫/著(NHK出版生活人新書/日本放送出版協会) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140883030/akane-22/ ──────────────────────────────────── 藤巻幸夫さんの「仕事学」に興味があったので買ってみたけど、勝間和代さん とセットだったので、なんだか微妙な感じ。 この二人の「仕事学」って相反しているように思えるのだけど、お互いを認め 合って褒め合っていて少々気持ちが悪い。 藤巻さんは人と向き合って人の心を掴む。人との繋がりを大切にして仕事の幅 を広げてゆく。 勝間さんは他人と自分を比べずにひたすら我が道を行く。自分の目指すものに 向かって効率的に自己を磨く。 藤巻さんのやり方というのは、他人の影響を受けて自分が成長していく働き方。 多種多様な考え方に触れながら、自分と相手との距離を測り、その場その場で 臨機応変に対応できる、コミュニケーション能力に長けた人なのだと思う。 勝間さんには他人の視点はなくて、自分の時間をどう使うか、具体的なノウハ ウを披露しているのだけど、応用しにくい。試験勉強などピンポイントには使 えるかもしれないけれど、生き方、働き方全体を考えると共感できる部分がな い。というか、そんなの言われなくても当たり前じゃないの、と思える基本的 なこと。 ただ、そういうものがない人、若い頃に失敗した勝間さんと同じように他人と コミュニケーションが取れないと悩んでいる人には具体的な方法を示している 分、わかりやすいのだろうとも思った。すでに当たり前にコミュニケーション 能力がある人に、「どうやってコミュニケーション能力を磨けばいいですか」 と聞いてもわからないだろうとも思う。「どうやって歩いてますか」と聞かれ てうまく答えられないように。 そういう意味で、コミュニケーションの達人の藤巻さんは、勝間さんの具体的 なノウハウに、「あ、コミュニケーションって言葉で説明するとそういうこと だったのか」と改めて気付いた部分があるのかもしれない。私の場合は、言葉、 というか箇条書きにしてマニュアル化してしまうといかにもそっけなくて、読 んでいて殺伐とした気分になってしまったのだった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「幸せ」の定義◆『勝間さん、努力で幸せになれますか』 [2011/07/17] ──────────────────────────────────── 『勝間さん、努力で幸せになれますか』 勝間 和代・香山 リカ/著(朝日新聞出版) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023304824/akane-22/ ──────────────────────────────────── かなり前に読んだまま、ここに書くのを忘れてた本。ブログのほうに書いて満 足しちゃってた。とりあえずざっと読み返す。 相変わらず噛み合わない会話。しかし香山さんの中の勝間像というのも実際の 勝間さんよりも「勝間さんらしい」イメージがあるような気もした。勝間さん ってけっこういいかげんなのだけど、カツマーっていうのは「仕事も子育ても できちゃう完璧な女性」像なのだろうな。 そして、今だから思うのだけど、そもそもこの二人のいう「幸せ」の定義が、 ひょっとしたら違うのかもしれない。だから噛み合わない。 巨大地震が起こり、原発事故が起こり、原発推進か、脱原発か、という議論が あるけれど、電力をたくさん使って経済を活性化させようと、という人たちは 原発は必要だというし、もっとエネルギーを使わない生活をして原始に回帰し ようという人たちは原発なんて必要ないという。描く未来像がまったく違うか ら話が平行線になってしまう。 勝間、香山対談も、ちょっとそういうところがあるのかもしれない。 どちらが正しいということは、今の時点では誰もわからないのだけど、自分は どうしたいのか、選択肢としてどちらの考え方もある、ということは大事だと 思う。 勝間さんの本を読んで疲れてしまうという人は、それが唯一の道でそうするこ とが「正しい」のだと思い込んでしまっているところが一番の問題。勝間さん を目指すことは、自己実現のための選択肢の一つではあるけれど、それが絶対 ではない。 香山さんはそのことを患者さんたちに伝えたいのだと思う。 だからね、問題は勝間さん本人ではなく、勝間さんを崇拝して目指してしまう 「カツマー」と呼ばれる人たち。直接対談しても、そんなに得るものはないの である。勝間さんは勝間さんの道をゆけばよい。 ■勝間和代×香山リカ論争はまだまだ続く…のか?(へにょへにょ日記) http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/diary/201001150000/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ドラマ化して欲しい◆『謎解きはディナーのあとで』 [2011/07/18] ──────────────────────────────────── 『謎解きはディナーのあとで』東川 篤哉/著(小学館) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/409386280X/akane-22/ ──────────────────────────────────── 2011年本屋大賞受賞作。大賞受賞の前から話題になっていたのと、執事とお嬢 様という設定に惹かれて読んでみた。 設定や登場人物のキャラクターが秀逸で、謎解きも面白く読めたのだけど、人 間関係の展開がないのね。執事の経歴はナゾのままだし(実は○○だった、と いう展開を期待していた)、お嬢様も最後までお嬢様のままだし。 続編が出たら読むかどうか迷う。この作者の別の作品は…いまのところはいい や。 でもこれ、ドラマ化したら面白そう。キャストを妄想するのが楽しいだろうな。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●応用の実践◆『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメ ント』を読んだら』 [2011/07/18] ──────────────────────────────────── 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだ ら』岩崎 夏海/著(ダイヤモンド社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478012032/akane-22/ ──────────────────────────────────── 難しいことを小説に折り込んで読みやすく伝える、という手法の本はいままで もたくさんあったと思うんだけど、この本がブームになったのは、普通に小説 として面白いということが大きいのではないかと思った。 あとは「ドラッカー」が時代に合っていたというのもあるかもしれないけれど。 「ドラッカー」ブームが先なのか、この小説がブームに先鞭を付けたのか、そ のあたりはよくわからない。印象としては「もしドラ」が出たことで一気に 「ドラッカー」ブームがやって来たという感じがしているのだけど、実際はじ わじわとドラッカーが注目されていてそこに「もしドラ」が出た、ということ なのかもしれない。 私は良く知らなかったのだけど、ドラッカー自体はロングセラーなので、ブー ムとかそういうものでもなく、もともと知名度が高かったものが、広く一般に まで知れ渡った、ということなのかもしれない。 舞台が高校野球ということで、幅広い世代が読めるというのも大きい。高校生 から、おじさん、おばさんまでが手にとって読めるし、甲子園を知っていれば 野球のルールを知らなくても大丈夫。 ストーリー自体はドラッカーの本の内容紹介も絡んでくるので、少々できすぎ ではあるものの、ドラッカーの言葉をかみ砕いて実践して、弱かった野球部が さまざまな難題を克服しながらチームがまとまって強くなってゆく、という展 開で最後まで一気に読める。 そんなにうまくいくもんか、とは思うものの、「ドラッカー」のその言葉をそ う実践するか、と面白く読めた。ドラッカー読んでもどういうふうに自分の仕 事に応用していくか、っていうのが大事なんだろ思うけれど、それができる人 とできない人がいるんだろうな。 そういう意味では、高校野球という一見、畑違いのものでも考え方次第で応用 が利くということが示されていて、やはりそこの部分がこの本が支持されて ブームになった所以なのかもしれない。 ──────────────────────────────────── 『マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則』 P・F. ドラッカー/著、上田 惇生/訳(ダイヤモンド社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478410232/akane-22/ ──────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●技術に裏打ちされたゆる鉄写真◆『撮らずにはいられない鉄道写真』                              [2011/07/18] ──────────────────────────────────── 『撮らずにはいられない鉄道写真』 中井 精也/著(学研ビジュアル新書/学研パブリッシング) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054045731/akane-22/ ──────────────────────────────────── 中井精也さんの「ゆる鉄」写真が大好きなのだけど、その撮影秘話や撮影のコ ツがちりばめられていてワクワクする一冊。 季節ごとに写真とそのエピソードを紹介。鉄道を中心にして、その周りの風景 や、自然、人間を写す中井さんの写真の数々に癒される。 癒やし系の鉄道写真というのも珍しいと思うのだけど、見ているとほっとする のだ。人々の生活の中にある鉄道。人工物なのに、なんだかあったかい。風景 に溶け込んでいてまるで自然の一部のようにみえることも。 夜景の中の列車は美しいアートのようだったり、花吹雪の中の列車は幻想的だ ったり。そんな多彩な写真が撮れるのも、確かな撮影技術があるから。 真似しようと思ってもなかなか真似できない。中井さんの写真を見るたびに、 自分ももっとカメラの勉強をしたいなぁと思ってしまうのであった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●豪華キャスト勢揃い◆『三銃士』 [2011/07/26] ──────────────────────────────────── ミュージカル『三銃士』 2011年7月17日〜8月26日 帝国劇場 原作/アレク サンドル・デュマ 音楽・歌詞/ロブ・ボーランド&フェルディ・ボーランド 脚本/アンドレ・ブリードランド 演出/山田和也 出演/井上芳雄、橋本さ とし、石井一孝、岸祐二、瀬奈じゅん、山口祐一郎、吉野圭吾、今拓哉、シル ビア・グラブ、和音美桜、伊藤明賢、坂元健児ほか ──────────────────────────────────── とにかくキャストが豪華。誰が主役でもおかしくないような人たちばかり。そ れだけに、逆に見せ場が分散されちゃってて、ひとりひとりの持ち時間が少な くて残念。 コンスタンスの和音美桜さんが可愛くてよかった。 「三銃士」という物語自体が、誰が主役かわからないし、最後は決してハッピー エンドじゃないのよね。涙あり笑いありで盛りだくさんなんだけど、バタバタ して終わっちゃった感じも。 帝劇の舞台は衣装やセットにお金がかかっているので、それらを堪能できたか らよし。 ■三銃士 http://www.tohostage.com/three/ ──────────────────────────────────── (茜音「日々のほのぼの」 http://blog.akaneiro.com/ より) ・・・・・・─・─・─・──・──・──→この続きも日々更新中です。 日記ブログ「へにょへにょ日記」は毎日更新中。。。 http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ──────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             ◆ サイト更新情報 ◆              ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃茜音 【ギャラリーと日記】 ┃ http://akaneiro.com/ ┃----------------------------------------------------------------------  (2012/04/04) トップページのカレンダー更新しました。4月は春めき桜         (足柄桜)です。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ぱんだ雑貨店 【壁紙とWEB素材】 ┃ http://sozai.akaneiro.com/ ┃----------------------------------------------------------------------  (2011/11/03) [壁紙-花・植物]コスモス、シュウメイギクなど10点追加しま         した。  (2011/12/08) [壁紙-花・植物]サザンカ、キクなど9点追加しました。  (2011/12/31) [壁紙-花・植物]サザンカ、霜と葉っぱなど6点追加しました。  (2012/02/02) [壁紙-花・植物]水仙2点、ベゴニア8点追加しました。  (2012/03/08) [壁紙-花・植物]ガーベラとトルコキキョウ4点、梅6点追加し         ました。  (2012/04/04) [壁紙-花・植物]梅3点、桜6点、ラナンキュラス2追加しまし         た。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  発行■そふえのりこ(祖父江典子)     【茜音-AKANE-】     メールフォーム     Twitter(@noriko_v)     Twitter(@henyo2)  「茜色通信」Web site■登録・解除・変更・バックナンバーはこちらから      ■「茜色通信」は、以下のシステムを利用して無料で配信しています。  まぐまぐ  マガジンID:0000023568  melma!  マガジンID:m00073386  めろんぱん  マガジンID:004615  Copyright(C) 2003-2012 Sofue Noriko  発行者の許可なく転載することを禁じます。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛