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茜色通信 Vol.0116
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2011/05/02 Mon.---Since2000/01/26
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さて、震災の影響で体調を崩している方が多いようですが、私も持病の
膠原病が悪化してしまい、薬が増えております。震災ストレス恐るべし。
マイペースに日常を過ごして行くしかないですね。皆さまも健康には十
分お気を付けください。
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_/Contents_/
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■チワワの小太郎 チワワ星通信
-- 今日のほのぼの --
●一読の価値有り◆『電子書籍の衝撃』 [2010/07/06]
●お金よりウッフィー◆『ツイッターノミクス』 [2010/08/04]
●Twitter入門書◆『Twitter社会論』 [2010/08/05]
●普通の人々の「戦争」◆『この世界の片隅に』 [2010/08/09]
●テレビの未来◆『明日のテレビ』 [2010/08/12]
●シンとした世界◆『きつねのはなし』 [2010/08/14]
●何度でも◆ミュージカル『エリザベート』 [2010/08/23]
--サイト更新情報--
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**◆*◆* チワワの小太郎 チワワ星通信 *◆*◆**
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年に一度の混合ワクチンと狂犬病のワクチン注射。今年も無事に終わりホッと
しています。狂犬病は大丈夫なのですが、混合ワクチンは8種混合で2度もア
レルギーが出てしまっているので、今は5種混合。野山を歩くので、本当は8
種のほうがいいのですが、予防のための注射で命を落とすことになったら身も
フタもないので、このままでいいかなと思っております。もう8歳で、年も年
ですしね。なるべく負担が少ないようにしていきたいと思います。
■へにょへにょ日記■(小太郎の日常はこちら)
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◆ 今日のほのぼの ◆
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こちらに掲載している記事は『日々のほのぼの』ダイジェスト版です。
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●一読の価値有り◆『電子書籍の衝撃』 [2010/07/06]
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『電子書籍の衝撃』佐々木 俊尚/著
(ディスカヴァー携書/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887598084/akane-22/
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電子書籍の何が画期的なのか、今後どのように普及してゆくのかが分かり易く
書かれていて一読の価値はあると思うのだが、音楽配信との比較で語られる箇
所ではちょっと懐疑的になってしまった。
音楽と書籍ではその性質が違う。音楽の場合はセルフプロデュースで、楽曲や
動画の配信、ライブ活動などをセットで行えばその楽曲というよりも、ミュー
ジシャンそのものにファンが付く。
が、書籍の場合はそう簡単な話ではないのではないか。
まず本の場合はライブ活動というものがない。動画の配信もない。中身を読む
のにある程度の時間がかかる。ファンを獲得するのにも、ある程度、(本を読
んだ人による)クチコミも必要。音楽の場合は一曲聴いてもらうのにそれほど
の時間は要さないので、多くの人にとりあえず作品を聞いてもらう機会を作れ
るが、文芸作品の場合はいくら作品がよくても、自分ひとりの頑張りだけでは
どうにもならない部分も大きそう。音楽と共通する部分も多いのだろうが、比
較して語るには違いも大きい気がする。
まぁ、書籍といっても文芸ばかりではなく、絵本や写真集、雑誌、果ては楽譜
や料理のレシピなど幅広いので、いくらでもやりようがあるだろうとは思うけ
ど。
現状の本の流通形態の問題点も指摘されており、取次を通さず書店との直取引
で本を流通させている出版社、ディスカヴァー21から発行されている点も、興
味深い。
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●お金よりウッフィー◆『ツイッターノミクス』 [2010/08/04]
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『ツイッターノミクス TwitterNomics』
タラ・ハント/著、津田 大介/解説、村井 章子/翻訳(文藝春秋)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163724001/akane-22/
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原題は「THE WHUFFIE FACTOR」で、ツイッターだけについて書いた本ではない。
ネットでのコミュニケーション、企業戦略などについて広範に書かれている。
そしてウェブの世界では貨幣の代わりにウッフィーが流通している。「ウッ
フィーは、その人に対する評価の証と考えればいい。人に喜ばれるようなこと
をしたり、手助けをしたりすれば、あるいは大勢の人から尊敬され評価されれ
ば、ウッフィーは増える。逆なら、減る」。もともとはSFに描かれた未来の通
貨だが、これをウェブに当てはめて説明していくことで、ネット上でのコミュ
ニケーションや経済活動、企業活動の在り方について理解しやすくなっている。
過去にあった成功例、失敗例についてもウッフィーのやりとりで説明が付くか
ら面白い。
最初はお金(収入)にならなくても、ネット上で信頼関係を築きウッフィーを
増やしていくことで人間関係が広がり仕事(注文)が舞い込み、さらにまたウ
ッフィーも増える。これは個人でも大企業でも同じ原理。
このウッフィーの原理に気付かずにいままでの商売の仕方を当てはめて顧客に
対応して 失敗した企業もある。逆にこの原理に気付いて新しい発想で顧客サー
ビスを始めた企業は成功している。
内容自体は、ネットを長年使ってきて身をもって感じていることばかりで、終
始うなずきながら読み進めた。こういう考えに至っていない人やネットに慣れ
ていない人が読んでもきちんと理解して実感できるのかどうかはわからないけ
れど、いままで漠然と感じていたことが見事に一冊の本にまとめられていると
いうところに感動。
著者は1973年生まれで私よりひとつ年上の同世代。ネットの使い方、ネットに
対する感じ方に近いものがあると思った。
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●Twitter入門書◆『Twitter社会論』 [2010/08/05]
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『Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流』
津田 大介/著(新書y/洋泉社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862484824/akane-22/
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津田大介さんって、ツイッターとか見ているともっと緩い感じなのかと思った
のだけど、本を読むと文章も内容もがっちり、しっかり。かなり好感度上がっ
た。ツイッターだけで人を判断してはいけない。
社会におけるツイッターの位置、ツイッターの成り立ち(歴史)、さまざまな
利用法と可能性などについて書かれている。ツイッターをやっている立場から
共感できる部分や納得できる部分が多かった。さらに踏み込んで、「お。そん
な見方ができるのか」という発見もあり、面白かった。
ツイッターは、ツイッターをやっていない人に説明するのはとても難しいのだ
けど、この本はとりあえずお薦めできる一冊だと思う。
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●普通の人々の「戦争」◆『この世界の片隅に』 [2010/08/09]
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『この世界の片隅に 上』こうの 史代/著(アクションコミックス/双葉社)
上
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575941468/akane-22/
中
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575941794/akane-22/
下
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575942235/akane-22/
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「夕凪の街桜の国」のこうの史代さんのコミック。太平洋戦争中の日本の「普
通の人々」を描いた作品。戦争中でも「日常」はあって、人々は強く明るく生
きていた。
主人公のすずさんがかわいらしく、その家族も個性的で活き活きしている。
こういう普通の人々の身近に、空襲や飢えがあって、死と直面している。それ
が戦争というものなんだなと思ったのだった。
やっていない人に説明するのはとても難しいのだけど、この本はとりあえずお
薦めできる一冊だと思う。
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『夕凪の街桜の国』こうの 史代/著(双葉社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575297445/akane-22/
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●テレビの未来◆『明日のテレビ』 [2010/08/12]
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『明日のテレビ チャンネルが消える日』
志村 一隆/著(朝日新書/朝日新聞出版)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022733489/akane-22/
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日本よりも、三年先を行っているというアメリカのテレビ事情を例に、テレビ
の今後について詳しく書かれている。ニホンのテレビはいったい今後、どこへ
向かうのか、楽しみでもあり、悩ましくもあり。
アナログ放送終了を一年後に控えて、日本のテレビ事情も転換点を迎えている
のかもしれない。YouTubeで好きなモノが見られるからテレビを見なくなっちゃ
った、なんて声もちらほら聞こえてくるし、ネットで十分だからテレビは必要
ない、なんて人もいるらしい。
私は元来のテレビっ子なので(昔に比べれば見る時間が減ってるけど)、テレ
ビがないなんて考えられないけれど、インターネットの普及で、昔のようなテ
レビのニーズというのは確実に減っているのだろうなと思う。私だって、以前
だったら、テレビを観たり、本を読んだりするのに充てていたはずの時間を、
パソコンの前に座ってTwitterやらブログやらに充てているのだから。
ネットがあれば、映画だってドラマだって、好きなときに好きなモノを見られ
るようになる日も近い。というか技術的にはおそらく十分可能なはずなのに、
なかなかそうはならない。なにか大人の、複雑な事情があるのだろうとは察す
るけれど、一視聴者としては、「簡単」に「好きなとき」に「好きな番組」が
見たいのだ。
方向性としては、そういう風になっていく、というのは分かった。分かったか
ら、なるべく早く、実現して欲しいものだ。そうしたら、みんな、パソコンの
前からテレビの前に戻って来るんじゃないかなぁ。
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●シンとした世界◆『きつねのはなし』 [2010/08/14]
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『きつねのはなし』森見 登美彦/著(新潮文庫/新潮社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101290520/akane-22/
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森見登美彦は面白いよ、と友人から教えてもらっていたので、新潮文庫の100
冊に入っていたこの本を買ってみた。不思議、不思議のきつねのはなし。
短編集だけど、ゆるく繋がっている感じ。京極夏彦のように明快な謎解きは
ない。不思議は不思議のまま。いったいなんだったの? とちょっと気持ち
悪さが残るけど、それがいいのかもしれない。
シンと冷えた空気が漂う世界だった。
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●何度でも◆ミュージカル『エリザベート』 [2010/08/23]
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東宝ミュージカル『エリザベート』 2010年8月9日〜10月30日 帝国劇場 脚
本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ 音楽/シルヴェスター・リーヴァイ 演出
・訳詞/小池修一郎 出演/瀬奈じゅん(ダブルキャスト・朝海ひかる)、山
口祐一郎(トリプルキャスト・石丸幹二、城田優)、高嶋政宏、石川禅、村井
国夫、杜けあき(ダブルキャスト・寿ひずる)、岸祐二、阿知波悟美(ダブル
キャスト・春風ひとみ)、伊東弘美、小笠原みち子、河合篤子、広瀬彰勇、治
田敦、阿部裕ほか
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エリザベートは元宝塚トップの瀬奈じゅんさんと朝海ひかるさんのダブルキャ
スト。トートは山口祐一郎・石丸幹二・城田優のトリプル。トートを3パター
ン観たい誘惑があるけれど、資金的にも無理なので、チケット取ったのは山口、
石丸トートのみ。今回は瀬奈・山口組。
一路真輝さんの頃はチケットが全然取れなかったのだけど、今はかなり余裕で
取れるみたい。抽選でもいつになく前方の席が取れてびっくり。「エリザベー
ト」をこんな前のほうでみたことなかった。おかげで、細かい芝居とか衣装と
かセットとかよく見えて楽しかった。
どうしても一路さんの歌声が耳に残っているので、比べてしまうのだけど、瀬
奈さんもよかった。ゾフィー役の杜けあきさんは好きなのだけど、この役はイ
マイチ。初風淳さんがよかったなぁ。
やっぱり、初演キャストが強烈で、観てるほうはそこを基準に比べてしまうか
ら今のキャストさんたちは大変だろうと思う。思い出はいつも美しいのだ。
それにしても、このミュージカルは曲がよいので、見終わったあとにはいつも
頭の中で歌がリフレイン。また観に行きたくなるのであった。
■東宝ミュージカル『エリザベート』
http://www.tohostage.com/elisabeth/
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(茜音「日々のほのぼの」 http://blog.akaneiro.com/ より)
・・・・・・─・─・─・──・──・──→この続きも日々更新中です。
日記ブログ「へにょへにょ日記」は毎日更新中。。。
http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/
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◆ サイト更新情報 ◆
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┃茜音 【ギャラリーと日記】
┃ http://akaneiro.com/
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(2011/05/01) トップページのカレンダー更新しました。5月は桜の若葉です。
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┃ http://sozai.akaneiro.com/
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(2011/03/05) [壁紙-花・植物]サクラなど13点追加しました。
(2011/04/07) [壁紙-花・植物]スイセン4点追加しました。
(2011/05/01) [壁紙-花・植物]サクラ、ナズナ、レンゲなど10点追加しまし
た。
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