□□□□□□□□□□□  茜色通信 Vol.0081   □□□□□□□□□□□ 2005/09/17 Sat.---Since2000/01/26  前号の発行部数148 =>>登録・解除・変更・バックナンバーはこちらから http://akane.pos.to/common/f/akaneiro.htm  「茜色通信」の読者登録をしていただきありがとうございます。  私のサイトの更新情報と日記(日々のほのぼの)のダイジェスト版を  お届けします。                  ◇ ◇ ◇ やっと少し涼しくなってきました。このくらいが一番過ごしやすいです。 このまま寒くならなきゃいいのに…。チワワの小太郎は暑いの大好きで すが、さすがにあまりにも暑い日はぐったりとしています。なのに冷房 の部屋には寄りつかずに日のあたる場所でお昼寝しています。冬はホッ トカーペット犬になってしまうから、今のうちにいっぱい日向ぼっこし ているのかもしれません。   ◎本のブログ「てくまくぶっく」 ---最近読んだ本・買った本・気になる本--- http://chokora.livedoor.biz/   ◎毎日更新中! チワワの小太郎のこと、料理のこと、本のことetc... 「へにょへにょ日記」 http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ _/Contents_/ ──────────────────────────────────── -- 今日のほのぼの -- ●チワワの小太郎★今年はラブリー。小太郎Tシャツ [2005年04月30日(土)] ●現実と非現実と真実◆『介護入門』 [2005年05月03日(火)] ●チワワの小太郎★横浜で合コン! [2005年05月05日(木)] ●二階は眠い◆『レ・ミゼラブル』 [2005年05月19日(木)] ●知ってる歌いっぱい◆『サウンド・オブ・ミュージック』                          [2005年05月26日(木)] ●久美沙織の作文講座◆『新人賞の獲り方おしえます』[2005年05月28日(土)] ●なまぬるい感じ◆『となり町戦争』 [2005年06月04日(土)] ●そのまんま◆『野ブタ。をプロデュース』 [2005年06月06日(月)] ●チワワの小太郎★辻村植物園で森林浴 [2005年06月11日(土)] --サイト更新情報-- ★茜音 【ギャラリーと日記】 ★ぱんだ雑貨店 【壁紙とWEB素材】 ★チワワの小太郎 【癒し犬の写真と壁紙】 ★ちょこらサーチ 【ショップ検索&ランキング】 ──────────────────────────────────── ※記事中の書名の下にあるURLは、オンライン書店bk1の書籍詳細ページの  URLです(特に断りのある場合を除きます)。 その本の内容、値段、大きさ  などの詳細情報のほか、bk1に投稿された書評なども読めます。   『オンライン書店 bk1』はこちら http://www.bk1.co.jp/p-akane01465/ ──────────────────────────────────── [PR] ■本だけじゃ物足りない。CD,DVD,ゲーム、PCソフト、電化製品などなど。 『Amazon.co.jp』はこちら  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?tag=akane-22&path=tg/browse/-/489986 ■いらなくなった本を Amazon.co.jp で売ることができます! 『Amazon.co.jp マーケットプレイスストア』 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?tag=akane-22&path=tg/browse/-/1058424 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             ◆ 今日のほのぼの ◆ ──────────────────────────────────── (日記もどき『日々のほのぼの』ダイジェスト版) 『日々のほのぼの』はこちら http://akane.pos.to/akane/f/honobono.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●チワワの小太郎★今年はラブリー。小太郎Tシャツ [2005年04月30日(土)] ──────────────────────────────────── 「ファッションセンターしまむら」で今年も小太郎のTシャツが販売されてい る。4月上旬からすでに店頭に並んでいるのだけど、今日、サンプルが送られ てきた。女児用で、サイズは130cm、140cm、150cmがある。うちではこれを着 るような子どもはいないのでサイズは関係ない。 昨年は各色、各柄、一着ずつ送ってもらったのだけど、結局、店頭で買ってそ れを知人にあげたりしたので、今年は少し多めに送ってもらった。 今年は柄は同じで色が二種類。昨年は長袖のTシャツだったけれど、今年は春 夏物で半袖。キャミソールの重ね着風になっていて、ヒモがついていてかわい い。ライトブルーと白がさわやか。 小太郎の写真は、昨年と同じもので、まだうちに来たばかりの赤ちゃんの頃の 写真。今と顔が全然違う。模様も違う。Tシャツを作った会社の方のデザイン がとってもかわいい所為もあるけれど、赤ちゃんコタ、すごいキュート。 季節限定のようなので、売り切れたらおしまいだと思うけど、半袖だから夏も 店頭にあるのかな。サンプルが来る前に、近所の「しまむら」で探したら白だ けあった。今年はヒモつきなので、たくさんつり下がってる中から探すのも探 しやすい。母が、見つけた小太郎Tシャツを一番目立つところにかけ直してい た。親ばかだのう…。 それにしても昨年に続き、今年も小太郎Tシャツを作りたいというメールが来 たときにはちょっとびっくり。一回限りだと思っていたのに。ほんとに人気が あったのね。うれしい。今年も売れ行きは上々らしい。去年のよりかわいいか らこれなら売れるんじゃないかな。親のひいき目かしら。 去年のTシャツ http://akane.pos.to/kotaro/story/2004/20040205.html ファッションセンターしまむら http://www.shimamura.gr.jp/frame_aboutus_shimamura.htm チワワの小太郎 http://akane.pos.to/kotaro/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●現実と非現実と真実◆『介護入門』 [2005年05月03日(火)] ──────────────────────────────────── 『介護入門』モブ・ノリオ/著(文藝春秋)ISBN:4163234608 http://www.bk1.co.jp/product/02468771/p-akane01465/ ──────────────────────────────────── ラップ調の文章が強烈なのだ。現実と非現実が混同しているような世界。その 中に真実がときどき顔を出す。人間の深層のようなものがひょっこりと。 金髪の青年の祖母の介護日記としてまっとうに書いたら、よくありがちなタダ の感動エッセイになってしまうだろう。祖母は青年をよくかわいがった。青年 は祖母のその愛情を忘れず、寝たきりになった祖母を一心に介護する。夜中に 数時間おきに起き、おむつを替える。昼間は母が介護するので寝ていると、親 戚がやってきていつまで寝てるのとバカにされる。何もしない叔母はさも自分 がすべてを知っているように「祖母が泣いていた」と嘆く。青年は叔母に当て つけるように祖母が自分たちにしか見せない笑顔の話をする。 ラップ調の文章は照れ隠しなのか、文学なのか。狂ったような文章の合間合間 に現実が現れる。祖母との関係が語られて、自らの生い立ちが語られる。 介護はしたことがないけれど、祖母が入院したりしたときに感じたこととか、 著者の家族への思いとか、共感する部分がかなりあった。個人的なことが語ら れているのに、それは普遍的なことだったりもする。 芥川賞受賞作。芥川賞受賞作を読んだことがないので、なぜ芥川賞なのか、 これが文学だからなのか、斬新なのかどうか、よくわからないのだけど、心を 刺激する作品ではあるかも。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●チワワの小太郎★横浜で合コン! [2005年05月05日(木)] ──────────────────────────────────── ゴールデンウィークはどこも混んでいるのでどこにも出掛けず家でのんびりす る予定だったのに、思いがけずお出かけ続き。5月3日は買い物のついでに小 田原の北條五代祭りの武者行列の出陣式を見た。小太郎は人混みと太鼓・花火・ 鉄砲の音にビクビクだった。人は多いし、暑くて日差しも強かった。小太郎は ほとんど抱っこされていたしあまり面白くはなかったみたい。人間はそれなり に楽しかった。 そして5月4日は、ネットのチワ友からチワワの合コンのお誘いがあって、急 遽横浜へ行くことになった。会うのは以前から楽天広場の日記を読ませてもら っている、まきさんちのカイトくん(♂)とイイタヌさんちのチクワちゃん (♀)。カイトくんはまだ9ヶ月なのにシブ顔のイケメン。チクワちゃんは横 浜小町。憧れの二頭に会えると思ったら前日からドキドキ、ワクワクして遠足 の前の日の小学生のように、眠れなかった私。 4日は父が仕事だったので、お誘いがあったときに、行けるかどうか悩んだの だけど、小太郎がいなくても参加したいくらい会いたかったので「行きます」 とお返事。そのあとで、そういえば私、今顔もぷくぷくだし体力もないしでオ フ会とかあんまり行けないんだったということを思い出した。顔のぷくぷくは 相変わらずだけど、体力は前よりはマシになった気がする。結局、小太郎とお 出かけしたい父が仕事を休んでくれて、家族全員で横浜までドライブすること になった。 父は横浜方面は混んでいないと思っていたようだけど、実際は横浜周辺に来た ら渋滞にはまってしまって、かなり早めに家を出たのに到着したのは待ち合わ せた時間ぴったり。間に合ってよかった。 待ち合わせは桜木町駅。父と母は合コンには参加せず、二人でブラブラしてい るというので、私は小太郎を連れて待ち合わせ場所に向かった。犬のオフ会は 目印とか決めなくても犬でわかるから便利。カイトくんもチクワちゃんも写真 で見たまんまだった。当たり前だけど。カイトくんは意外に小さくて華奢。チ クワちゃんは二本足で立って豪快な笑顔を振りまいていた。小太郎は例によっ てビクビクしていた。 人混みだらけで歩かせられないと思って、キャリーバッグは必須だと思ってい たのだけど、他の二頭はちゃんと歩いていてびっくり。小太郎も負けじと歩か せてみた。カイトくんはちゃんと人に着いて歩くので、人混みでもすいすい上 手に進んでいく。チクワちゃんはあちこち寄り道しながら歩くけど慣れてるし、 ちゃんと前に向かって進んでいく。小太郎はというと、ちょこまかと蛇行しな がら歩いてる。それでも前に進んでいるときはいいけれど、突然に立ち止まる ことがあって、踏まれそうで危険。やっぱりキミは抱っこか……。 ランドマークタワー下のドッグガーデンカフェでランチ。ハーブチキンサンド をいただいた。最初、紅茶を注文したのだけど、他のお二人が注文したカフェ・ ラ・テが犬の足形のトッピングをしてくれるというので、それに変更。足形ラ・ テかわいかった。ハーブチキンサンドも美味しい! メニューは言うことなか ったのだけど、テラス席は風が強くてちょっと困った。レタスやチップが飛ば されないようにお皿にサランラップがかけられていたのには笑った。ここのお 店は店内もワンコOKらしい。でも、風が強くなければ外のほうが広々して気 持ちいい。他のお客さんもみんなワンコ連れ。プードルやレトリーバーなどい ろんなワンコがいた。 小太郎は下に置いておくといろんなものを拾い食いしてしまうので、キャリー バッグの中で待たせておいた。他の二頭はテーブルの下でいい子にしていた。 小太郎はバッグのなかでプルプルしている。……と、背後からただならぬ気配 が…。見るとうちの両親がちょっと離れた階段の上から手を振っていた。声は 届かないので何を言ってるのかよくわからなかった。私に手を振っているのか と思ってちょっと近くまで寄ってみたけどよくわからず、まぁいいやと席に戻 った。あとで聞いたら、どうやら私にではなく、小太郎に手を振っていたらし い。小太郎は気づいてくれなくて、ちょっと寂しかったらしい。 ランチのあとは赤レンガ倉庫へ。ここは来たことがなかったので、案内してく れたイイタヌさんにリクエストしていた場所。桜木町駅から思ったより近かっ た。ここから山下公園までも歩いて行けるから、いい観光コースだなぁ。犬連 れでは中には入れないので、今度はワンコなしで来てみようと思った。 倉庫の横は芝生の公園になっていて、人々が思い思いにくつろいでいた。みな とみらい地区、全体的にものすごい人の数だったのだけど、普段はもっと閑散 としているんだそう。さすが、ゴールデンウィーク。 イイタヌさんがレジャーシートを持参してくれていたので、その上に座ってま ったりタイム。海が近くてレインボーブリッジがすぐそばに見える。振り向け ばランドマークタワーや半月型のホテル。ああ、横浜って感じ。いいわぁ。 チクワちゃんは他の気になるワンコが通るたびに「ワン!」。さすが横浜小町。 「横浜はわたしのものよ。通るときはあいさつくらいしなさいよ」と主張して いるようだった。カイトくんは芝生の上ですっかりくつろぎモード。仙人のよ うに何かを悟ったような表情。なんだか哲学しているようにも見える。ちゃん と歩いてくれるし、他の人にも犬にも友好的だし、大人しいし、とってもいい 子だ。小太郎は大人しいのはいいけれど、人見知りするしプルプルしてるし、 ダメダメ。 ここでイイタヌさんの旦那さん合流。携帯電話のバイブ機能のようにプルプル している小太郎を見て旦那さんが「着信中…着信中…」。どうやら小太郎はど こかと交信しているらしい。。。プルプル…プルプル…こちら小太郎、こちら 小太郎……地球には大きい生物がいっぱい。大きい生物がいっぱい……。そう いえば、チワワの顔って宇宙人っぽい。 あまりに小太郎が震えているので「大丈夫?」と心配されてしまった。大丈夫 です。これがデフォルトですから。チワワってみんなプルプル震えてるのかと 思ったら、どうやら小太郎だけみたい。常に鼻をヒクヒクさせて匂いを嗅いで いるのも小太郎だけ。やっぱり匂いフェチなのか。 私がトイレに行くときに小太郎を少し見ていてもらおうと思ったのだけど、リ ードを預けて行こうとする私を涙目で見上げながらなんとなくやばそうなオー ラを発してる。震えているだけならいいのだけど、最近の小太郎はパニックに なると噛みつこうとしたり奇声を発したりするので要注意なのだ。特に足の手 術をしてから少しナイーブになっているらしい。パニックになって逃亡してし まったりしたら大迷惑をかけてしまうことになるので、過保護と思われるかと 思いつつ、キャリーバッグに入れて一緒にトイレまで連れて行った。まったく、 おぼっちゃまなんだから。 カイトくんはひとりにされても全然平気そうにウロウロしていた。大物だ。他 のワンコが来るとチクワちゃんとカイトくんは挨拶しに行くのに、小太郎は私 のヒザに乗ってくる。キミも犬族なんだからちゃんと挨拶しに行きなさいよ。 赤レンガ倉庫から桜木町方面に帰る時に、男の子と遭遇。チクワちゃんは子ど もが好きらしくて喜んで触れていた。チクワちゃんが大人しく触らせてくれの で、その調子で小太郎のところに突進してきた男の子。おもわず「あー、だ め!」と大きな声を出してしまった。小太郎はへっぴり腰でシッポを丸めて耳 が倒れてパニック寸前。こういうときに手を出すと噛まれちゃう。他人の子ど もに怪我をさせては大変。危ないところだった。愛想がないのもほどほどにし て欲しいぞ小太郎。 プルプル、プルプル……こちら小太郎…こちら小太郎…ただいま危険な地球生 物に遭遇……プルプル、プルプル いいお天気で気持ちよかったのだけど、初めての場所、初対面の人に囲まれて 緊張状態だった小太郎。家に帰ってきたら安心したらしく、お水をガボガボ飲 んで、おもちゃを振り回して大暴れ。暴れたあとは爆睡してしまった。小太郎 の場合、こういう経験を積んだからといって慣れるということはないような気 がするけれど、やっぱりまたお誘いがあったら連れて行ってしまうのだろうな。 人間にもチワワにもたまには刺激的な出会いが必要よね。 ランドマークタワー http://www.yokohama-landmark.jp/ DOG DEPT(DOG GARDEN CAFE) http://dogdept.com/ 横浜みなとみらい21 http://www.minatomirai21.com/ 横浜赤レンガ倉庫 http://www.yokohama-akarenga.jp/ ぴゅあ*どろっぷ(まき*さん&カイトくん) http://plaza.rakuten.co.jp/tiwawakaito/ まめくらぶ(イイタヌさん&チクワちゃん) http://plaza.rakuten.co.jp/mameclub/ チワワの小太郎 http://akane.pos.to/kotaro/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●二階は眠い◆『レ・ミゼラブル』 [2005年05月19日(木)] ──────────────────────────────────── 『レ・ミゼラブル』 帝国劇場 2005年3月8日-5月29日 作:アラン・ブーブ リル、クロード=ミッシェル・シェーンベルク 原作:ヴィクトル・ユゴー  音楽 クロード=ミッシェル・シェーンベルク 作詞:ハーバート・クレッツ マー オリジナルのフランス語テキスト:アラン・ブーブリル、ジャン=マル ク・テナル 編曲:ジョン・キャメロン 翻訳;酒井洋子 訳詞:岩谷時子  潤色・演出:ジョン・ケアード、トレバー・ナン ──────────────────────────────────── 今公演3回目。11日の昼の部。S席だけど、二階席なので少し遠い感じ。二階 席はあまり好きではない。舞台がよく見渡せるのだけど、全体に平板に見えて しまって、眠くなってしまう。今回も途中で眠くなってしまった。歌が子守歌 代わり。でも眠くなる原因はもしかしたら、少し下向き加減で見ているせいか もしれないと、気づいた。首が凝って眠くなる。 山口祐一郎(ジャン・バルジャン)、岡幸二朗(ジャベール)、新妻聖子(エ ポニーヌ)、河野由佳(コゼット)、泉見洋平(マリウス)、シルビア・グラ ブ(ファンティーヌ)、徳井優(テナルディエ)、瀬戸内美八(テナルディエ の妻)、坂元健児(アンジョルラス)という微妙なキャスティング。シルビア・ グラブのファンティーヌは思ったほどよくなかった。健康的すぎて、ラテン系 のファンティーヌって言う感じ。あまり悲壮感がない。テナルディエ夫妻は前 回観た徳井&森久美子のコンビが強烈すぎて今回は物足りない。 バルジャンとジャベールも前回の山口&鈴木綜馬のコンビが絶妙だったので、 今回はちょっと物足りなかった。坂元健児、新妻聖子、泉見洋平、河野由佳、 それぞれよかった。何度も見ているので、相変わらずいいねー、という感想。 キャスティングの組み合わせとしては普通かなぁ。シルビア以外は全部見たこ とがあるので、新鮮味がなかっただけかも。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●知ってる歌いっぱい◆『サウンド・オブ・ミュージック』                          [2005年05月26日(木)] ──────────────────────────────────── 『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年/アメリカ) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?tag=akane-22&path=ASIN/B0007WZT8O/qid=1113347617/sr=1-1/ref=sr_1_10_1 ──────────────────────────────────── 言わずと知れた名作映画。1965年度アカデミー賞5部門受賞(作品・監督・音 響・編集・編曲)だそうだ。 主演のジュリー・アンドリュースはさすがの美声。でも見た目は思ったほど美 しい! って感じではなかった。この人の魅力は外見よりも内側から湧き出る オーラのようなものなのかも。いや、十分きれいなんですけどね。 とにかく、この作品、知ってる歌ばかり。CMとかで聞いたことある歌ばいっ ぱい。この曲もあの曲もこの作品の曲なのねって感じ。タイトルが分かるのは 「ドレミの歌」や「エーデルワイス」くらいなのだけど、曲を聴けば「ああ!」 って思うはず。 以前、アニメで「トラップ一家物語」を見ていたし、大地真央のミュージカル 版も見てるので、ストーリーは知っていた。最後の、音楽祭のシーンで子ども たちが歌いながら順番に舞台から去っていくところが好き。映画では広大な山 山の風景が美しい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●久美沙織の作文講座◆『新人賞の獲り方おしえます』[2005年05月28日(土)] ──────────────────────────────────── 『新人賞の獲り方おしえます』久美沙織/著(徳間文庫/徳間書店) http://www.bk1.co.jp/product/2513750/p-akane01465 ──────────────────────────────────── もともとは1993年に出版されたもの(文庫になったのは1999年)。なので、ネ タが古い。 久美沙織の作品はコバルト文庫でヒットを飛ばしていた頃によく読んでいた。 出てくる言い回しがその頃を彷彿とさせて、なんだか懐かしかったけれど、当 時は気にならなかったのに今読むと妙に鼻についたりして、私も年を取った なぁと思った。 作家になりたい人を対象にした講座を本にまとめたもの。久美さんに言わせれ ば、これは小説以前の、作文術だそうだ。とはいえ、ちゃんと小説にも応用が 利くようなテクニックも網羅されている。 自分で小説を書かなくとも、小説家はこんなことを考えながら書いているのか ということが分かって面白い。 新人賞受賞作を書くためのレベルとして、プロのヘタな作品を基準にしないよ うに、など、含蓄に富んだ言葉も多々飛び出す。 毎日ブログを書いている私としては、書いているうちに自然に身につけている テクニックもあり、また、なるほどそうかと思ったテクニックもあり、けっこ う参考になった。でもネタが古いので、読んでいて辛くなるときもある。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●なまぬるい感じ◆『となり町戦争』 [2005年06月04日(土)] ──────────────────────────────────── 『となり町戦争』三崎亜記/著(集英社) http://www.bk1.co.jp/product/2513750/p-akane01465 ──────────────────────────────────── 第17回小説すばる新人賞受賞作。で、帯に各紙に掲載された賞賛の言葉が並ん でいる。かなり期待して読んだのだけど、ちょっと期待はずれだった。 もっと見えない戦争の怖さがひしひしと伝わってくるのかと思ったら、全体的 にファンタジーのようで、あいまいなまま終わってしまった。なまぬるーい感 じ。 作者の意図がどこにあるのか図りかねるのだけど、戦争の恐怖という意味では、 戦争とはこんなものではない、という思いが強く残った。私は戦争を体験して いないからなんとも言えないけれど、戦争というのは日常が変わってしまうと ころが一番怖いのだと思う。だから、最終的に平凡な日常に戻ってしまう結末 がとても嘘くさく感じたし、途中も表面上、何気ない日常が続いているという ことにリアリティを感じなかった。人の死も、つぶさに描写されずに、会話の 中などでその事実が伝えられる。つかみどころがない。 でも逆に、この小説から戦争の恐怖を感じるという人もいるのかもしれない。 見えないところで行われる戦争。日常の延長線上で行われる戦争。それはある 意味、戦争の真実でもあるのかもしれない。 この著者の、もっと違うテーマの本が読んでみたい気がした。恋愛ものとか、 ファンタジーとか。そういう物を書いたときに、平凡な作品になってしまうの か、傑作になるのか、気になる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●そのまんま◆『野ブタ。をプロデュース』 [2005年06月06日(月)] ──────────────────────────────────── 『野ブタ。をプロデュース』白岩玄/著(河出書房新社) http://www.bk1.co.jp/product/2497965/p-akane01465 ──────────────────────────────────── 第43回文芸賞受賞作で芥川賞の候補作。著者が1982年生まれと若い。若いのに、 アニメの「一休さん」ネタとか登場する。あれって私が子どもの頃だけど、こ の著者の年代でも分かるんだろうか。あ、パトラッシュとかも出てきた。あれ は懐かしアニメ特集とかでやってるからね…。 太ってるいじめられっ子をプロデュースして人気ものにするっていうあらすじ を読んで面白そうと思ったのだけど、読んでみて、なんかちょっと違う。あん まり好きじゃない。文章の行間に趣がないっていうか、底が浅いっていうか。 書いてあるそのまま。それ以上でもそれ以下でもないような。うまく言えない けど。読みながら想像が膨らまないというか、そこに書かれてある以上のもの がないような気がする。ああ、そう、そうなんだ。そうだよね。おしまい。と いう。 主人公の悲しい性格も最初から伏線はってあったし、結末も想像つくし。ああ そうか、主人公に魅力を感じないというか共感できなかったのだ。登場人物に 共感できない。主人公がなぜそんな生き方をしているのか、共感できると思え るならば、この本はもっと違った意味をもってくるかも。 本当は冷めているのにクラスの人気者を演じている主人公・修二。そこに転校 してきたのが太っていて全然イケてない「野ブタ」こと「信太」。ひょんなこ とから信太がクラスの人気者になれるようにプロデュースすることになった修 二。信太は修二の思惑通りに人気者になってゆく。 読みながらなんか空しい。修二の本心が見えない。というかやっぱり共感がで きないのね。誰にでも演じている部分はある。だからそういうことが言いたい んだな、っていうのはわかるんだけどね。わかっちゃうところがまた、なんか 嫌。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●チワワの小太郎★辻村植物園で森林浴 [2005年06月11日(土)] ──────────────────────────────────── 3月末に手術した後ろ足もすっかり良くなって、手術前と同じかそれ以上によ く走っている。ソファに飛び乗ったり飛び降りたりしても全然平気。よかった、 よかった。でもまだ傷口周辺の毛が生えそろわない。傷口から糸がぴろんと飛 び出している。この糸は、体内にあるのは溶けてしまうらしいのだけど、外に 出てる部分は自然にぽろっと取れるらしい。引っ張ったら取れたのもあるのだ けど、まだ何本か飛び出している。 手術直後は左足をかばうようにするしぐさをしていたけれど、それも最近は見 なくなった。歩き方も手術前はがに股でおしりをプリプリして歩いていたけれ ど、今はおしりプリプリ度が前よりも低くなった。おしりプリプリのほうが可 愛いけど、今が正常なのよね。 おでかけも控えていたけど、もう大丈夫。という訳で、家からほど近い(と言 っても車で10分くらい)のところにある辻村植物公園に行ってきた。梅などの 植物があるのだけど、今の時期は花はなにも咲いてなくて、特に見所もないの で誰も人がいなかった。 入場無料。犬はリード付きならいいらしい。中を散策できて、ぐるっと一周す ると30分くらい。ゆっくり見れば1時間くらい。花は咲いていなかったけれど、 初夏の木々の緑がとてもきれいだった。森林浴。マイナスイオンいっぱい。 ちょっと段の高い階段があったのだけど、小太郎はそこもぴょんぴょん登 って行ってしまった。もう足はすっかりいいのね……と、ほっとする親心。 父も一緒だったので楽しかったみたい。うきうきした足取りで歩いていた。 小太郎は、人見知りはするけど、人がいなければ、初めての場所でも平気。 季節はずれの植物園で、人がいなかったのがかえってよかった。 そうそう、植物公園の前に、その隣にある「わんぱくらんど」に行ってみたの だけど、ペットは入園禁止だった。子ども向けの施設で、中にヤギなどの動物 がいたり、子ども用の乗り物なんかがある。ここも確か、入場無料。乗り物は 有料。子ども連れなら楽しい。こういう施設にも小型犬だけでも入れるように すれば、もうちょっと観光客が来るような気がするのだけど。 伊豆あたりは犬連れで入れる施設が多くなってきていて、ペットと旅行も楽し そう。反対に、箱根周辺はペットが入れる施設がとても少ないので、ペット連 れの旅行客には敬遠されそう。箱根は自然がいっぱいだから、ペットと旅行で きたら楽しいだろうと思うのだけど、なかなかペットOKの施設は増えない。 宿泊施設も、伊豆周辺だとペットOKの宿が結構多い。箱根はほとんどない。 この違いはいったいなんなんでしょう。海の民と山の民の違いなのかな。 辻村植物公園 http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kouen/tujimura_index.html 小田原こどもの森公園「わんぱくらんど」 http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kouen/kodomo_gaiyou.html チワワの小太郎 http://akane.pos.to/kotaro/ ──────────────────────────────────── (茜音「日々のほのぼの」より) http://akane.pos.to/akane/f/honobono.htm ・・・・・・─・─・─・──・──・──→この続きも日々更新中です。 日記ブログ「へにょへにょ日記」は毎日更新中。。。 http://plaza.rakuten.co.jp/fuwafura/ ──────────────────────────────────── =[PR]================================ 日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/000389a5.22be7a25/?url=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2f ==================================== =[PR]================================  ★┃今┃週┃の┃ベ┃ス┃ト┃セ┃ラ┃ー┃★┃  ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 【楽天ブックス】流行の本を今すぐチェック!! 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