□□□□□□□□□□□  茜色通信 Vol.0061   □□□□□□□□□□□ 2004/1/17 Sat..---Since2000/01/26  前号の発行部数146 =>>登録・解除・変更・バックナンバーはこちらから http://akane.pos.to/common/f/akaneiro.htm  「茜色通信」の読者登録をしていただきありがとうございます。  私のサイトの更新情報と日記(日々のほのぼの)のダイジェスト版を  お届けします。                  ◇ ◇ ◇  新年おめでとうございます。もう1月も半ばを過ぎてしまいましたが、  2004年最初の茜色通信です。今年もどうぞよろしくお願いします。    WEB年賀状はこちらです。   http://akane.pos.to/nenga2004.html  昨年12月のグループ展の初日の夜に激しい嘔吐と下痢の症状。翌日か  ら四泊五日で入院しました。展覧会自体は無事に終わりましたが、結  局、会場には初日しか行けず、せっかく見に来てくださった方々にお  会いできず悔しい思いをしました。申し訳なかったです。退院後もし  ばらくお腹の症状はあまりよくなかったのですが、最近やっと普通に  なってきました。    2003年の展示風景を「怪作展 Web Site」に掲載しました。   http://akane.pos.to/kai/    チワワの小太郎は新年早々に去勢手術をしました。睾丸がお腹の中  に留まっていたので、お腹をいっぱい切りました。傷口が痛々しい  ですが、今は元気に走り回っています。犬って強い。   ÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷ 【お知らせ】《Pubzineをご利用されている方へ》 「無料メルマガ配信スタンドPubzine」が2004年2月9日でサービスを終了しま す。(→Pubzine終了についてのお知らせ http://www.pubzine.com/ ) つきましては現在Pubzineの配信サービスを利用されている方(このメールの From欄がpubzy@pubzine.comになっている方)で、2004年2月9日以降も「茜色 通信」の配信を希望される方はお手数ですが他のメルマガスタンドへ登録し 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でも大きな犬が多かったので、小太郎と一緒に柵の外から見学。 そういえば、先日、家の近所の広場を散歩させていたら、小太郎がエアデール テリアにドーンと体当たりされてひっくり返ってしまった。向こうはじゃれて いるんだけど、小太郎にとっては驚異。たまたま小太郎は伸び縮みするリード がついていて、エアデールテリアは放し飼い状態だったので、小太郎は逃げ切 れずにリードが二匹に絡まってしまった。私はびっくりしてアワアワしてしま った。それ以上に小太郎のほうがびっくりしただろうけど。逃げようにも逃げ られずにキューキュー鳴いて可哀想だった。エアデールテリアは大興奮。やっ と逃げてきた小太郎はしっぽを後ろ足の間にいれて久々に恐怖の表情。やっと 最近大きい犬とも遊べるようになったのに。 ときどき会っている犬でもこうだから、知らない犬は怖い。踏まれたらひとた まりもないのだ。 アウトレットの帰りには鮎沢PAに寄った。ここにもドッグランがある。とっ てもかわいいグレーのトイプードルに会った。体重1.4kgだそうで、小太郎よ りも 1kgも軽い。これがティーカッププードルかぁ。この子とは仲良く遊んで もらったのだった。やっぱ小さい犬同士のがいいよね。 いつもはお昼寝の時間なのに、一日連れ回されて知らないところで知らない人 にいっぱい会った小太郎はもうヘトヘト。帰りの車の中ではウトウトしている ものの、熟睡はできないみたいで、振動があるたびに起きていた。家に帰って、 夜ごはんをあげたらもう、爆睡。いつもなら人間がごはんを食べていると台所 までやってくるのだけど、この日はずぅっと寝ていた。大好きなリンゴも催促 しに来なかったので、よっぽど疲れたんだなぁ。 御殿場プレミアムアウトレット http://www.premiumoutlets.co.jp/gotemba/ 鮎沢PA(上り) http://www.j-sapa.or.jp/sapa/tomei/ayuzawa_u.html 足柄SA(下り) http://www.j-sapa.or.jp/sapa/tomei/ashigara_d.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●天ぷらランチで満腹◆『マンマ・ミーア』 [2003年11月25日(火)] ──────────────────────────────────── 昨日、母と一緒に劇団四季『マンマ・ミーア』を観てきた。私は二回目だけど、 四季劇場「海」がある汐留は開発が進んでいて、前に行ったときとは様子が違 っていた。大きい変化は日テレができたこと。劇場に行く途中にあるのだけど、 三連休の最終日だったからかすごい人出だった。行列が出来ているので見てみ ると、「汐留ラーメン」のお店に並んでいるらしい。そんなにうまいのか? カレッタ汐留のてんぷら屋「つな八 粋」でランチ。1300円でおいしい天ぷら のランチが食べられる。大満足。このランチでお腹いっぱいになってしまった 母は、なんと一幕の間に居眠り。おいおい。 今回のキャストは、前に観たときとだいぶ違っていて、同じだったのは保坂知 寿(ドナ・シェリダン)、前田美波里(ターニャ)、八巻大(ハリー・ブライ ト)。他は全部違うキャストで、吉沢梨絵(ソフィ・シェリダン)、鈴木涼太 (スカイ)、平野万里(ロージー)、荒川務(サム・カーマイケル)、栗原秀 雄(ビル・オースティン)という顔ぶれ。 栗原秀雄は以前に地元で観たファミリーミュージカルの「人間になりたがった 猫」で猫の役をやっていた人だと思うのだけど、もっと若い感じだと思ってい たらおじさんの役もはまっていた。猫よりこっちのがいい。 ソフィは前に観たときは樋口麻美だったけれど、吉沢ソフィのほうがかわいら しくて好き。もとアイドル歌手。まだ四季に染まってない感じがいいのかしら。 前のキャストもよかったけれど、今回もよかった。作品がいいのね。でもやっ ぱり役者さんによって、イメージが全然違って面白い。違う組み合わせも観て みたくなる。保坂知寿は相変わらず歌い方が演歌調なので、ドナを違う人で観 てみたいなぁ。荒川サムはよかった。 今回、席が右サイドの後ろのほうだったので少し舞台が遠かったけれど、楽し かった。相変わらず四季の変なセリフ回しは気になるのだけど、カーテンコー ルでチャラ。カーテンコールで客席総立ちになって盛り上がるのは相変わらず。 っていうかお約束? なんか楽しい気分で劇場を後にできるってのはいいかも。 一幕で居眠りしていた母も、とりあえずストーリーは理解していたようで、二 幕は起きて観ていた。母が行きたいというからわざわざ取りにくい祝日のチケ ットを取ったのだから、ちゃんと観てよ。でもまぁ楽しかったみたいだからい いか。 とにかく話がどんどん進んでいくのでめまぐるしい。母はそのめまぐるしさに ついていけなかったらしい。もちろんABBAなんて知らないから、歌を聴い ても別になんの感慨もないらしい(マンマ・ミーアの曲は全部ABBAのヒッ ト曲)。 私は一回目でよく分からなかったところが分かって、ほうほう、なるほどそう いう話かと改めて納得。だって、母世代3人と父親候補3人、それぞれ背景が いろいろあって、一回観ただけじゃよくわからなかった。今回は大分わかって よかった。でもストーリー自体はそれほど複雑じゃなくて、一回目でも全然わ かりやすいのだけどね。曲も馴染み易いし、初心者にはお勧めのミュージカル なのだ。 汐留ラーメン http://www.ntv.co.jp/ramen-p/ SHIODOME.net 日テレタワー http://www.shiodome.net/ カレッタ汐留 http://www.caretta.jp/ 天ぷらつな八 http://www.tunahachi.co.jp/ 劇団四季 http://www.shiki.gr.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●犬と暮らす楽しさ◆『うちの犬ときたら…』 [2003年12月01日(月)] ──────────────────────────────────── 『うちの犬ときたら…』篠原淳美/著、米山邦雄/写真(ダイヤモンド社) http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-akane01465&bibid=02292633 ──────────────────────────────────── 犬って同じ犬種でも性格は千差万別。人間の子供とおんなじように、臆病だっ たり、陽気だったり、人なつっこかったり、内弁慶だったり、いろんな犬がい る。 だからこそ、犬を飼っている人たちは親ばかになって、「うちの犬が一番かわ いい!」と自慢したくなってしまうのだ、きっと。 この本はたくさんの犬と一緒に暮らしている著者が体験した犬の事件簿のよう なもの。犬がいるだけで生活が楽しくなる。日々いろんなことが起こる。人の うちのことなのに、我が家と照らし合わせて、そうそう、犬ってそうなんだよ ねって思ったり、え〜こんなことが!?とびっくりするような出来事があった り、読んでいる方も楽しい。 うちにはチワワの小太郎しかいないけれど、いろんな犬と一緒に暮らすのも憧 れるなぁ・・・。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●少女マンガ的芝居◆『彗星はいつも一人』 [2003年12月08日(月)] ──────────────────────────────────── 演劇集団キャラメルボックスのクリスマス公演『彗星はいつも一人』。観たの は3日(水)の昼の回だったのだけど、平日だったのでかなり空いていたみた い。当日券や前日割り引きなどで入った人も多かったよう。まぁでも、全部売 り切れっていうのもいいけど、映画館みたいに当日ふらっとやってきて観れる っていう演劇もいいよなぁと思うのだった。 今回は『レインディア・エクスプレス』という過去の公演の改訂版。大まかな 設定や役柄などは同じで、細かいところが変わっているみたい。『レインディ ア…』はビデオで観たきりなので、細かいところは忘れてるからどこがどう変 わったのか観ていてもよくわからなかった。全体の印象は一緒。あとでパンプ を観たら、思ったより大きな改訂だったみたい。『レインディア…』では生徒 が自殺して心を痛めている先生というのがいたのだけど、今回はそんな設定は なかった。ちょっとディープ過ぎるからなくしたのかな。 田舎の漁村で暮らすヒカリの祖母ナオのもとに、クリスマスイブにヒカリの友 人のナオが訪ねて来るところから始まる。一人暮らしのナオのためにクリスマ スパーティーを開こうと準備しようとするが、その前に東京で高校の教師をし ているヒカリからの手紙をナオに読み聞かせることに。そこにはヒカリに毎年 クリスマスケーキを届けてくれる不思議な男のことが書かれていた。その男は ナオが若い頃に出会った雷太だった。しかし雷太はある出来事がきっかけで全 く歳をとらず、ナオと出会った頃の若い姿のままなのだった。 一方、ヒカリの高校には新聞記者の佐々木という男がやって来る。佐々木はヒ カリの生徒である大地に興味を示す。実は大地の母と離婚した父で、末期の肺 ガンのため最後に息子に会いに来たのだった。しかし大地は仕事ばかりで家庭 を顧みなかった父を恨んでいてなかなか親子はうち解けられない。 ナオと雷太の物語と大地親子の物語がからみあって、最後は大団円へ。雷太が 不老不死になった幕末明治、ナオと出会った数十年前、そして現在と時間もか らみあう。 SFだしファンタジーだし少女マンガみたい。雷太は初演と同じ西川浩幸、ナ オも初演と同じ坂口理恵。佐々木の岡田達也はちょっとワイルド系でよかった。 それにしても、キャラメルってやっぱり絶唱系なのね。観ているとのめり込ん でしまうのだけど、見終わるとなんだか疲れてるかも。熱い感じ。間っていう ものがあんまりないからね、疲れるのかも。それでも年4回公演で、それくら いの割合でちょうど良く観に行きたくなってしまうのだった。 演劇集団キャラメルボックス http://www.caramelbox.com/ 日テレ福沢アナ率いる福澤一座の「進め!ニホンゴ警備隊」を キャラメルがバックアップ http://www.ntv.co.jp/event/ichiza/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●多発性筋炎その後・ウィルス性の胃腸炎で入院。 [2003年12月16日(火)] ──────────────────────────────────── 多発性筋炎の方は順調に薬が減って今はプレドニン22.5mg。若干、顔の丸みが 引いてきたような気がするけれど、あまり大きな変化はない。夜は睡眠時間が 少し長くなった。 ステロイド剤の副作用で、免疫力が落ちるっていうのがあって、風邪とかイン フルエンザとか膀胱炎とか菌関係の病気になりやすい。こまめにイソジンでう がいをしていたのがよかったのか、ステロイドを飲み始めてから風邪を引いた ことはなかった。なので、ちょっと油断していたのかもしれない。 11日から毎年恒例のグループ展があり、その前の準備などで少し気が張ってい たのだけど、あまり疲れすぎないように気を付けていた。それでも、10日の作 品の搬入・展示作業でメンバーと会ったり、作業したりして神経もつかって ちょっと疲れてしまった。次の日は展覧会初日で、地元のケーブルテレビが取 材に来てくれたり(ちょっとだけTV出演・ほんとは嫌だったけど)、会場を整 えたりしてまた少し疲れたみたい。でも本人は気が張ってるから、まだ大丈夫 だと思っていたんだけど。 で、少し早めに会場を出て帰宅。その途中で買い物をしたときに、ふっと鏡を 見たら、なんだか自分の頬がやけに赤かった。その時は暖房で暑いからだと思 ったけれど、あとで考えればもうすでに熱があったのかも。 突然の異変はその日の夜。夕ご飯はシチューが食べたくて、自分で作った。で も食べる前から少しお腹が張っていて、あまりモリモリ食べられなかったのだ けど、それでも食い意地が張っている私はシチューは全部食べたのだった。そ の結果、なんだかお腹が異常に張って気持ちが悪い。疲れてるし、早く寝るこ とにした。 9時頃にはもう布団に入って、一眠りして10時半頃に目が覚めるとまだお腹が 張って気持ちが悪い。気持ち悪い、気持ち悪い・・・でも寝れば消化されるは ず・・・・と思っていたら、急に吐き気が。いままでの人生で、吐いたことな んてないから、自分は吐かないと思っていたのだけど、そんなことなかった。 で、お腹の中のものが出てきたらすっきりするかと思ったら、しばらくすると 第二弾がやってきた。今度は下痢も。で、一時間か二時間置きに第三弾、第四 弾がやってきた。胃が異常に痛い。上から、下から食べたものが全部出てしま った。 なんだかもうほんとに異常な状態で、うちの両親もおろおろして救急車を呼ぶ か、救急で病院に行くか聞かれたので、とりあえず病院に電話してみてと頼ん だ。膠原病があるので、前にかかっていた病院に電話してみてくれたのだけど、 そこに膠原病の先生がもういないから診れる先生がいないと断られてしまった らしい。って膠原病の症状と違うのに。で、そこの病院で救急の病院を紹介し てくれる電話番号というのを聞いたらしいんだけど、救急の病院ではどこを紹 介されるかわからないので、とりあえず様子を見ることに。 私はといえば、そんな電話を母がしてくれている間も一人苦しんでいた。最初 は自分で動けたし、話もできたけど、だんだんと立ち上がって歩くのもしんど くなってしまった。結果、布団のなかで無言でじっと耐えていたのだけど、内 心、もうなんでもいいから救急車を呼んでくれ、とも思っていた。それが、母 には、症状が少し落ち着いたように見えたらしく、両親はそのまま部屋に帰っ て寝てしまった。酷い。そのまま私の意識がなくなって取り返しのつかない事 態になっていたらどうしたんだろう。 そのあとも私はほとんど這うように、ときどきトイレまで往復した。朝になっ て、もう出るモノがなくなって、飲んだお茶もしばらくすると吐いてしまうよ うになって、やっと少し落ち着いた感じがした。とりあえず病院に行かねばこ の苦しみは終わらんと思い、近所の家族の行きつけの病院に連れて行ってもら うことにした。父が仕事を休んでくれた。車の中でも少し吐いたのだけど、そ れが最後だった。 近所の病院で熱を測ったら、38.7度。そんなに熱があると思わなかったので、 自分でもびっくり。診察の結果、ウィルス性の胃腸炎じゃないかとのこと。脈 拍が異常に速いのと、膠原病でステロイドを大量に飲んでいるので、入院して 治療したほうがいいということで、入院施設のある大きい病院を紹介してくれ た。 そのまま紹介された病院へ行く。もう私は朦朧としていて、ほとんど夢の中だ った。大きい病院では紹介状を持って行ったものの、一般患者さんと一緒にか なり待たされた。横になっていたかったけれど、待合室の椅子でがんばった。 どうやらインフルエンザの注射の患者さんが多くて混んでいたらしい。結局、 診察してくれた医師は紹介状を見て、入院希望ですねと言って、そのまますぐ に点滴をされて、その間に父が入院の手続きをしてくれて、車いすで病室まで 連れて行ってもらって、ベッドに寝かせてもらった。ここでやっとほっとでき たのだった。 病室で熱を測ったら、39度。朦朧とするわけだ。脱水症状があるので、点滴を しなければいけないけれど、胃腸の方は水分を補給してれば自然と治るという ことだった。初日と二日目はほとんど食べられなかったのだけど、三日目くら いから少しずつご飯が食べられるようになって、四日目にはほぼ普通に食べら れるようになった。その間、毎日点滴が4本。全部で2リットル。水分とりす ぎ。 入院初日が金曜日で、土曜日曜は回診がなくても仕方ないと思っていたんだけ ど、月曜日になっても医師はやってこなかった。もう快復に向かっているのに、 まだ点滴やるのかなぁと思いつつ、月曜日も点滴4本。明日もやるのかなぁ。 退院はいつなんだろう。などなど、考えていると、看護師さんが「退院の日と か聞いた?」と言うので、「先生が来ないんです」と言ったら、「先生に聞い ておいてあげましょう」と言ってくれた。 そして、今日、火曜日の朝、いつもどおりに点滴4本の一本目が始まって、ま た今日も一日中点滴で、退院もまだ先かと思っていたら、看護師さんがやって きて、今日退院でいいと先生が言っていると伝えてくれた。なんじゃそりゃ。 患者の様子も見に来ないで点滴を毎日出して、良くなったらもういいのか。い いかげんな医者だなぁ。 ちょうど、今日は父が半日休みを取っているというので、迎えに来てもらった。 担当医師は外来で診察中だというので、外来まで行ってしばらく待たされてか ら呼ばれて診察室へ。初日の血液検査の結果などの説明。やはりウィルスが原 因の急性腸炎でしょうとのこと。いまさら説明されても・・・。まぁ何もない よりはいいか。ともかく、これで家に帰れる。 帰宅してからペットのチワワの小太郎と感動の再会をして毛繕いをしてあげて、 お昼ご飯を食べて、熱いお風呂に入った。やっぱり家はいいなぁ。 ところで、入院していた病室は救急病棟だったそうで、やたらと空きベッドが 多かった。私が入った部屋は4人部屋だったのだけど、先に二人いて、その人 たちは私が入院した次の日に二人とも退院してしまった。初日(金曜)に別の 一人が入ってきたのだけど、その人は火曜日まで何も治療することがないので、 外泊許可をもらって帰宅してしまった。その後、私が退院する日(火曜)まで 新しい人は入って来ず、結局4泊したうちの3泊は4人部屋にひとりぼっち。 超豪華な個室って感じだった。ちょっと淋しかったけれど、他の人に気を使う ことがないので気が楽。夜中に起きても、電気つけてもいいので、悠々自適だ った。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●チワワの小太郎★寒いのは苦手 [2003年12月23日(火)] ──────────────────────────────────── 小太郎の苦手な冬がやってきた。チワワはメキシコが原産と言われていて、暑 い国の犬らしく、暑さには強いけれど寒さにはとても弱い。去年の今頃はまだ 産まれてから3ヶ月くらいでとても小さくて、いつも私の膝の上で丸くなって いたような気がする。今年は小太郎にとって二回目の冬。 寒くなったらお散歩に行きたがらないかなと思ったのだけど、寒くてもお散歩 に行くとなると大喜びする。「さんぽ」「いく」という単語で飛び跳ねて喜ぶ。 別に行くつもりじゃなくても、飛び回って喜ばれると連れて行ってあげたくな るのが人情なのだ。そうして寒い日もお散歩に出かける私と父なのであった。 散歩のコースはだいたい決まっていて、道順は違っても通る道はいつも同じだ。 小太郎もそこは自分のテリトリーだと思っているらしく、匂いを嗅いで、とき どき立ち止まっておしっこをちょっとしてからまた歩き出す。おしっこはちょ っとずつ出して、最後には出なくなってしまうのだけど、一応おしっこポーズ をする。家では後ろ足を左右に開いておしっこするのだけど、最近は外で、壁 や背の高い草のところでするときには片足を上げてするようになった。ちょっ と大人になったのね。 それでもすごく寒い朝に散歩に行くと、喜んで出かけたものの、寒さが身にし みたのか少しの時間で帰りたがることもある。すごく寒い日はぶるぶる震えて ることも。そういう日は飼い主も寒いので、さっさと家に帰るのだった。 最近は朝も寒いし、夕方も寒いので、午前中は10時くらい、午後は2時か3時 くらいに散歩に出かける。広場に日が当たって暖かい日はリードをはずして少 し走り回ったりする。 家ではホットカーペットの上が小太郎の定位置。うちでは数年前からこたつは 使わずに、ホットカーペットを使っている。ホットカーペットの上に薄い布団 を掛けるとそれなりに暖かい。小太郎は昼間の大半の時間、この布団の中にも ぐってグーグー寝ている。留守番のときもカーペットの上で丸くなって寝てい るみたい。 日中、暖かい日は陽が当たる窓辺に小太郎用の座布団を置いておくとその上で 丸くなって寝ている。カーペットも暖かいけれど、陽が当たるところの方が好 きらしい。 それよりも好きなのが人のそば。家族の誰かが座っていればそこに寄ってきて、 膝に登って丸くなる。ホットカーペットのところに座って足を伸ばしていたら、 足の間に入ってきて丸くなる。座椅子に座ってくつろいでいると、腕組みして る胸の上に登って寝てしまうこともある。あごの下で小太郎が寝てるのだ。か わいいし暖かいのでそのままにしてしまう。ソファでごろ寝すればお腹の上で 寝てしまう。どこでも自分の寝場所だと思っているようだ。自分が眠くないと きは、寝ている人間の上に登ったり降りたりして遊ぶ。ごろ寝人間は小太郎用 アスレチックと化すのだった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●貧乏が身にしみる◆『罪と罰』 [2003年12月24日(水)] ──────────────────────────────────── 『罪と罰』ドストエフスキー/著、工藤精一郎/訳(新潮文庫) 上巻 http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-akane01465&bibid=01604872 下巻 http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-akane01465&bibid=00628584 ──────────────────────────────────── ロシアの文学というのは、その寒い土地柄なのか、暗い感じがする。この本も 全体的に暗い。しかも貧乏。貧乏な話は自分が貧乏なときに読んではいけない。 だってますます暗くなるから。ああ。。。 主人公は、自分も金を借りている、金貸しの強欲な老婆を殺し、その現場にや ってきた老婆の妹も殺してしまう。老婆は生きていても世の中のためにならな いと思って、自ら手を下すことにしたのだけど、妹は計算外だった。この、妹 も一緒に殺しちゃったところがミソ。強欲ババァだけを殺したのなら、こんな に長い話にならんだろうと思う。 要するに、世間のためにならない(と思われる)人を殺した主人公が自分の犯 した罪について、自首するかこのまま隠し通すかとぐじぐじと思い悩む話。暗 いんだよ! 女々しいんだよ! と何度突っ込みたくなったことか。 この話、主要人物たちがみんな貧乏。なんか読んでる方まで貧しい気分になっ てくる。貧乏って辛いよね。せめて本の中ではもうちょっとリッチな気分にな りたいものだわ。 で、主人公はといえば、大義名分があったはずの殺人なのだけど、犯してしま ったあとでその大儀が本当に正しかったのかどうか、悩んじゃうのだ。だって、 罪のないはずの老婆の妹まで殺しちゃったんだから。そっちの殺人には大儀は ない。それで、その妹はけっこういい人だったみたいだからなおさらね。 思い悩む中でいろいろな人に出会う。家族のために娼婦となった少女は世間か らは卑しい職業とされていても、心は美しい。この少女は大義名分があろうと 殺人は認めない。貧しくても清い生き方ができることを少女は主人公の青年に 見せつける。 青年は実は社会のためではなく自分の利己的な欲求のために老婆を殺したのか もしれないと思いはじめる。本当は金が欲しかっただけなのかもしれない。 と、延々と悶々と悩む青年の姿が描かれる。 っていうか、いくら悪い人だって、勝手に殺しちゃいけないでしょう。常識的 に。だけどその常識ってなんなんだって作者はいいたかったのかもしれない。 どうして人は人を殺してはいけないのか。みんなが勝手に悪いやつを殺したら、 世間の秩序ってものがなくなってしまう。だから、法律ってものがあるのだ。 悪いやつは法律で罰してもらう。勝手に殺しちゃだめなのだ。 そういうことをもっと考えてみようっていうテーマなんだろうな。それにして も文庫で上下二巻はちょっと長かった。理屈っぽい話を延々聞かされたあげく に結局は最初の結論に戻っちゃったような気分。 ──────────────────────────────────── (茜音「日々のほのぼの」より) http://akane.pos.to/akane/f/honobono.htm ・・・・・・─・─・─・──・──・──→この続きも日々更新中です。 ──────────────────────────────────── =[PR]================================ 日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/000389a5.22be7a25/?url=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2f ==================================== =[PR]================================  ★┃今┃週┃の┃ベ┃ス┃ト┃セ┃ラ┃ー┃★┃  ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 【楽天ブックス】流行の本を今すぐチェック!! 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