のびのび子育て指南書◆『孤母社会』
2008/09/21(日)

孤母社会 母よ、あなたは悪くない! (講談社+α新書 409-1C)
高濱 正伸(著)

講談社
¥ 840 [新書] 2008-08-22
ISBN:9784062725170 / ASIN:4062725177


ホラー小説みたいなタイトルだけど、育児指南書。孤独な母親が増えているのは、現代の核家族化などの社会構造によってであって、本人のせい(だけ)ではないという。

著者は学習会(塾とはちょっと違うみたい)や自然体験塾などで多くの子どもや親と接した体験から、さまざまな事例を挙げて、孤独な母親の子育ての問題点を指摘している。

最初、男性である著者が孤独な母親の心情を書き連ねるのには無理があるなぁと思って読んでいたのだけど、心情はちょっと違う気がするが、孤独な母親たちが子育てに行き詰まっているということに関しては、正鵠を射ていると思った。

読み進めるうちに、男性側から見た子育て、父親を子育てに参加させるための、男性側から見た母親へのアドバイスなどがあって、なかなか面白かった。父と母では、役割が違う。それぞれに合った役割があるのだ。そして、それぞれをうまく操縦するにはそれなりの理解が必要なのだ。

夫婦で上手に仲良く子育てするためのアドバイスが随所にちりばめられている。かわいい子には旅をさせよ。のびのび大きく育てるためのコツ。

子どものいない私が、この本のアドバイスを活用する日は…来るのだろうか。

正直が一番◆『堂々たる政治』
2008/09/19(金)

堂々たる政治 (新潮新書 257)
与謝野 馨(著)

新潮社
¥ 714 [新書] 2008-04
ISBN:9784106102578 / ASIN:4106102579

著者の与謝野馨氏が総裁選に立候補したので、読んでみた。もともと、この方には興味があって、至極真っ当なことを言う政治家だと思っていたのだった。

政治家っていうのは、理想を持っていて、正直でないとだめだと思う。そういう意味で、与謝野さんはとても魅力的な政治家。人間性にも惹かれる。その政治的な考え方なんかは、素人の私にはわからないけれど、言っていることはとても分かりやすくて、真っ当。共感できる分が多い。しかし、それを実行して、その予想どおりの展開になるかどうかは…なぞ。

どうも、この方は人を見る目があるような気がするので、総理総裁というよりは、調整役的な色合いが強い官房長官などのほうが向いているような気がする。福田総理もそうなんだけど。

帯に書いてある、「耳障りなことを言う。それが私の仕事である。」というのは本書の内容をうまく言い当てている。親は愛情を持って子を叱る。耳障りのいいことばかり言う人は信用できない。与謝野さんは、厳しいことも正直に言う。だから信用できると思う。

咽頭ガンの手術をして、体調面が心配だったけれども、手術できれいに取って、いま、健康面での不安はないようだ。放射線や抗がん剤治療もしなかったらしい。そして、大病を経験したことで、弱者の視点というものを持っているはず。これは、頼もしい。

与謝野鉄幹、晶子夫妻の孫。父は外交官で海外経験も豊富。東大を卒業して会社員も経験している。選挙には3回落選。9回当選。節目、節目でさまざまな挫折を経験している。(実際はどうか知らないが)安倍前首相のように、エリート街道まっしぐら、というタイプではない。そういうところに、親近感も持てる。

物理学の本が好きだそうだが、読書家のようである。囲碁と麻雀が好き。麻雀では同じ人と何度やっても仲良くならないが、囲碁だと一度で仲良くなれると言う。囲碁の打ち方で、人と為りがわかるのだそうだ。なんとなく、共感。碁の打ち筋というのは言葉よりも雄弁なのかもしれない。

多発性筋炎その後・また主治医が変わった
2008/09/06(土)

また主治医が変わった。数年ごとに変わる。相性が良ければ、ずっと同じ医師のほうが安心ではあるけれど、これから生涯にわたって病気と付き合わなければならないと思うと、逆に、いろいろな医師の診察を受けてもぶれない心構えを作っておいたほうがいいという気もする。

行くたびに医師が変わる訳じゃないから、ま、いいか。

今の病院に変わってからはずっと女医さん。今回は危うく男性医師になりそうだったのだけど、女性のがいい、と言って曜日を変えてもらった。今の病院は、医師がたくさんいるので、最悪の場合は「都合が悪いから」と言えば曜日を変えて医師も変えることができるとこがいいのだ。

男性医師でもいいんだろうけど、なんとなく、女性医師のほうが話しやすい。精神的に楽。

医師が変わったからと言って、治療方針は同じ。これは助かる。前の医師だったら、この秋くらいから薬を減らしてもらうことも考えていたのだけど、体調的な面からも、新しい医師になったということからも、薬の減量は見送り。今回の診察でも薬は当面10mgで、ということだった。それならそれで。

新しい医師になって、薬減らして、具合悪くなったら困るもんね。

前回の通院時に、薬局で「ジェネリック医薬品に換えますか」と言われた。ステロイドだったか、ガスターだったか、両方だったか忘れたけれど。ジェネリックは、基本的には安全なのだろうけど、データ不足で未知数な部分が多いと聞いたので、従来のままで、ということにした。

ジェネリック医薬品、薬によっては作用が違ったり、副作用が多く確認されているものもあるらしい。ステロイドなどは長く飲むから、ジェネリックに換えた場合に、1年後、数年後にどんな副作用が出るかわからずちょっと怖い。今の薬は、過去にずっと飲んでいる人のデータが蓄積されているわけで、ある程度副作用などもわかるけれど…。

この夏は予定が目白押しだった。無理のないように組んだつもりだったけれど、やっぱり後半には疲れが出てしまった。やっぱり毎週のように何らかのイベントがあるっていうのは無理があったのかも。秋はじっくり休まなければ。

難病情報センター
http://www.nanbyou.or.jp/

多発性筋炎・皮膚筋炎
http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/067.htm

至福の時◆「ジョン・エヴァレット・ミレイ展」
2008/09/05(金)

「ジョン・エヴァレット・ミレイ展」
Bunkamuraザ・ミュージアム 2008年8月30日-10月26日

好きな絵は? と聞かれて、好きな作家と絡めて「あの作家のこの絵」と答えることは多いけれど、ずばりこの一枚、と言われると困る。それでも、たぶん、ベスト5には入れると思うのが、今回展示されていたミレイの「オフィーリア」。

シェイクスピアの「ハムレット」で、悲劇的な死を遂げる少女を題材にしたこの絵には、なぜか惹きつけられる魅力があるのだ。ハムレットに裏切られたを思い精神を患い、川に落ちて流されながら死にゆく少女。自分の運命を理解しているのかいないのか、その目はうつろだ。

私自身、「ハムレット」のこの場面が好きで、果たして、この絵を見たのが先だったのか、「ハムレット」を読んだのが先だったのか…。たぶん、絵の方が先だったような気がする。きっと「ハムレット」を読むときにミレイのこの絵を思い浮かべて読んでいたのだろう。ほかにもオフィーリアを描いた絵はいくつかあるけれど、そのどれを見てもピンと来ない。オフィーリアの死の場面は、ミレイの描いた絵以外には考えられないのだった。

大学時代にロンドンのテート美術館で実際にこの絵を見たときには感動した。体調を崩して今は海外旅行どころではないので、まさかもう一度本物が見られるとは思いもしなかった。

こういうときは、つくづく、日本に住んでいてよかったと思う。Tokyoってすごいところだよ。

日本で、ミレイの絵を集めた展覧会って初めてのような気がする。私自身も、ミレイの他の絵ってあまりよく知らなくて、たぶんテート美術館でいくつか見たと思うのだけど、すっかり記憶の彼方。今回展示されていたものを見ても、画集で見たのか本物を見たのかわからないけれど、なんとなく知っているというものは数点あった。

改めて見てみると、この人、すごい。その緻密さ、リアリズムの追求、そういうところもすごいのだけど、驚いたのが色彩感覚。見た後の、その色の鮮やかさが鮮烈に印象に残る。それは彩度の高い色だけじゃなくて、ドレスの白、スーツの黒も含めて。

「マリアナ」のベルベットのドレスの青なんて、ものすごい。これは印刷では到底再現できないだろう。実際、販売されていた額絵はひどいものだった。

「オフィーリアの死」では緑。緑って、使うのが難しいのだ。それが不自然でなくそこに存在していることが驚異的。もうびっくり。

色彩に注目して見てみると、微妙な色合いを効果的に使っていることがよくわかる。それが、衣服の質感などと相まって、見ていてとても気持ちいい。衣服は、その素材がとてもよくわかる。つい、手を伸ばして触りたくなるような柔らかなドレス。細かな刺繍。子どもの花柄のワンピース。

子どもたちの目には強い意志が感じられて、可愛らしいのにどこか近寄りがたい崇高な印象を受ける。

この人の絵って、徹底的に作られた演劇的空間なのよね。オフィーリアにしても、実際のオフィーリアじゃなくて、オフィーリアになりきってオフィーリアを演じている女性に見えるのだけど、もともとオフィーリアは劇中の人物なのだから、それは間違いではないのだ。要するに、死にゆく人を演じている人だから、死の悲壮感というものを感じるものの、内心ではこの人は本当には死なないのだ、と安心している自分がいる。徹底的に細密に描写された背景の自然。手前でつくりものの死を演じる女性。生と死、現実とつくりものが交錯する不思議な世界なのだ。

とにもかくにも、日本で、これだけの絵を一度に見られるっていうのはなんて幸せなんだろう。この展覧会を企画した人に感謝。

ジョン・エヴァレット・ミレイ展
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/08_jemillais/index.html

観続けるということ◆『嵐になるまで待って』演劇集団キャラメルボックス
2008/08/29(金)

『嵐になるまで待って』演劇集団キャラメルボックス
2008年8月6日-31日 池袋サンシャイン劇場 脚本・演出:成井豊 出演:渡邊安理、細見大輔、西川浩幸、温井摩耶、三浦剛、石原善暢、阿部丈二、小林千恵、久松信美、土屋裕一(*pnish*)

キャラメルボックスの人気作品。今回で再々再演だそう。4度目。たぶん、初演以外は全部、生で観ている。始めはそれほど好きな作品ではなかったけれど、だんだんとツボにはまってきた。内容がくらいのだけど、舞台は美しい。

とにかく、冒頭の手話を使ったダンスは秀逸。これはもうずっと変わらない。全体の舞台美術や演出もほとんど変わっていないような気がする。

今回は幸吉くん役が客演の土屋裕一(*pnish*)さん。爽やかでかっこよかった。耳の聞こえない雪絵役は劇団員の温井摩耶さん。きれい。最後のカーテンコールの挨拶まで手話で、徹底していたのが印象的。

キャストも選曲も新鮮なんだけど、いままでと基本は変わらない。5年後か6年後に再演したら、また違った舞台になるのだろうな。少しずつ、少しずつ、進化する舞台。観続けるって、こういうことなのかなぁとちょっと思った。

演劇集団キャラメルボックス
http://www.caramelbox.com/

『嵐になるまで待って』
http://www.caramelbox.com/stage/arashi2008/index.html

「宝島」でいいじゃない◆『トレジャー・プラネット』
2008/08/05(火)

トレジャー・プラネット
ジョン・マスカー(脚本)、ロン・クレメンツ、ロブ・エドワーズ(脚本)、ロバート・ルイス・スティーヴンソン(原著)
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
¥ 4,179 [DVD]
ISBN:4959241947345 / ASIN:B00009XLLD
スティーヴンソン作「宝島」の舞台を異世界の宇宙空間にしてアニメ化したもの。ディズニーでは1950年に実写映画を公開しており、それのリメイクなのかもしれない。

最初から、人間の形をしていない宇宙生命体がたくさん登場して、ちょっと引く。人間の言葉を話してコミュニケーション取るものの、姿形が千差万別過ぎてあまり感情移入できないのだ。この人たちはいったいどうしてこういう進化を遂げたのか…とか物語と関係のないとこで悩んでしまって…(映画の中ではその説明はなし)。

登場キャラクターは、普通に人間にしたらよかったのではないかと思った。宮崎アニメとかに変な影響を受けてるような気もした。

舞台が宇宙空間というのもあまり必然性がなく、これも素直に海でよかったのではないかと…。だって、宇宙船が、まんま船の形だし…。

そんなわけで、自分でDVD買わずにレンタルで見てよかったと思ったのだった。昔の実写映画のほうを見たくなった。

宝島
ロバート・ルイス・スティーヴンソン(原著)

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
¥ 1,500 [DVD]
ISBN:4959241930170 / ASIN:B000BKDRFO

宝島 (福音館文庫)
ロバート L スティーブンソン(著)、寺島 龍一、坂井 晴彦(著)

福音館書店
¥ 893 [文庫] 2002-06-14
ISBN:9784834018042 / ASIN:4834018040

宝島 (偕成社文庫)
Robert Louis Stevenson(原著)、金原 瑞人(翻訳)

偕成社
¥ 735 [単行本] 1994-09
ISBN:9784036520008 / ASIN:4036520008

分かっていても面白い◆『スティング』
2008/07/31(木)

スティング

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
¥ 1,800 [DVD]
ISBN:4582131181095 / ASIN:B000G7PS0O

往年の名作。…でもどんな映画なのか、そもそも映画なのかすら知らなかった。でも名前は知ってる。なぜだ…。

テレビ番組で、この映画を紹介していて、痛快などんでん返しがあって、それはここでは言えない云々というお決まりのパターン。面白そうなので見てみたのだった。

有名な、昔の映画だというし、リアルタイムで見たらアッと驚くようなどんでん返しでも、今見たらそれほど新鮮でもないのだろうと思いつつ、ストーリーを楽しんだ。ポール・ニューマンにロバート・レッドフォード。かっこいい〜。

予想通り、どんでん返しはだいたい想像ついたのだけど、分かっていても面白い。

映画の冒頭で聞き覚えのある音楽が流れてきた。ああ、これか。この曲のタイトル「スティング」は映画のタイトルだったのか。

やっと楽しくなってきた◆『キャッツ』劇団四季
2008/07/30(水)

『キャッツ』劇団四季 キャッツシアター
曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー 詞:T.S.エリオット「Old Possum's Book of Practical Cats」より 日本語台本:浅利慶太 製作・演出:浅利慶太 振付:加藤敬二、山田卓 出演:佐渡寧子、秋夢子、高島田薫、上条奈々、坂田加奈子、西村麗子、久保田彩佳、高倉恵美、王クン、原田真由子、大口朋子、青井緑平、飯田洋輔、西門宇翔、荒川務、岩崎晋也、武藤寛、嶋崎孔明、花沢翼、高城将一、松永隆志、入江航平、赤瀬賢二、川野翔

観たのは三回目かな。最初は大学生の頃。生涯で初めて観た本格ミュージカルだったはず。でもストーリーがさっぱりわからず(ストーリーなんてないということが後でわかった)、そこからミュージカルに目覚めるということもなかった。

二度目は静岡かどこかで数年前。改めて、ストーリーがないミュージカルだなぁと思ったのだった。歌と踊りは楽しいけれど、観た後の充実感はやっぱりストーリーがちゃんとあるもののほうがいいかも。

今回は三度目。一回目はタダのチケットだった。友人に誘われて。二回目も三回目も、自分から積極的に観たいと思ったわけじゃなくて、一緒に行く友人が観たいというから半分はお付き合い的。

でも今回はだいぶ「キャッツ」というものが分かって来たので、ストーリーなんて考えずにその場、その場のダンスや歌を楽しんだ。これが「キャッツ」の楽しみ方だったのか! 三回目にしてやっと分かった。これならまた来てもいいかな。

「キャッツ」って初心者向けのミュージカルだと思われてるけど、実は玄人向けなんじゃないかと思う。だって、隣で観ていた子どもも「話がさっぱりわからないんだけど」って言っていた。やっぱりね。ミュージカルってこんなもんだって思っちゃうよね。こういう子には、「ライオンキング」とかのがいいんじゃないかと思う。

私も最初に「キャッツ」を観たばっかりに、ミュージカルって思ったほど楽しくないってずっと思っていたもの。最初に観るなら、「キャッツ」以外がおすすめなのだ。

劇団四季
http://www.shiki.gr.jp/

『キャッツ』
http://www.shiki.gr.jp/applause/cats/

生き生きと働く◆『不機嫌な職場』
2008/07/29(火)

不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書 1926)
河合 太介、高橋 克徳、永田 稔(著)

講談社
¥ 756 [新書] 2008-01-18
ISBN:9784062879262 / ASIN:4062879263

職場の人間関係が危うい。私は会社勤めじゃないけれど、身の回りでうつなどの精神疾患で休職したり離職したりする人たちの多さは実感している。

結局、効率を重視するあまりに人間関係が希薄になってしまって精神的に打ちのめされてしまう人が増えているのではないかと、薄々感じていた。その「なんとなく」の感じが、この本には言葉で明確に述べられていてわかりやすい。

効率を重視しすぎて精神的、肉体的に壊れてしまって休職されるよりは、適度に円滑な人間関係を築ける職場を作って、健康的に長く働いてもらったほうが会社としてもよいのではないかと思う。それには、職場の旅行だとか飲み会だとかスポーツ大会だとか、「無駄」「面倒」と切り捨てられていたイベントを復活させるのも有効。

うまく行っている職場の実例が紹介されているのもいい。こんな会社に勤めたいと思える会社。働いている人たちが生き生きしている職場。経営者だけじゃなくて、みんなでこの本を読んでいい職場作りをしていくと、日本はもっと良くなるのではないかと、ちょっとグローバルな気分になったのだった。

読後感が好き◆『きみがいた時間ぼくのいく時間』
2008/07/23(水)

きみがいた時間 ぼくのいく時間-タイムトラベル・ロマンスの奇跡-
梶尾 真治(著)

朝日ソノラマ
¥ 1,260 [単行本] 2006-06-23
ISBN:9784257790556 / ASIN:4257790555

演劇集団キャラメルボックスが舞台化。タイムマシン、クロノス・ジョウンターシリーズ。このシリーズは、舞台も小説も好き。

この本ではクロノス・ジョウンターはあまり出てこなかったけれど、いろいろな形のタイムトラベルものの短編が粒ぞろい。表題作は舞台ではかなり膨らませてあったけれど、原作はシンプルな一編。舞台は舞台でよかったけれど、この作品については、原作のほうがいいような気がする。舞台も、再演で少し手直しされるともっと良くなるのかもしれない。

梶尾真治さんのタイムトラベルシリーズは読後感が好き。完璧なハッピーエンドではないんだけど、こういう幸せもあっていいよね、っていうような、安心した気持ちになれるのだった。

演劇集団キャラメルボックス「きみがいた時間 ぼくのいく時間」
http://www.caramelbox.com/stage/kimijikan/index.html