『エリザベート』帝国劇場 2008年11月3日-12月25日
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツエ 音楽:シルヴェスター・リーヴァイ 演出・訳詞:小池修一郎 出演:朝海ひかる(Wキャスト:涼風真世)、山口裕一郎(Wキャスト:武田真治)、村井国夫、高嶋政宏、鈴木綜馬(Wキャスト:石川禅)、初風諄(Wキャスト:寿ひずる)、春風ひとみ、 伊東弘美、 浦井健治(Wキャスト:伊礼彼方)ほか
二階の最前列中央で見た。前回は涼風真世だったけれど、今回は朝海ひかるのエリザベート。トートは山口裕一郎。ダブルキャストは武田真治だけど、山口裕一郎が出演しているかぎり、永遠に見ることはなさそう…。
涼風エリザはかなり庶民的な感じだったけれど、朝海エリザは品があって美しい。こちらのほうが一路真輝エリザに近い。歌声はちょっと低めだけど好き。男役が抜けて、公演を重ねてゆけばどんどん変わってゆくのではないかと思った。
エリザベートの夫、フランツ・ヨーゼフは鈴木綜馬。久しぶりに綜馬さんを見た。やっぱりいいなぁ。綜馬さんは山口トートとのラストの掛け合いが絶品。これだけでも見に来た甲斐があった。エリザベートとのデュエットも素敵。…眠くなってしまうほど…。
「エリザベート」は2000年頃の初演から演出がところどころ変わっていて、今はオープニングで棺桶から登場して、ラストで棺桶に戻ってゆく。初演から数年間は、この演出はなくて、ラストでトートと手を繋いで舞台奥に消えてゆくという演出だった。最初の頃の演出のほうがよかったよね、と友人と意見が一致。最後に棺桶に収まるっていうのはなんとなく後味がよくないのだった。
東宝ミュージカル「エリザベート」
http://www.tohostage.com/elisabeth08_09/index.html
| デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書) たくき よしみつ(著) 講談社 |
レンズが大きければ、光がたくさん入り、明るい写真が撮れる。また、焦点距離が長くなるので背景がきれいにぼける。これは物理的なものだから、コンパクトカメラでは不可能なのだ。
CCDの大きさは、画素の大きさに関係する。同じ画素数でも、CCDが大きければ一つ一つの画素が大きくなって階調豊かな写真が撮れるのだそうだ。だから、小さなCCDにたくさんの画素を詰め込んだコンパクトカメラよりも、大きなCCDを持つ一眼レフカメラのほうが画質がいい、ということになる。
ところが、最近の売れ筋商品はどれも高画素数をうたったもの。コンパクトカメラのCCDならば、600万画素くらいでも十分にきれいに撮れる。A4程度に引き延ばすことも可能。
なのに、今のカメラは軒並み800万画素とか1000万画素とか。かえって、画素数が多い故の弊害が出て、画質が落ちている…ということらしい。
たしかに、作例を見ると、高画素数のカメラで撮ったもののほうが、あっさりと深みのない写真になってしまっている。画素数の少ない、少し古いカメラで撮ったもののほうが階調が豊かだ。
私が今使っているのは3年くらい前に買った500メガバイトのコンパクトカメラなのだけど、CCDの大きさは1/1.8と少し大きめ(今のコンパクトカメラは1/2.23くらいが普通)。画質的にはとても満足しているので、ムリヤリに画素数を増やしたような今の製品に買い換えるのに、少し躊躇している。
確かに、技術も進歩しているので、高画素数でも高画質を維持するようになっているのだろうけれど、このあたりでそろそろ、やたらと画素数を増やした新商品を発売し続けるのもやめたほうがいいのではないかと思った。
一眼レフでは1000万画素くらい。コンパクトデジカメでは600万画素くらいで十分ではないかと思う。
ところで、この本の内容は画素の話ばかりではない。デジカメを使う上で役に立つうんちくがたくさん載っている。撮影するときのコツとか、便利な設定など。
プロのように撮るのではなく、素人が気軽に試せるようなポイントが紹介されているので役に立つ。なぜか作例がカエルとか田園の行事とか狛犬とかで、ちょっと笑えるところもツボ。タイトル、内容にも惹かれたのだけど、この作例の写真を本屋で見て思わず買ってしまったというのがホントのところなのだった。なぜかちょっと癒される不思議本なのだ。
| ミクシィをやめる前に読む本―トラブルを回避する69のツボ 高橋 暁子(著) 双葉社 |
登録者同士のいざこざからマルチ商法の勧誘、恋愛関係のトラブルまでさまざま。ほとんどは、私が以前に遭遇したり、想定していたようなもので、携帯電話ユーザーとパソコンユーザーとの行き違いなんかは「まさに!」と激しく同感した。
ネットでの人間関係のトラブルというのはSNS以前からもあって、文字だけのコミュニケーションの限界というか、会って話し合えば解決するのに…ってものも多い。会えないのだったら、ネットでそこまで討論することは無駄。意見が平行線になっていつまでも解決しないってことだってある。結局、お互いに傷つくだけなのだ。
ネットは批判しあうのでなく、お互いを認め合うツールとして使うほうが、有効に活用できるのではないかと思う。(ときには批判することも必要だが、あくまでも相手を尊重し、自分の身分を明かした上でするべきだと思う。匿名での批判は泥沼化するので、自分が匿名で書き込むことも匿名の相手に反論することも絶対に避けるべき。)
一方、SNSの管理で想定していなかったのが、携帯ユーザーとパソコンユーザーの行き違い。携帯からもパソコンからもログインできるっていうのは画期的、って思っていたのだけど、いざ両者が同じ場所で活動しだすと思わぬ事態が勃発した。
携帯ユーザーからの投稿は単文になりがちで、パソコン画面で見るとかなりぶっきらぼうに見える。携帯からの投稿に慣れていない人が見ると失礼とも言える文章だったりもする。
また逆に、パソコンからの投稿ではかなりの長文も見受けられ、携帯からでは読みづらいものも多い。パソコンユーザーからの長文メッセージに対して、単文での返信になってしまいうまくコミュニケーションが取れないということもある。
実際に会って話してみると別にぶっきらぼうでもなんでもなく、普通にコミュニケーションが取れるのに、利用しているツールが違うことで、相手の人格まで違った印象になってしまうというのはなんとも不思議だ。
私はネットやSNSはあくまで道具、手段だと思っているので、あまり深刻に考えずにほどほどに活用するのが一番だと思う。何かあったら潔く退会すればいいのだ。精神的に傷ついたり、実生活の負担になるようなら本末転倒。
そもそも、SNSがなければ生きていけない…という状況自体がおかしいのであって、SNSは生活を潤すものの一つとして楽しめばいいけれど、そこに依存してしまうのは間違っている。SNSがなくても生きていけるように実生活を楽しむのが大事なことだと思う。
本の内容については、特別に感心するような解決方法があるわけでもなく、私が日々やっていること、心がけていることと同じようなことが書かれていた。が、逆にそれで安心した。この方向性で間違っていないと。
結局、最終手段は「退会」なのだけど、ミクシィの場合、退会してもまた戻って来る人も多いらしい。それでいいのではないかと思う。SNSは目的ではなく手段。負担になったら退会して、必要になったらまた戻って来ればいいのだ。上手に活用すればこれほど便利なものはないのだから、ゆるりゆるりと楽しみたいものである。
ずっと気になりつつ先延ばしにしていたんだけど、10月くらいに、とうとう婦人科と歯医者の検診に行った。診察券を見たら、両方とも5年ぶりくらい。体調悪いと検診に行くのもエネルギー消費が大きくて大変。検診に行く気が起きたってだけでも体調が復活しつつあるのかとも思うけれど、…そうでもないような気もする。よくわからない。
婦人科は子宮頸がんの検診のみ。体がんのほうは痛そうなのでパス。エコーでは異常なさそうとのことだったので、今回はいいや。
歯医者は最初の検診では虫歯なしって言われたので喜んでいたのだけど、ついでに歯のクリーニングもやってもらうことにして、その途中で虫歯が見つかった。がーん。ふたつも〜。歯肉に隠れて見逃されていた模様。見つかってよかったと思うべきなのか…。
歯肉の検査だとか歯磨きチェックだとか虫歯治療だとか…なんだかんだで2ヶ月も通うハメに。おかげで口の中はすっきりしたけれど、歯医者は苦手なのだった。
ついでなので眼科の検診も行った。こちらは半年に一度、と言われていたけれど、また少し間が空いてしまった。とりあえず異常なし。でも眼底の血管が蛇行しているのが気になるそうで、糖とコレステロールの検査結果を大学病院のほうで聞いてきて、と言われた。
で、多発性筋炎で通っている大学病院に行ったときに検査結果のコピーをもらう。言えばくれるということはわかったけれど、毎回もらうのはちょっと面倒そう。デフォルトでくれればいいのに。
難病情報センター
http://www.nanbyou.or.jp/
多発性筋炎・皮膚筋炎
http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/067.htm
『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』演劇集団キャラメルボックス
2008年11月29日-12月25日 池袋サンシャイン劇場 脚本・演出:成井豊+真柴あずき 出演:黒川智花、西川浩幸、大森美紀子、岡田さつき、菅野良一、大内厚雄、前田綾、岡内美喜子、温井摩耶、三浦剛、筒井俊作、實川貴美子、阿部丈二
テレビドラマに多数出演している黒川智花ちゃんがゲスト。「金八先生」の頃から見ているので、ものすごく若いと思っていたのだけど、もうすぐ20歳だって。それでも若い。舞台で見てもキラキラしていた。目が大きくて、照明を反射して、ほんとにキラキラ。メイクもキラキラ。あれ、自分でメイクしてるのかなぁ。
このストーリーはキャラメルボックスの演出家の成井豊氏がまず小説として出版したものを舞台化したものだそうで、いつもの初演の感じとはちょっと違っていた。初演ものって、わりとバタバタしていて、ストーリーのまとまりを欠いてるところがあるのだけど、今回は全体の大きな流れがしっかりしていて見やすかった。
テレビドラマのシナリオライターのもとに幼い頃に別れた娘が突然訪れる。成長した娘(これが黒川智花ちゃん)は父に自分の書いた小説を出版したいと言い、原稿の束を差し出す。父は娘に戸惑いながらもお互いの愛情を確かめ合ってゆく…というようなストーリー。
当然、キャラメルボックスなので、娘は実は○○で、死んだはずのおじいちゃんが見えちゃったり、人格が入れ替わっちゃったりする。途中でなんとなくネタはわかってしまったのだけど、それでも面白いのがキャラメルボックスなのだった。
「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」
http://www.caramelbox.com/stage/kimikodou/
演劇集団キャラメルボックス
http://www.caramelbox.com/
『エリザベート』帝国劇場 2008年11月3日-12月25日
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツエ 音楽:シルヴェスター・リーヴァイ 演出・訳詞:小池修一郎 出演:涼風真世(Wキャスト:朝海ひかる)、山口裕一郎(Wキャスト:武田真治)、村井国夫、高嶋政宏、石川禅(Wキャスト:鈴木綜馬)、初風諄(Wキャスト:寿ひずる)、春風ひとみ、 伊東弘美、 浦井健治(Wキャスト:伊礼彼方)ほか
ものすごく久しぶりの『エリザベート』。なにしろプラチナチケットで、ちっとも取れなかったのだった。今回は主演の一路真輝さん交代で、割と取りやすかった。劇場でもらった空席情報、12月はかなり空き空き。大丈夫か!?
今回は涼風エリザ。一路エリザファンとしては複雑だけど、ま、仕方ない。なんとなく庶民的というか、下町のエリザって感じだった。一路エリザの印象が残っている所為もあるかもしれないけれど、演者の違いに違和感。
涼風真世さん好きなんだけど、お姫様じゃないのよ。『マリー・アントワネット』のときも思ったけど。一路エリザのほうが気品があったなぁ。涼風さんは、キャリアウーマンとか、アネゴっぽい役のほうがいいような気が…。
歌はうまいから、それほどおかしなことにはなってないんだけど、やっぱり私は一路エリザが見たい! って思ってしまった。
山口さんは相変わらず。この役が一番いい。「最後のダンス」を聞いて、ああ、この一曲のために高いチケット代払ってもいいわって思っちゃった。久しぶりに踊っているのを見た。張り切ってるなぁ。
それにしても、久しぶりだったので、「あ、こんな場面も、あんな場面も、そういえばあったなぁ」ってなんだか次々と盛りだくさんで見ていて疲れてしまった。でも楽しかった。
東宝ミュージカル「エリザベート」
http://www.tohostage.com/elisabeth08_09/index.html
| ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組) アダム・シャンクマン(監督)、ザック・エフロン、ニッキー・ブロンスキー、クィーン・ラティファ、クリストファー・ウォーケン、ミシェル・ファイファー、ジョン・トラヴォルタ 角川エンタテインメント |
これ、日本で舞台化することあるんだろうか。キャスト選びが大変そう。太ってて踊れて、歌えて、演技もできる人って…。
主人公は底抜けに明るくて前向き。黒人差別の残る町で、人々が大きな声で言えないことを、堂々と言っちゃう。太ってたってお構いなし。自分の夢に向かって進んでゆくのだ。自分が、自分が、って言うんじゃなくて、ちゃんと周りの人にも優しいっていうのがいい。
そして、何と言っても、歌とダンスが楽しい! 一緒に踊りたくなる。…踊れないんだけど、気分だけ。ぜひぜひ、舞台で見たいなぁと思ったのだった。
『ヘアスプレー』
http://hairspray.gyao.jp/
| パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち ゴア・ヴァービンスキー(監督)、ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ジェリー・ブラッカイマー(プロデュース)、テッド・エリオット(脚本)、テリー・ロッシオ(脚本) ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント |
ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」の場面、場面がそのまま映画になってて、大興奮。いやはや。ディズニー、すごいね。
ジョニー・デップもよかったんだけど、オーランド・ブルーム、カッコイイ。。。
レンタルで見たのだけど、DVD欲しくなった。DVDがあれば、ディズニーランドに行かなくても、いつでも「カリブの海賊」気分が味わえるのだ。ふふふ。
| リプリー アンソニー・ミンゲラ(監督)、マット・デイモン(俳優) 松竹ホームビデオ |
マット・デイモンが演じる冴えない男、リプリー。ほんとに垢抜けなくて見ていてイライラっとする。マット・デイモン好きだったのに、いやー、気持ち悪い〜。演技だよね、わざとやってるんだよね。
ウソを隠すためにさらに殺人を重ねる主人公。どこまでも暗い。前半に出てきたジュード・ロウの放つ光で映画全体は暗くないのだけど、後半は、もう…。なんともはや。。。
アラン・ドロン版も見たい。
| 太陽がいっぱい ルネ・クレマン(監督)、アラン・ドロン(俳優)、マリー・ラフォレ(俳優)、モーリス・ロネ(俳優) パイオニアLDC |
| ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書 297) 石野 雄一(著) 光文社 |
ファイナンスって、会計よりも簿記よりももっと大きな視点が必要なんだろう。小規模な商店とかってレベルじゃなくて、もっと大きな企業の話だっていうのはわかった。…つまり、私にはあまり関係ない。
そんなことはわかっていたんだけど、株式投資したりするときに企業情報が分かった方がいいんだろうな、なんて魂胆で読み始めたのだった。結果、わけわからん。つまり、私には企業情報を読み解いて株式投資するなんてことは、あんまり向いてなさそう。
わからないながらも、最期まで(とばし読みだけど)読めたっていうのは、タイトル通り、内容はかなり「ざっくり」した説明だったらしい。企業の経営にはいろんな要素が絡んでくるのね、なかなか一筋縄ではいかないのね、って思いつつ、計算式なんて出てくると頭の中は「?」でいっぱい。ひとつひとつ、理解しながら読めば、きっとわかりやすいのだと思う。今のところ、私には関係ないから「ざっくり」読んで、おしまいにした。