悲哀がある物語◆『アヒルと鴨のコインロッカー』
2007/07/26(木)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
伊坂 幸太郎(著)

東京創元社
¥ 680 [文庫] 2006-12-21
ISBN:9784488464011 / ASIN:4488464017

映画化されるというので読んでみた。大学に入学したばかりの僕が奇妙な隣人に誘われて書店強盗の片棒を担がされる現在の物語と、その隣人と思われる人物が関わる過去の物語が同時進行で進んでいく。

なぜ書店強盗なのか、というナゾ。途中で奇妙な隣人の正体が分かるのだけど、え、これって映画ではどうなるの? という展開。気になる。

面白いのだけど、人がばたばたと死んでいるし、なんだかちょっと悲哀がある物語だった。伊坂幸太郎の小説って、どれも悲哀があるのよね。うん。そして、相変わらず、登場する人物たちはそこらへんにいそうでいなさそうな不思議な人たちなのだった。