演劇の話だというので読んでみたのだけど、期待、というか予想していたようなものとは違った。もっと「ガラスの仮面」みたいなものを想像していたのだけど、それほどの、「ほとばしる情熱」のようなものはなく、淡々と物語は進んでいくのだった。
中心となっている、演劇少女に熱がないのよね。淡々としている天才少女。対する実力派女優のほうは多少熱があるのだけど、感情移入はできない感じ。
全体的に消化不良で読み終わってしまった。私が好きな演劇集団キャラメルボックスを取材して書かれたみたい。演劇の裏話も満載…かと思いきや、そうでもないし。しかし、ドラマ化したり、舞台化したり、映画化したりしたら面白そうではある。実写版で見てみたいものだ。