長かった◆『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』
2007/06/13(水)

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ1
夢枕 獏(著)

徳間書店
¥ 1,890 [単行本] 2004-07-21
ISBN:9784198618780 / ASIN:419861878X
沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ2
夢枕 獏(著)

徳間書店
¥ 1,890 [単行本] 2004-07-21
ISBN:9784198618797 / ASIN:4198618798
沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻之三
夢枕 獏(著)

徳間書店
¥ 1,890 [単行本] 2004-08-29
ISBN:9784198618933 / ASIN:4198618933
沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻之四
夢枕 獏(著)

徳間書店
¥ 1,890 [単行本] 2004-09-16
ISBN:9784198619176 / ASIN:4198619174

ハードカバーで全四巻。高かったし、長かった。しかし、完成までに17年を要したというから書いた方も大変だっただろう。

書評などでは「面白くて一気に読んでしまった」という感想が多かったので期待大だったのだけど、読み始めたらイマイチ乗り切らずだらだらと時間がかかってしまった。途中で他の本を読んでしまったり。

三巻くらいからはかなり一気に読めたけれど、全体的にはそれほどのお気に入り作品ではない。なんとなく『陰陽師』とかぶっているし。でも傑作という評価はまんざら嘘ではないと思う。男の人はこういうのが好きなのかもなぁ。書評書いていたのもほとんど男性だったと思う。

登場人物が多くて、ゆっくり読んでいた分、途中でよくわからなくなったときもあった。さらに、時間も過去と現在を行き来していて四次元空間のようだ。こんがらかりつつも最後にはすべてのナゾが集約されて宴の場面となる。わからないまま読んでいても、最終的にはちゃんと楽しめた。さすがの夢枕獏なのだった。