フランスという舞台もよいし、その登場人物たちもバラエティに富んでいて読んでいて楽しい。ナポレオン、マリー・アントワネット、ジャンヌ・ダルク、マルキド・サド、などなど。歴史の本は堅苦しいけど、これなら女性誌の記事並に敷居が低い。そう、女性誌のゴシップみたいなのだ。だから面白いのね。
人の不幸は密の味。断頭台の露と消えた人々や、権力者の影で涙したり笑ったりした女性達。数奇な運命を辿った人々。どこまでが事実なのかわからないところもミソ。想像力をかき立てる余地もちゃんと残っているのだった。